Dr.やさい(唯野仁志)

ロスジェネ|就職氷河期世代|物理挫折組|元金融系サラリーマン|FIRE|医学部学士編入…

Dr.やさい(唯野仁志)

ロスジェネ|就職氷河期世代|物理挫折組|元金融系サラリーマン|FIRE|医学部学士編入|FIRE脱落|落下傘開業|開業医|株式会社CEO|クリニックx3, 訪問看護STx1経営中|

マガジン

  • クリニックゆるゆる経営雑記帳

    開業医のつぶやきです。ゴリゴリの経営をしているわけではなく、流れに流されている経営をしています。

  • 雑記帳

    たわいもないことを綴ります

  • 医師3年目で開業したという話

    訳あって医師3年目で開業せざるをえない状況になりました。そのときに心がけたことなどを綴っていこうかと思います。

  • 医師の子育て(海外留学のはなし)

    長男長女は英国ボーディングスクール在籍中。子どもに選択肢を与えられるように。

  • 医師とお金のはなし

    かつて金融業界に在籍した現役医師がお金についてボソボソとつづります。

最近の記事

#10 医療業界再編の兆し

診療報酬改定で忙しいけれど 2024年6月から診療報酬改定改定され、ご存知のように特定疾患管理料が生活習慣病管理料になる内科開業医や大きな施設に比重を置いていたり、往診を中心とした診療報酬に偏っていた在宅専門クリニックがターゲットにされました。 療養計画書の準備でオペレーション的に忙しくなっている時期ですが、長期的にみてこれが何を意味しているのかをすこし探って今後の開業医的な視点でどのように生き残れるクリニックを運営していくのかということを考え始めなければならないと考えて

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    • #9 人事評価制度

      ほんの少し前までは1つのクリニックだけだったので人事評価なんてあってないようなものでした。 しかし、スタッフが増えたため、どう考えてもみな同じような働きをしているわけではなく、それを評価に組み入れることを考え始めています。 もっともわかりやすいのはその人を評価を数値化することです。でも定性的評価を定量化するときに必ずその人の性格なり内面的な側面が邪魔をして純粋な定量化を阻んでしまいます。 たとえば、まったく同じ内容の仕事、同じレベルのスキル、同じ貢献度であったとしても、

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      • AIを使った記事評価

        投稿した記事についてはいつもAIに内容を評価してもらっている。 投稿する内容や投稿する記事をAIに書いてもらうことはいまのところないけれど、できあがった記事について評価をしてもらっている。記事をアップする前にAIに意見を聞けよ、という声も聞こえてきそうだけれど、それをしてしまうと「じゃあここをこう直さないと」「こっちを直したらあっちも直さないとバランスが悪くない」ってことになり面倒なので、とりあえず記事を書いて投稿した後に評価してもらっている。 AI的には80点から90点

        • 2024年、ふわっとした目標

          今年の目標は、

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        #10 医療業界再編の兆し

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          12本
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          1本
        • 医師3年目で開業したという話
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        • 医師の子育て(海外留学のはなし)
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        • 医師とお金のはなし
          3本
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        記事

          #8 ボーナス支給後の離職者

          昨年末にボーナス支給を終えて、離職者が出るかな、と思っていたらやはり1名、退職したいと申し出た。「先生、ちょっとお話があるのですが」というセリフを聞くと、ほぼ100%、退職の意向表明である。 今回はまだ1名しか出てきていないが、恐ろしいのは離職の連鎖である、つまり、一斉退職になると組織として積み上げてきた自律性や自走性が失われてしまって、またゼロから組織を構築しなければならない苦行となってしまう。しかし、退職の意向表明があれば私は引き止めることはしない。引き止めたとしても、

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          #8 ボーナス支給後の離職者

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          #5 クリスマス休暇の終わり

          クリスマス休暇が終わり、長女と長男がまた英国へ向けて旅立っていきました。 長女は12歳になったこともありUM(Unaccompanied Minor)をつけることができず、長男を連れて2人だけで乗り換えることになりました。以前までは、12歳になっていない子がいる場合にはUMをつけるように言われていた気がするのですが、今回は逆に12歳の子がいる場合にはつけられないと言われて、航空会社によって対応が違うのかもしれないと思った次第です。日系航空会社はUMは無料で、対応もよいですが

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          #5 クリスマス休暇の終わり

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          #4 久しぶりの渡英

          (某芸能人たちのように)頻繁に渡英してInstagramに画像をアップする家庭もあれば、我が家のように共働きで必死に学費を稼いで、稼いだ資金を子どもたちに全振りしている家庭もある。でも、英国ボーディングスクールではPTA活動もないので、言い方は失礼かもしれないが時間とお金を持て余している方たちがいろいろな企画を運営してくれたり学校のイベントに協力してくれたりしてくれているおかげで、我が家はほとんど学校運営に関わることがなく過ごしている。学校のことでなにかを強制されたことはない

