ベルサイユのばらは面白いけど、読んでて感情が持ってかれてクラクラするね
今回は池田理代子先生のマンガの話です。
そう、あの超有名な「ベルサイユのばら」をやっとこさ読みましたという話です。
「ベルサイユのばら」は通称「ベルばら」と言われて、マンガを原作にアニメ、映画、舞台化された作品です。そんな作品に感想を書くのは畏れ多いのですが、自分なりの感想を書いていきます。しかし、なんで今まで読まなかったんだろう?!
歴史的な出来事が忠実
主要人物であるオスカルが架空の人物ですが、フランス革命前後の出来事はかなり入り組んでいて複雑なんですが、史実に忠実に再現しています。テニスコートの誓いとか習いましたが、なにそれって思ってましたが、初めて理解しました。歴史の勉強にはとってもいいですね。
オスカルというキャラクターが秀逸
オスカルは主要人物なんですが、このキャラクターを創出したのが全てだなと思いました。男装の女性で、言いにくいことをズバッというのが、オジサンながら、きゃーって黄色い声援を上げてしまいました(嘘です) 男性が見てもゾクゾクしたので、女性が見たらこれはやられてしまうでしょうね。
そして、物語後半には女性としての幸せを追い求める気持ちに悩むようになり、これがとても共感を呼びます。これは本来の自分を抑えて周りから求められる像を演じるのか、それとも本来の自分として生きていくのかということで、これは多かれ少なかれみんな悩んでいるところでしょうからね。
アンドレの成長物語
何より僕が心に残ったのが、アンドレの成長です。物語の前半と後半でアンドレは別人かというぐらい成長します。はじめはなよっとした頼りないキャラクターだったのに、最後は失明したぐらいからか、ものすごい頼りがいある男になりました。あのオスカルを抱きしめる大きな器の男になるんですよね。
それにしても気持ちがアップダウンして疲れた
このマンガは全編通して恋の物語で、気持ちが上がったり下がったりでとにかく疲れました。なるべく気持ちが持っていかれないようにしてましたが、それでも持っていかれてしまって疲れました。読み終わってクラクラしましたwww
ベルばらkidsも購入
とてもよかったので、ベルばらkidsも購入することにしました。当時朝日新聞をとっていて、読んでいた気もするんですが、その時は全然興味なく気を入れて読んでなかったので、全然覚えてません。
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