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きつねとりすを眺めよう:北見・網走エリア

さあ、今回で道東旅行記も最終回となりそうです。
3つの湖を巡った後は、北見を通って網走へ。北見ではきつね、網走ではリスの、カワイイ写真が掲載された記事となっております。
癒しのひとときをお楽しみください。


北見エリア

北きつね牧場

大好きなくまきちも行っていた、あの北きつね牧場です!

外観も好きです
待ち受けにしたいほど好きです

きつねは夜行性なので、私が伺った昼前にはほとんど寝ていたけれど、寝ている姿もめっちゃかわいい~…。

あ~~~~~~かわいい。。。
んんんんんんん~~~~~かわいいなあ。。。。

もう言葉はいらないですね。最高のスポットでした。幸せ。寝息が聞こえてきそう。この記事を書きながら何度もこの写真ゾーンに戻ってしまう私がいました……。また行きたいな…。

道の駅 おんねゆ温泉

きつねを見てはしゃいでたらお腹が減ってきたので、近くの道の駅へ。
ここで飲んだ「おこっぺ牛乳」と茹でトウモロコシがほんとうに甘くておいしくて!あんこにジンギスカンに海鮮にチーズにとグルメも楽しんできましたが、やはり「素材の味」に勝るものはないのかもしれないと思った昼食でした。
たまたまでしたが寄ってみてよかったです。こんな甘いトウモロコシをオヤツ代わりに食べられそうな近隣住民の皆さんが心底羨ましくなりました…。

HOTEL BOTH

北見方面から網走へ行く途中、斜里で一泊。森の中にある素敵なお宿。客室はおしゃれで居心地がいいし、宿の1階がレストランになっているのも便利。もう旅も終盤になってくるとできるだけ宿で全部済ませたいものです。
せっかくなので鹿肉のステーキをいただきました。ぎゅっとした赤身とビールが旅疲れに効く…。

昔札幌で買った勝負Tシャツを着た

翌朝もこのレストランで朝食をいただいて、いざ網走へ!

網走エリア

網走監獄博物館、北方民族博物館については言わずもがなすぎる名スポットだけど少し書こう。

オホーツク海に帰ってきたクリオネ(モモンガ)
この写真を撮りたくてわざわざ持っていった。かわいい。

網走監獄博物館

吉村昭『破獄』を読んでいくのがオススメです!!

「破獄」ではゴールデンカムイのキャラクター・白石のモデルにもなった脱獄王の人生を知ることができるし、素晴らしいのが、戦前・戦中・戦後を通して世間と隔絶された刑務所でどういう暮らしが送られていたのか、ということがわかり非常に興味深い。
なかなか自ら辿り着けないテーマなので、脱獄エピソードとともに知ってみてはいかがだろうか。やっぱり背景を知ってから行くと、歴史的な重みを肌で感じられる気がする。

脱獄を再現した人形…恐ろしい身体能力!

北海道の開拓は囚人が担わされた歴史があって、極寒の中、昼夜を問わず道なき原生林に道路を作らされる、しかも逃げないように2人1組で鎖でつながれて…という非常に過酷な状況でかなりの死者が出ているんだけど、その歴史も吉村昭さんは書いている。『赤い人』、物販で購入したものの積んでおります…来年読むぞ…。
読んだらもう一回、行きたくなっちゃうかもしれない。

北方民族博物館

アイヌのみならず、エスキモーやサーミ族など北方民族についての衣食住を展示している。
儀式の様子や子供と遊ぶ様子もあり、映像の展示も多い。私は衣服をみているのがすごくおもしろかった。魚の腸で作ったレインコートとか…極寒の地で生きる知恵と、鮮やかな色や毛皮での装飾が目を引いた。

以前、「ピルタナウハ」というリボンを織るワークショップに行ったことがある。フィンランドの伝統手工芸で、コンパクトな織り機に刺繍糸を通してリボンを織る。
講師の方がサーミ族のブレスレット(金属の糸で革に刺繍をするもの)のワークショップもしていたのを思い出した。
最近は開催されてないようだけど…またそういうワークショップにも行ってみたいなあ。

