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大ちゃんの読書日記

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僕が書いた書評の記事の一覧です。
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2022年4月の記事一覧

今、こんな本読んでます!読んでる本のご紹介

今まで一冊一冊書評書いてましたが、どんどん読み終わるので、紹介したい本が追いつきません。また、書評ばかり書いてもみんなが嫌になるかなと思って連続して書かないようにしているんです。そうしていると、書きたいと思ってた本について触れないまま忘れてしまうことがあるんですね。それももったいないと思ってこんな企画をしてみました。

なお、今までの書評は読書日記としてマガジンにまとめてるので、そちらから読んでく

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すごいことをサラリと書いていて驚いた!「NASAより宇宙に近い町工場」を読んで

すごいことをサラリと書いていて驚いた!「NASAより宇宙に近い町工場」を読んで

すごいことがサラリと書いてて、読んでて驚きの連続でした。これはすごい本ですよ。

作者は作者は北海道の赤平町で植松電機という従業員20名の社長なんですが、宇宙開発も行っていて、ロケットや人工衛星の開発や無重力実験装置を作ってしまったそうです。無重力実験装置は世界に3つしかなく、実験棟など宇宙関連施設に約5億円かけたそうです。すごすぎる!

生い立ち作者の植松さんは、小さい頃から飛行機やロケットが好

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ルワンダでシングルマザーがタイ料理をひらく話。「ルワンダでタイ料理屋をひらく」を読んで!

ルワンダでシングルマザーがタイ料理をひらく話。「ルワンダでタイ料理屋をひらく」を読んで!

ルワンダで日本人のシングルマザーがタイ料理屋をひらく話です。もうタイトルそのままの話ですが、なんか色々とすごかった〜

色々と突っ込みどころがあるなんか色々と突っ込みどころがありますよね。なぜルワンダ?日本人なのにタイ料理屋なのはなぜ?しかもシングルマザー?

もともと知ったのは野本さんのVoicyです。これを聞くだけでもなんとなく事情がわかるけど、なぜルワンダでタイ料理屋を開こうとしたのかや現地

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ダモクレスの剣が最も印象に残った!「メタバース」を読んで感じたこと

ダモクレスの剣が最も印象に残った!「メタバース」を読んで感じたこと

今回は本です。今流行りのメタバースです。

作者 
作者はcluster社のCEOの方です。ガンダムseedを見てプログラムの本を買って勉強し、clusterを立ち上げる前に数年間引きこもりだったそうです。引きこもりを経験すると、自分自身と向き合うからか、何か社会にインパクトを残す人が多い気がしますが、作者もその一人ですね。

clusterといえば、最近アップデートをガンガンしていて攻めているな

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ベルサイユのばらは面白いけど、読んでて感情が持ってかれてクラクラするね

ベルサイユのばらは面白いけど、読んでて感情が持ってかれてクラクラするね

今回は池田理代子先生のマンガの話です。
そう、あの超有名な「ベルサイユのばら」をやっとこさ読みましたという話です。

「ベルサイユのばら」は通称「ベルばら」と言われて、マンガを原作にアニメ、映画、舞台化された作品です。そんな作品に感想を書くのは畏れ多いのですが、自分なりの感想を書いていきます。しかし、なんで今まで読まなかったんだろう?!

歴史的な出来事が忠実 主要人物であるオスカルが架空の人物で

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本屋大賞の驚きの結果と感想!

本屋大賞の驚きの結果と感想!

先日、本屋大賞の予想記事を書いた。

大賞は、なんと「同志少女、敵を撃て」でした。これは第二次世界大戦のドイツとソ連の戦争の中で活躍したソ連の女性スナイパーの話。史実にもかなり正確に描いているし、また、現在戦争が行われているウクライナのあたりを舞台にしているので、受賞はまぁまぁ納得です。

しかし、この記事にも書いてますが、仲間との関係がウエットで、仲良くするとかしないとか、かなり日本的なんですよ

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「幸せになる勇気」は見返りを求めない究極の哲学なのだ!

「幸せになる勇気」は見返りを求めない究極の哲学なのだ!

今回は、アドラー哲学について書かれた「嫌われる勇気」については先日書きました。「幸せの勇気」は「嫌われる勇気」の続編です。

この本は、出版されたあと、しばらく読んでなかったですね。発売されてから、2,3年は経ってたと思います。なぜ読まなかったかというと、「嫌われる勇気」でアドラー哲学については理解した、そしてそこから大きな進展はそんなにないでしょうと不敵にも思ったからなんです。が、これがとんでも

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本屋大賞2022を全部読んでないけど予想してみる!

本屋大賞2022を全部読んでないけど予想してみる!

本屋大賞2022がもうすぐ発表ですね。みなさん、今年の大賞がどれになるのか気になっていると思います。(そんなことないか)本屋大賞2022もついに4月6日15時から発表だそうです、ドキドキです。

しかし、時が経つのは早い。いやー、全部読めんかった!でも、今年の本屋大賞を大胆にも予想してみようと思います。

ちなみに、読んだ本は「国牢城」

そして、「同志少女よ、敵を撃て」

「夜が明ける」

そし

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他人の視線が気になりすぎる人におすすめ!「嫌われる勇気」

他人の視線が気になりすぎる人におすすめ!「嫌われる勇気」

今回紹介するのは「嫌われる勇気」!

この本を初めて読んだときは衝撃だった。序盤の方は何を言ってるんだと言う感じ。アドラー心理学について説明が続くんだが、一見突拍子もない考えが展開されていて、???と、はてながいっぱい頭の中に出てくるそんな本です。でも、最後には納得させられるというか、そのあたりが素晴らしい。

哲人と青年との間の対話話は哲人と青年との対話からなります。青年が僕はダメダメなんですと

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