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#20:ときめきの種を育てる~ときめきと結婚を考える~

こんにちは。前回、恋愛感情と結婚について少し考えてみました。今回は、恋愛をスタートさせる感情の代表的なものである「ときめき」について、私なりの分析といった感じですが考えてみようと思います。


私と主人が出会ったのは、当時の風潮を反映するナンパでした。主人から声をかけられた瞬間、ビビッと感じました。その瞬間こそが、私が「ときめき」を感じた瞬間だったのかなと思います。

これまでは、「ときめき」が結婚を考えるときに重要だと考えていました。もちろん、その感覚を大切にするのはステキで、無いよりある方が良いと思います。

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改めて、「ときめく」ということばは?と調べてみると、「特定の人や状況に対して強い感情的な興奮や喜びを感じること」や「喜びや期待で胸がどきどきする」とあります。私も当時は、出会いに胸が躍っていたのでしょう。社会経験もまだまだこれからという中の若いからこそ、経験よりも想像の方が優先していたのだと思います。
ですが、年を重ねるとどうでしょう。今では、私と主人の関係は恋愛というより敬愛に近いのかもしれません。でも、「ときめき」が無いかというとそうでもありません。心臓がドキドキするような感情ではありませんが、緩やかな心地いい感情に代わってきているのかなと感じています。

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婚活に携わるなかで、「ときめきを感じない」と悩まれていることもよく耳にします。この感情は、相手と自分の間で化学反応が起こるものだと思います。待っているだけのものではなく、自分からも働きかけて相手への反応を起こそうとしてみることも大切なのだと思います。自分の魅力的な部分が表に自然とにじみ出る、あるいは相手にきちんと届けることで相手への反応にもつながると。

だからこそ、自分自身の魅力が何なのかを知っておくこと、そしてそれを強みとして表現していくことが大切です。

多くの日本人が苦手としている部分かもしれませんが、奥ゆかしいながらも表に出すことが必要なステキさは躊躇しなくて良いと強く思います。
自分の魅力を出す方法の一つには、自分自身のことを受け入れてあげることがあります。自分が自分自身を大切にできなければ、他の人がそれ以上に叶えてくれることは難しいのですから。

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魅力がなかなか見つけられない、あるいは自信がない人は、まずは自分のことを「大切にしたい」と思ってやさしい気持ちを自分に向けてあげてください。言葉のチカラはとても大きいものです。日々の使う言葉、かける言葉を変えることで、自分も変わっていくことに気づくでしょう。

ときめきの感情の種をまき、そして育てていくために、まずは自分自身を大切にしてみてください。子ども達をはじめたくさんの方々が、これからの大切な人との出会いに向けて、そうして過ごしてもらえたら嬉しいなと願っています。今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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