お金と幸せ

ー初めにー

私のnote第一弾では、まずお金と幸せについて総論的な話をさせていただきたいと思います。手短に、参りましょう。

①お金は誰でも稼げる

　「おいおい当たり前だろ」と感じた方が多いですよね。それもそのはず、みんなそんなことは理解しているのです。ではこんな言葉に置き換えるとどうでしょう。

「あなたも年に１０００万円稼げますよ」

　こう言われるとギョッとする方が多いのではないでしょうか。「稼げない」と思っているからです。そうです、「お金は誰でも稼げるものだ」と理解しながらも、ある一定以上の金額は「稼ぐことができない」と諦めてしまっているのです。多くの方はこの矛盾を自身に内包しているせいでお金を稼げていません。お金は稼ごうと本気になり、知恵と行動があれば、誰でもいくらでも稼げます。その上限はあなたの力によりますが、１０００万円は誰にでも達成できる額です。

　１つ証拠を示すとするならば、ただ少し勉強を頑張り、良い大学に入るだけで、平均年収１０００万超の企業に就職できる可能性が生まれます。また、平均でなくとも、営業の三人に一人は１０００万を超えているという企業もあります。あとは人より少し頑張って、その機会を勝ち取るだけです。

②お金持ちは幸せか

　皆様は「はい」と答えるのかもしれません。結論から言えば「相対的には合っている」です。だから絶対的には間違いと言うこともできます。ひどい言い方をしますが、「大半の人間のようにお金がないのは不幸せの1つとなり得るが、その悩みが消えるだけ」です。

　別の角度から論理的に説明します。お金を目標として生きるとするならば、限界がない目標のため、１０億円を一年に得たら翌年はもっと欲しくなります。そうすると人はどうなるか。お金のために他のことを削る人間になってしまいます。それが友人であるか、家族であるか、趣味であるかの違いはあれど、お金を一番の目標にした人間は総じて不幸から脱却できません。

　要するに、お金がないことは不幸だが、お金があるから幸せというわけではないのです。

③それでも本当にお金を得たいか

　上記のことを踏まえて、それでも本当にお金を得たいと考えていましたか？頭の中のどこかで、潜在的にも、「お金を得ないようにしていた」理由があるはずです。「僕は頭が悪いから」「私はあればあるだけ使うから」と、言い訳のようなことがお金に関する思考に入っていないでしょうか。ほとんどの人間が心の底から「お金が必要だ」と考えていないのです。そこがお金を持つものと持たざるものとの違いの1つです。

④お金に執着する以外の方法

　お金に執着せずにお金持ちになっている人間も確かにいます。それは人の幸せを真剣に考えている人間です。プロダクトを構想する際に必要になるのが、以下に他人のペイン（苦痛；何かを行う際に不快や面倒を感じるポイント）を取り除けるかということですが、これは心の底から他人の幸せを考えた末に獲得できるものです。

　あなたがお金を得たいなら、お金のことを突き詰めて考えるか、お金の考えは一旦捨てて人の幸せを考えるかの極端な二択ということになります。

⑤人間は ”幸せ” を追究している

　一言で言うならば、あなたが求めているのはお金の先にある”幸福”であって、お金それ自身を追い求めている人間はいません。ではまずあなたの”幸福”がお金のみによって生み出されるのか真剣に考える必要があります。

　多くの人間は一定の年齢になると本能的に家族を求めるものですが、そこにも幸せはあるでしょうし、自分の好きなことをして生きていくということも幸せの条件でしょうし、たくさん因子はあるのではないでしょうか。そうした事柄全てにお金を持ち出して言い訳とする方もいますが、もっと突き詰めて考えるべきです。あなたの本質はお金のみによって構成されるべきではありません。あなたはもっと素晴らしい存在であるべきです。

ー終わりにー

長々と書きましたが、内容はわかりやすく書いたつもりです。次回は、お金持ちの言葉で実践してよかったと感じるものを紹介しようかと思います。

では、また。