#2 UKボーディングフェアに参加し、1つ目の受験校を突如決定


長男のシニアスクール選び

長男が受験したCAT4の成績がメールで報告された。平均よりはすこしよいぐらいの平均的な点数であったので、ひとまずは安心材料となった。もしかして、平均よりはずいぶん下の成績を持って帰るのではないかとヒヤヒヤしていたので。というのも、授業中でも試験中でも集中力が継続しない。診断書があるので、試験時間を延長してもらう手続きをして、それで臨んだCAT4の受験であった。

そもそも長男がじっくりと問題文を読んでそれに適切に答えること自体、実は難しいのである。まずは問題文を最後まで読めない、問題文を理解しない、最後まで読まずに回答をしてしまうので、引っ掛け問題にはすべて出題者の意図通りすべて引っかかってしまうのである。それでも平均的な成績を取れたことに親がびっくりしてしまった。本人はまったく気にかけている様子はなく、長女は神経質な面があるけれど、長男は真逆でありまったく気にしていない。そんな長男のシニアスクール選びは必然的に難しくなるのである。

シニアスクールはそれぞれの学校で特徴があるのでそれを分析して志望校を決めるのだけれど、決めたところで日本と同じようにそこに入学できるわけではない。結局、理想と現実の間を行ったり来たりしながら最終的に進学する学校を決めていくことは日本の学校選びと大差がない。長男のように馴染めそうな学校を探し出す場合にはやはりイベントに参加する、学校訪問をして授業に参加する、知り合いのつてをたどり希望している学校に在籍している家族を紹介してもらうことぐらいしかない。でも、苦労して収集した情報も結局試験を受けて受け入れられなければ何の意味もなさなくなる。

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長男長女は英国ボーディングスクール在籍中。子どもに選択肢を与えられるように。

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