自己紹介と栄養療法との出会い
幼い頃の夢、看護師への道
幼い頃から、私は母の影響もあってか、看護師になることを夢見ていました。その夢をかなえ看護師としての道を歩むことになったのです。
少し長いですが、最後までお付き合いくださいね。
総合病院での経験と試練
私の看護師としてのキャリアは、総合病院の救急外科病棟から始まりました。重篤な状態の患者様が搬送されてこられる、緊張感あふれる職場でした。その後、内科や小児科、神経内科、など、多岐にわたる病棟での看護師としての経験を積みました。
勤務は、24時間体制で、精神的にも肉体的にも徐々に疲労やストレスが溜まっていきました。
健康的な食生活への自信と挫折
私は、忙しい日々の中でも、健康に良い食事を心がけていました。自炊を心がけ、朝は簡単に食パンを食べ、油分を控えた食事をして、花粉症に良いとされるヨーグルトを毎日摂っていました。しかし、期待した効果は得られず、花粉症の症状は年々ひどくなり、春には鼻水が止まらず、ティッシュを鼻に詰め、目のかゆみも強くなり、点眼をして、仕事をしていました。
また、冷え性もひどくありました。
栄養療法を学んでからは、その当時の食事は最悪だったと理解できるのですが、その時は、とても健康的な食事をしていると信じていたのです。
体力の限界と日々の疲労
そんな食事を続けていると、30代後半になって、夜勤明けには家までたどり着く元気も出ず、うどん屋で食事をして、何とかエネルギーチャージをして帰宅したり、また、日勤が終わり、帰宅すると、バタンと倒れこむような状況でした。
今振り返ると、私の体は完全にエネルギー不足や、栄養不足に陥っていたのです。でも、医師の健康診断では「問題ない、健康です。」と言わるだけでした。私は、「しんどいのは気のせい、気持ちのもちようだ。」と言い聞かせ、体からの悲鳴に気づくことすら出来ずにいたのです。
不妊治療と奇跡の妊娠
結婚したのが遅く、44歳という年齢もあり、不妊治療を開始しました。
いくつかの不妊治療クリニックを転々としましたが、「妊娠は無理」と門前払いに合うこともありました。それでも、どうしても自分の子どもに会いたいという思いだけで、治療を続け、そして、奇跡的に8回目の体外受精で念願の妊娠に成功し、第一子を授かることが出来たのです。
喘息と薬に頼る生活への不安
しかし、子育ては想像以上に大変でした。今までの無理や、出産など、私の体は限界に達していたのです。子供が1歳半の時に、呼吸が苦しくなり、呼吸器内科を受診したところ、喘息と診断されました。頭痛や、めまいも続き、脳外科でMRI検査を何年も受け続けましたが、医師からは「血圧を上げない生活を。」と注意を受け続け、日常生活に気を付けた生活をしていましたが、私の感じている頭痛やめまいの不調は全く改善されませんでした。
一生薬を飲み続ける不安と転機
現代の医療では、喘息や花粉症は対象療法が中心なので、
喘息は、症状がなくても体の炎症は続いているので、一生、薬を飲み続けなければならない状況でした。長期に医薬品を飲み続けることの体の負担も心配でしたし、この先、大災害が起きて薬が手に入らなくなったら…と考えると、不安が募りました。
本との出会いが私の運命を変えた
そんな私の人生を一変させたのが、「オーソモレキュラー」という栄養療法との出会いです。偶然手に取った一冊の本がきっかけで、栄養が体と心に及ぼす影響について深く学ぶことにしました。その後、自分の栄養状態を知り、それに基づいたサプリメントや食事療法を取り入れることで、体調の改善を実感しました。
以前に比べて体調が改善し、日常生活の質が向上しました。例えば、雨の日の前に感じていた不快感が減り、一般的な健康状態の改善を感じることができました。季節ごとの不快感や体調の変化も軽減され、寒い冬でも快適に過ごせるようになりました。また、消化に関する不調も改善し、毎朝の体調が整うようになりました。これらの変化は、栄養のサポートによるものであり、日常生活の質が向上したと感じています。
息子の皮膚も柔らかく変化を実感
自分の体で栄養療法の効果を実感したので、息子にも栄養療法を取り入れてみました。その結果、息子の皮膚の状態が改善し、柔らかさを取り戻しました。息子と二人で「すごいねー。」と喜び合うことができました。
栄養療法カウンセラーとしての新たな使命
私の経験から、「体は食べたもので作られる」ということを深く実感しています。これは「オーソモレキュラー」と呼ばれる栄養療法に基づいた考え方で、ライナスポーリング博士が提唱したように、体を構成する分子に適切な栄養を供給することで、分子が元気を取り戻し、結果として体全体がより健康になるというものです。
この考え方に従い、適切な栄養摂取は人間の本来の「自然治癒力」を引き出すことにつながるとされています。
私自身、以前苦しんでいた体調の不調が改善し、自分の目標に向かって快適に過ごせるようになりました。この経験を通じて、「一人でも多くの方に栄養療法を実践していただきたい」と強く感じています。
健康を維持したい方も、体調に不安を抱えている方も、ぜひご自身に合った栄養管理を検討してみてください。
「栄養不足」とは、実際には「体が必要としている栄養素が不足している状態」と言えます。この必要な栄養素を正確に見極めることで、自分自身や家族、そして大切な友人たちが「生涯にわたって自分の可能性を最大限に引き出すことができる」と信じています。そうした思いから、栄養療法カウンセラーの道を選びました。
これからも、一人でも多くの方に「体は変わる、元気になる」というメッセージをお届けし、サポートを続けていきたいと思っています。
これが私の「栄養療法カウンセラーとして活動したい」と思った原点です。
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保有資格
看護師
一般社団法人
オーソモレキュラー栄養医学研究所
オーソモレキュラーニュートリジョンプロフェッショナル
栄養療法カウンセラー
ウェルネスプラス認定アドバイザー
参考文献1
【最新版】「脳の栄養不足」が老化を早める! - オーソモレキュラー栄養医学研究所 (orthomolecular.jp)