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防災・減災

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#協定

宗教施設と自治体の災害時協力に関する国の見解

宗教施設と自治体の災害時協力に関する国の見解

寺院および神社など宗教施設と自治体の災害時協力の輪がひろがっています。宗教団体・施設と自治体の災害時協定、災害時協力に関して、以下、令和4年4月15日「文部科学委員会」における末松文部科学大臣および小寺大臣政務官の発言を紹介します。

末松国務大臣@令和4年4月15日「文部科学委員会」

「地方公共団体の中には、宗教団体と災害協定を締結するなどして、宗教施設を指定避難所として活用しているところもあ

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宗教施設が自治体と災害協定を結ぶ際の留意

宗教施設が自治体と災害協定を結ぶ際の留意

遺体の一時安置所における枕経等の読経 愛知県岡崎市が市仏教会と「災害時における被災者支援活動の協力に関する協定」を締結しています。災害時に必要が生じたときに、岡崎市が市仏教会に要請する協力事項のひとつに「遺体の一時安置所における枕経等の読経」があります。驚かれる人も多いのではないでしょうか。
 協力要請の内容の第一は「被災者及び帰宅困難者を一時的に受け入れることを目的とした、災害時協力避難場所とし

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島根県における宗教施設の災害時協力

島根県における宗教施設の災害時協力

 2021年12月9日、島根県安来市と安来市仏教会が「災害時等における一時退避施設としての使用に関する協定書」を締結しました。

 今回の協定では、安来市仏教会に加盟する36か所の寺を一時退避施設として1週間程度の利用(たとえば、本堂、トイレ、駐車場など利用)を想定しています。

 以下のように全国でも珍しいとの報道がありますが、寺院および神社など宗教施設と行政の災害時協力の輪がひろがっています。

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