チームで目立つ存在は必ずしも重要とは限らない
どうも、だぴてぃです。
今日はチームのあり方について、少し書いていきたいと思います。
チームを作ったことがある、もしくはチーム活動したことがある人なら必ず経験したことがあると思いますが【チーム内で目立つ人】っていますよね。
特別な雰囲気があって何かと人気者な人もそうですし、シンプルに目立つ人。いろんな『目立つ』があると思います。
目立つ人って発言力も強いし、つい重要な存在だと思ってしまうのですが、冷静になってジャッジしてみるとそうでもないってことがあります。
チーム心理学的には「目立つ=重要ではない」ことがわかっています。
目立つのはあくまで目立つだけ。目立って重要な人っていうのは、ちゃんと「重要になる何か」をプラスアルファしています。だからって目立っていない人がプラスアルファの仕事をしていないかといえば、そうではありません。
さて、今回書く内容としてはチームのあり方としています。
つまり「目立っていない人」にもフォーカスしていきましょうってお話です。
✅目立っていないから重要ではない?
これは大きな間違いです。
経験上にはなりますが「目立っていない人ほど、重要な仕事をしている」と思っています。
目立つ人はいわばチームの顔としての機能。チームの広報役、宣伝役としては機能しているのですが、それだけではチームとしての本質的な部分(日々の業務や細かいタスク)が疎かになってしまいます。
目立たない人、つまり裏方的な人がいるからこそチームは輝けることは、スポーツでもビジネスでも同じで、うまくいっているチームの影にはしっかりとタスク処理して、円滑に回るように動いてくれるメンバーがいます。
どんなチームでも一定期間ごとにメンバーを評価しないといけませんよね。
そこで「目立っていないから、重要な仕事をしていない」というのは、リーダーとして客観視できていない証拠。
目立っていないと思うメンバーこそちゃんと観察して、正しい評価ができるようにしたいところです。
✅顔をあげて、視野を広くする
リーダーはいろんなタスクに日々追われることになるので、どうしても1つのタスクに集中してしまい、周りの景色が見えていないことが多くなりがち。
そんなことではチームで何が起こっているか把握することは難しいですし、タスクを振る時にもどのような強度でタスクを振っていいかわからなくなります。
(ここでいう強度とは、仕事の質という意味です。調子の悪いメンバーにクオリティを求めると、難しい問題を引き起こします)
なのでちゃんと顔をあげて、周りの景色を見れるように意識する。
サッカーの世界ではヘッドアップという言葉があります。
これはボールをトラップした瞬間に顔をあげることで、周りの状態を把握することができ、次のアクションを起こしやすくする効果があります。
日々のリーダー業務も一緒です。
まずはタスクを受けた瞬間にそればかりにフォーカスするのではなく、チームの状態(誰がフリーな状態で、誰がタスク処理に追われているか)やポジショニング(コミュニケーションがうまく取れているメンバーやどの仕事に力量を割いているかなど)を把握することが大事。
それを受けてリーダー自身が処理すべきなのか、誰かにタスクを渡すべきなのか、それとも一旦自分で保留にしておくべきなのかを判断します。
「顔をあげる」とはあくまでイメージですが、視野を広く持つ、できるだけ遠くを見ること、俯瞰の視野でチームとタスクの状態を把握することはリーダーをやるなら備えておきたい能力です。
✅周りが見えれば、目立たない存在の重要性がわかる
そうしてヘッドアップすれば、チームにおける1人1人のポジショニングがわかるようになるので、裏方的に働いているメンバーの重要性がわかります。
「ああ、そこフォローしてくれていたんだ」
「そこはリスクになるかもしれなかったから、カバーリングしてくれて助かる」
「あ、絶妙なタイミングでフリーになってる」
とかです。これも感覚的なものですが、そういう目に見えない感覚を研ぎ澄ませることで、チームで処理すべき案件なのか、個々で処理すべき案件なのかを判断することができます。
これが目立っているメンバーばかりにフォーカスしていたら、せっかくの働きを見逃してしまうことになります。
そんなことではそのメンバーは無駄働きになってしまい、正しい評価をされていないと感じてしまいます。それが続くとフラストレーションが溜まり、結果的にチームから去ってしまうかもしれません。そうなるとチームとしてもリーダーとしても損失が大きいです。
ただ視野を広げるだけで、メンバーの評価がガラッと変わることも珍しくありません。アピールが苦手なメンバーだっています(そこは当人が努力しないといけないところでもあるとは思いますが)。そこを見逃さない努力も、リーダーには必要なのです。
✅チームに『I』という文字はない
チームを英語で書くと『TEAM』となります。
そこに『I=自分』という文字はありません。
つまり全員でチームなのです。
戦隊モノのアニメだってレッドは中心かもしれませんが、それだけでは成り立たないですよね。ちゃんとグリーンやブルー、イエローやピンクがいて、チームとして強みを発揮できている。
ビジネス上のチームだってそう。
リーダーだけでは旗振り役がいるだけで、実際にチームの歯車を動かすメンバーがいないとどうにもならない。
リーダーが現場でせかせかと歯車を回すことはできますが、そうなると今度は進む方向を調整できなくなったり、チームに降りかかる問題を排除することが難しくなります。
繰り返しになりますが、目立つからって重要なのかと言えばそうではないんです。全員がいてこそのチーム。誰かが欠けてもチームとしては機能しなくなります。全員が重要なピースなのです。
そうした意識こそが客観的な判断を生み、チームとしてやっていける秘訣だと思っています。
具体的なケーススタディは判断力の勉強になるかもしれませんが、そのベースとなる抽象的なことは、リーダーとしてはたらく上では欠かせないマインド。そこが欠落しているリーダーは見たらわかります。ああ、この人、何も考えていないんだなって。それはメンバーからもそうですし、外から見ても丸わかりです。
そうならないためにも、顔をあげて、チームを見ていきましょう。
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