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          #4 久しぶりの渡英

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          #7ボーナス前の業績評価面談

          ボーナスとはなにかサラリーマン時代、ボーナスは完全に業績連動性でした。チームおよび個人の目標数字が決まっていて、まずはその数字に達成しているかの評価がおこなわれます。そして達成度に応じてチームごとにボーナスプールが割り当てられ、それを業績に応じた個人に振り分けられます。当然のように稼いでいれば自然とボーナスプールが増えるし、稼げない社員へのボーナスは最悪ゼロだし、個人としての業績低迷が続くと解雇の対象になっていました。文字通りボーナスなしという社員は普通にいましたし、それは

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          #7ボーナス前の業績評価面談

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          #3 長男の英国シニアスクール、最初の受験

          長男、最初の受験校先日東京で開催されたUKボーディングスクールフェアに参加した。某ガーディアン会社(英国留学では、親が英国にいない場合にはいつでも親代わりになるガーディアン(後見人)を登録しておく義務があり、そのガーディアンサービスを提供する会社。また改めてガーディアンについては記事を書くつもり)が主催する初めてのボーディングスクールフェアということであったし、長男が受験を考えている学校もいくつか参加していたため、各学校の採用担当者と直接話せる機会を求めてわざわざ地方から住

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          #3 長男の英国シニアスクール、最初の受験

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          #2 UKボーディングフェアに参加し、1つ目の受験校を突如決定

          長男のシニアスクール選び長男が受験したCAT4の成績がメールで報告された。平均よりはすこしよいぐらいの平均的な点数であったので、ひとまずは安心材料となった。もしかして、平均よりはずいぶん下の成績を持って帰るのではないかとヒヤヒヤしていたので。というのも、授業中でも試験中でも集中力が継続しない。診断書があるので、試験時間を延長してもらう手続きをして、それで臨んだCAT4の受験であった。 そもそも長男がじっくりと問題文を読んでそれに適切に答えること自体、実は難しいのである。ま

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          #2 UKボーディングフェアに参加し、1つ目の受験校を突如決定

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          #1 子どもを海外留学させることについて

          長女のシニアスクール選びが終わったと思ったら、長男のシニアスクール選びが本格化している。 娘が生まれたばかりの頃、どのように情報を手に入れればいいのかもわからなかったし、ボーディングフェア(ボーディングスクールの採用担当者が来日、ホテル会場等でブースを設置して個別相談にのる機会)に行ってもほとんどシニアスクール(日本で言うところの中学生ぐらいから)で、しかもアメリカの学校が多く、さらにぼくたちはコンサルタントにも相談せずに探していたので何が正解かもわからずにいた。 東京で

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          #1 子どもを海外留学させることについて

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          #3 医師の人生設計

          人生設計とは難しいもので、ぼくの人生設計なんてあってないようなものでした。その人生設計はいまだに構築されていないまま今にいたっています。頭の中ではいつも人生設計がきちんと整理されていて、1年の目標もきちんと年初に誓っているわけですが、どうにも予定通りに進行してくれないのが人生であります。 「PDCA」と「PDS」で人生設計を 思えば、中学1年生の夏休み前の終業式で、基本的に校長先生の話なんてまったく覚えていないのですが、このときだけはすごく記憶に残った話がありました。い

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          #3 医師の人生設計

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          #6 フロント、ミドル、バックオフィス

          プロフィットセンターとコストセンターについて以前書きましたが、プロフィットとコストで考えるのと同じようにフロントオフィス、ミドルオフィス、バックオフィスという分類でもいいのかもしれません。 一般企業では営業部門であったり、金融機関であれば営業やトレーダーがフロントオフィスと言えるでしょう。直接客に接することで収益を上げている部門である営業や、自分のポジションを取って会社の収益に貢献してるトレーダーは典型的なフロント部門でしょう。

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          #6 フロント、ミドル、バックオフィス

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          #2 医師の労働価値および労働対価が低下する未来

          大変な思いをして取得した医師免許証ですが、その資格にしがみついてばかりいればやがて価値は逓減していくように思えます。 基本的に医療分野の仕事は労働集約的産業でありますから、時代の流れにしたがってその価値が変動してしまうのは当然のことです。労働資本に対する価値が時代によって変動して、資本主義のもとでは需要と供給によって労働力の対価が決定されます。同列に並べると問題があると言われそうですが、労働資本という観点でみると、勤務医はサラリーマンと変わりません。まあ、だから「勤務」と名

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          #2 医師の労働価値および労働対価が低下する未来

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          #5 プロフィットセンターとコストセンター

          同じ企業内でプロフィットセンターとコストセンターを常に意識をして業務に携わらなければならないと考えています。

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          #5 プロフィットセンターとコストセンター

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          #4 クリニックのためのインボイス制度

          インボイス制度というクリニック経営者にとっては「?」という制度が始まります。 インボイス制度とは まずはインボイス制度とはなにかということを簡潔に説明すると、 必要な要件を満たさない請求書等について支払いをおこなった場合、それに伴う消費税部分は税額算定時に支払い消費税として認めない、という制度です。 こちらは2023年10月1日から開始されることになっています。 自分のクリニックは? まずは、自分のクリニックが消費税に対して ・本則課税(一般課税) ・簡易課税

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          #4 クリニックのためのインボイス制度

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