室生犀星のこと:川は羊羹のように流れてゐる
朗読を始めてから、よくもまあこんなに次から次へと読みたい作品に出会えるなぁと日本文学の素晴らしさに驚嘆しているが、なんと先ほど2023/7/21(金)の朗読配信にて、60作品目に到達しました🎉室生犀星『蛾』を読んだよ。
犀川へ魚を獲りに行ったきり帰ってこなかった川師・堀武三郎だが、四十九日目に突然家へ帰ってきて、どうも様子がおかしい。妻・おあいは堀の荷物の中に立派な塗櫛を見つける。そこへ「このあたりで落とし物をした」という女が家を訪ねてきて…といったあらすじ。
なんだこの奇