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【伝える力】岩手県立平舘高校家政科学科のと或る授業。

地域魅力をインプット&アウトプット

皆さんこんにちは、 地域密着コーディネーターのI-Attract.鈴木です。

今年5月、私は「地域観光基礎」授業の中で「自分たちが生活する街のことをたくさんインプット、そしてアウトプットできる人になってもらいたい」という話ををさせていただきました。そんな自分は、この地域の「モノ、コト、そしてヒト」を生徒に繋ぐ授業をコーディネートアドバイスして4年目となりました。

今まで外部講師の紹介と調整、校外授業の提案と調整などインプットに対するコーディネート、そして、溶岩パン地域の染色布を使ったモノづくりなど形としてのアウトプットのコーディネートをしてきました。ポスターやチラシづくりも挑戦してきました。

しかしながら、2019年から沸々とやりたい!・足りない!と思っていたのがインターネットを利用した【自ら発信!】というアウトプット
なので今年度は、「八幡平を伝えられた!」という経験を増やしていきたいと考えています。

【伝える力】についての特別授業

そこで、今日の岩手県立平舘高等学校家政科学科の「地域観光基礎」では「伝える力」についての特別授業を行いました。

松本氏の「ライターのお茶会」シリースの高校編!!
「ライターのお茶会:基本編(大人vre.)」一期生のワタシも勉強になりました。

様々な授業内容や日々の生活で情報を得ている生徒たちに、今必要なのはなんだろう?と考えた時に、自ら発信するとはどういうことなのか?そして「地域観光」にも発信力=伝える力はすごく大切なのだということを知ってもらいたいと思いました。

講師は、元八幡平市地域おこし協力隊の松本侑子さん。地域おこし協力隊を卒業後、市内で会社員となり副業でライターとしても活躍中です。

「地域観光」にも紐づけてくださいました!感謝です!!

松本さんのわかりやすい資料とお話には、インターネットという現代社会のツールを活用して、自分の感覚を大切にし、自分の想いと言葉で「誰かに伝える」ことに挑戦するための、基礎知識と前向きな気持ちが詰めこまれていました!

もちろん、インターネットリテラシーについてもありましたが、事例を見ながら、読みやすい、わかりやすい表現や、空白の使い方、文章全体の構成方法など先生からも好評な内容でした。

1人一台タブレットの時代。このコースの生徒たちは、どんな発信をしていくのか楽しみです!最初は不慣れで当然、楽しみながら数をこなしていけたらいいなと思います。

繋がり、伝え、続いていく

今は「高校の魅力化」という時代。確かにそうでしょう。盛り上がりと、盛り下がりと、繰り返しの「流行」を追っていく部分もあっていいかと思います。しかし、今の学校があるのは地域の人たちがいるからで、その人達が出来る範囲で出来ることをしてきた繋がりが根底にあることを忘れてはいけない気がします。

岩手県立平舘高等学校 
様々な分野で活躍する学校です
校舎内、ゆったりとした風が吹く感じが大好きです

繋がるとは、続くことでもあります。

地域を見て、聞いて、会って、体験して、この授業で知ったことや感じたことは、きっと生徒自身の糧になります。

テストの点数のように、目に見える成果や結果になり難いことですよね。

しかし、若い世代が少しでも自分たちの地域の良いところ、好きなところを伝えられたら、きっと誰かに繋がり、また伝えられ、この地域の活力となり、生活や観光など様々な社会活動も明るい輝きがみえる市になるのでは?と感じています。「地域観光」の「基礎」でもある「地域力」が育てばいいなと思いながら、次回の授業も楽しみたいと思います。

2022年7月19日、岩手県立平舘高等学校家政科学科「地域観光基礎」の授業についての投稿でした。最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今後、「はちらぶ」ページにて、生徒発信の挑戦をしていく予定ですので、ぜひ「スキ」&「フォロー」いただけたらと思います。

追記
また、私は今回の講師である松本さんが開催した「ライターのお茶会」の第一回目の参加者であり、その後、作文が大嫌いな自分が某クラウドソーシングではライティング部門で副業もしております。「ライターのお茶会」&「ライターのお茶会・実践編」記事をどうぞ。


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