FIFAワールドカップ26アジア最終予選 第1節 日本×中国@埼玉スタジアム2002(2024.9.5)
久々の代表戦。
今回は知人のご厚意で席を用意いただき埼スタに参戦してきました。
相変わらず南北線・埼玉高速鉄道は混雑が激しい。
都心部から向かうには忍耐が必要。
今回は浦和美園駅から直行シャトルバスに乗って会場入り。
残念ながら、イベントとして開催されたW杯仕様のドローン演出や、国歌斉唱に間に合わず。
君が代がスタジアムの外に聞こえてきたところで、キックオフに間に合うかと小走りに席へ。
しかし、なぜか試合は始まっていない…
会場内の観客も事情がアナウンスされないため困惑した状況でピッチを見つめている。
あとでわかったことですが、VARレフェリーと第4審判の無線が繋がらないトラブルがあり、試合開始を遅らせたとのこと。
席について荷物整理して…としている間、両チームともにボールをピッチに放り込んでパス練習へ。
不思議な光景でした。
約5分遅れてのキックオフ。
⚫︎日本初戦、中国に7-0と大勝。
日本代表の中国戦において過去最大点差がついた試合。
すでに内容はご存じの方が多いと思うので試合経過のみお伝えします。
<前半>
前半日本は、12分久保選手のコーナーキックを遠藤選手がヘディングで決め先制。
33分、上田選手のクロスからこぼれ球を守田選手が押し込んだがGKにキャッチされ日本のファール判定に。
ボール自体はゴールラインを越えていたように見えたがVAR判定は変わらずでノーゴール。
アディショナルタイム2分三笘選手がヘディングシュートを決め2-0。
前半をリードして折り返す。
<後半>
後半は日本のゴールショー。
7分、13分と立て続けに南野選手が素晴らしいゴール。
さらに諸問題で代表を外れていた伊東選手が約7カ月ぶりに復帰。
投入された伊東純也が77分に5点目。
その後も前田選手と久保選手がダメ押し弾。
大量7得点で最終予選白星スタート。
⚫︎他国の初戦、波乱の状況
予選初戦 他国は波乱。
・オーストラリアはホーム戦、バーレーンに対し0−1で敗戦
・サウジアラビアはホーム戦、インドネシアに1-1とドロー
・アジアカップ覇者のカタールはホーム戦、UAEに1−3で敗戦
・韓国はホーム戦、パレスチナに0−0とスコアレスドロー
日本と同組のオーストラリア、サウジアラビアがともにホーム戦で大苦戦。
今大会、出場枠が8枠+1と激増し本大会出場の夢が膨らむアジア各国。
ランキング下位のレベルも上がり、このように戦前の予想とは違った試合結果が相次ぎました。
●満席にはならなかった埼玉スタジアム
W杯本大会行きを懸けた大事な初戦ながら、会場は満席にはならず。
埼玉スタジアムには所々で空席を散見。
・相手が戦前予想では勝利が見込めそうな中国
・チケットにダイナミックプライシング導入の影響(開催直前になるほど高くなる場合も)
・アクセスが浦和美園駅一極集中
・サッカー自体の地上波中継が少なくなり、ワールドカップ予選でもアウェー戦はDAZN独占でテレビ放送なし
など理由はいろいろありそうです。
でも52,000人も入っているじゃないかという見方、過去の試合状況から60,000人切るのは心配だという見方。
皆さまはどう感じられたでしょうか?
若年層、特に20代の来場が減っていたように感じたのは、人数うんぬんよりも危機感を持った点ではあります。
●次戦は9月11日にアウェイ バーレーン戦
過去のW杯アジア最終予選では2大会連続で初戦を落としていた日本。
この頃と比べて選手の雰囲気や実力は違いがあり、初戦でしっかり結果を出せたことが良かったです。
日本代表は次戦11日にバーレーン代表とアウェイ対戦。
アウェイ 中東戦は独特の雰囲気の中での戦いを強いられるのは必須。
目前に迫るバーレーン戦での戦いは注目です。
選出されているサブメンバーが豪華な日本。
対戦相手、戦況に応じて選手を入れ替えて臨めるのが今回の日本代表の強み。
今節も全員入れ替わってそのままスターティングメンバーとして出たとしても十分戦える状況。
これからの予選長丁場、どう戦ってくれるのか楽しみです。