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防災・減災

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#防災

市民が助かる減災

市民が助かる減災

 今年は、市民が助かる減災のために、行政に加えて社会福祉協議会、自治会などの地縁団体、地域資源としての宗教施設、企業、学校、防災士、宗教者など多様な方々と連携して、未来共生災害救援マップ(災救マップ)の社会実装をより一層進めます。多様性によるイノベーションです。
 未来の共生は、地域住民が主体で、地域住民のためのもので、行政の仕事の効率化、合理化のためではありません。避難所を開設運営し、時々刻々と

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島根県における宗教施設の災害時協力

島根県における宗教施設の災害時協力

 2021年12月9日、島根県安来市と安来市仏教会が「災害時等における一時退避施設としての使用に関する協定書」を締結しました。

 今回の協定では、安来市仏教会に加盟する36か所の寺を一時退避施設として1週間程度の利用(たとえば、本堂、トイレ、駐車場など利用)を想定しています。

 以下のように全国でも珍しいとの報道がありますが、寺院および神社など宗教施設と行政の災害時協力の輪がひろがっています。

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宗教vs(?)防災×自治体×科学技術~新たな災害時協力の提案~

宗教vs(?)防災×自治体×科学技術~新たな災害時協力の提案~

9月27日(月)20時から、「オンライン市役所防災対策課」のzoomオンラインで話します。

タイトル
「宗教vs(?)防災×自治体×科学技術〜新たな災害時協力の提案〜」

参加無料ですが、以下で申し込みが必要です。
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地域防災だよりNo.1793(拡散希望)
○毎週月曜日20時からは「防災関係人口」全員集合、オンライン市役所

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共創がもたらすもの

共創がもたらすもの

 今、既存の制度や学問体系および方法論は社会の分断を解消する助けにはならず、利他的な支えあいを困難としている。また、近年の社会調査・データの増加や科学技術の進歩の一方で、そのような知見や技術を社会認識につなげたり、社会実装したりすることは容易ではない。今日、理工系の技術と人文学・社会科学の知の融合による実践志向の研究が必要である。

政策志向の学とアクションリサーチ
 社会学においては政策志向の研

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「災救マップの活用方法」(2022年10月31日更新)

「災救マップの活用方法」(2022年10月31日更新)

 未来共生災害救援マップ(略称:災救マップ)は、学校や公民館などの指定避難所・指定緊急避難場所、および寺社などの宗教施設をあわせて約30万件の施設情報を集約した日本最大級の災害救援・防災マップです。スマホアプリのインストール不要、広告も出ません。一般ユーザは登録も不要。パソコン、タブレット端末、iPhoneおよびandroidのスマートフォンのブラウザーでご利用頂けます。災害時の施設混雑状況、イン

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