あばしりフロックス公園

これぞ穴場かも?他に観光客がいなかったのが不思議!
植物系のスポットはやはり季節を見定めて行かなくちゃね。フロックスはちょうど8月中旬が見ごろらしく満開だった。

雄大で美しい景色がひろがる

とにかく人混みが大嫌いなので、他に全然人がいない観光スポットに出会うとそれだけでまずテンションが上がる!
ぼーっと、いつまでも眺めていられそうな風景だったよ。

オホーツクシマリス公園

もう言葉など要らないだろう、見てくれ

無数の小さなシマリスたちが縦横無尽に走り回る。別売りのエサを買い求め、必死に差し出すニンゲンたち…。入場規制していて、20分くらい待ったが、中も混んでいなくてゆったりできて良かった。
昼下がりに行ったけどきつねと違ってリスたちは元気で、たまにエサを求めて手の上に乗ってきてくれるリスもいた。フェンスを登ってシュタタタタ…と横向きに駆けていく忍者みたいなリスもいた。どさくさに紛れて侵入して餌を奪っている小鳥もいた。

この麦?のようなものが種より人気だったし
食べてる様子が愛らしかったです。

入場前に注意を受けたが、リスに夢中でしゃがんだ時にかかとが浮いていると、その下に別のリスが入りこんでいて踏みつぶしてしまったり、歩いているときに横から走り出てきたリスを踏みつぶしてしまったりという事故が起こるかもしれないから園内では摺り足でゆっくり歩くように!(実際に過去に起きた)という注意を受けたので、恐ろしすぎて常に中腰摺り足で過ごした。楽しかった。
今なにしてるのかな、もう網走は極寒で雪も積もっているのかな?リス…会いたいよ………。かわいい………。

ファームインアニマの里

網走湖近くの自然に囲まれたお宿。なんと牧場がある!
まわりは木が繁っている。駐車場に向かう時、野生のリスが車を案内してくれるみたいにぴょんぴょこ走っていて可愛いけどちょっとドキドキしたよ。

宿を出るとそこは牧場だった

ファームイン・アニマの里 北海道、網走の農家民宿 (animanosato.jp)

宿のオーナーの男性が本当に親切。
牧場の動物も見てゆっくりしたかったので15時過ぎに到着したのですが、ここは行った!?とすごく訊いてくださって、今からだったら夕焼けがきれいだから能取岬には行ったほうがいいよ!湖側の道から回り込むとバーッと景色が広がってキレイだよ!と教えてくださった。
夕飯まで時間もあったので行ってみると本当にきれいな景色が開けてきて、行ってよかった!
雲もあったものの、きれいな夕焼けが顔をのぞかせてくれた。

夕暮れの能取岬 灯台がかわいらしい

牧場の中にある宿なので虫がすごい出るんじゃ…?と怯えてましたが何の気配も無く、水回りもきれいだし部屋も広くて清潔!
市街地で飲んできたので夜は部屋でゆっくり過ごしたけど、バイカーの若い男性たちがオーナーさんと一緒にお話しながら飲んで過ごしていて、いいな~、旅の醍醐味だな~と思ったり。


これで旅は終わり!

翌朝、女満別空港から帰路に着きました。
網走は2回目の訪問でしたが、前回は網走監獄博物館目当てにけっこう弾丸スタイルで行ったので、今回また新しい魅力も知ることができて楽しかったな。
グルメや観光スポットとともに、動物にも出会えて、恐れていたアブやヒグマには出会わずに無事帰ってくることができました♪

初めて旅行記を書いてみたけど(ものすごい遅筆だったけども!)、思い出を振り返りながら魅力を語るのはすごく楽しかった!またどこかに行ったら書いてみたいな。
ここまで読んでくださった方もありがとう!またねっ。


次回予告:1/12(金)21:00~小酒井不木「犬神」

毎月している朗読配信の告知です。
さあ、2024年新年会配信は…タイトル通り、日本の古き良きおどろおどろしい雰囲気のお話をしようと思います。
辰年だけど犬の話です(?)よろしくね~~!

👆ここで毎月朗読してる📚ぜひ聴きに来てね🍻


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