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何となく就職して1年働いたけど「これじゃない感」は拭えずもがき苦しんだ話

かなり間が空いてしまいましたが、何とか生きています。

新卒の子たちがたくさん入ってきて、そのフレッシュさに圧倒されておりました。1年前、私もそうだったのに何だか月日は早いなぁ~としみじみ。

さて、今日の本題。
「これじゃない感」に向き合った結果見えてきたことについて書きます。

1年間「これじゃない感」を抱き、悩み苦しみ迷いそれでも何とか働き続けた結果は…

毎日のモヤモヤに苦しみ、現在休職中

です…泣
なんとも情けない状態ですが、私は自分の中で納得して仕事ができないとどうしてもうまく物事を進めることができないということがわかりました。仕事は仕事、お金のため、とどうしても割り切れませんでした。やっぱり長い時間拘束されるなら興味のあることや好きなことがいい。楽しい方がいい。そう強く思いました。

そして気になるこのモヤモヤの正体。
これは自分の「やってみたいこと」がやっぱり諦めきれなかったモヤモヤであることがわかりました。

実は就活の段階から既に、「デザイン」に興味がありました。でも普通の4年制の大学に通っていた私。
大学はデザインと全く関係のない文学部でしたが気づけば、文学作品の「絵」の分析をしたり何かとビジュアルにまつわることを選んでやっていました。
卒論発表の資料でも「見やすい、色使いがいい」と褒めていただくこともありましたし、会社に入っても資料をつくった時、やはり大学の時と同じように褒められることがありました。

と言っても、デザインに関するスキルも知識も何もなかったのに加え今更そっち方面に進むことは完全に不可能。だから、少しでもデザインに関われそうな会社にしようと多くの制作会社やデザイン会社と関わることができる今の会社を選びました。

様々な制作会社やデザイン会社に関わり、「もっと知りたい」と、より興味が湧いていきました。
また、働いていて自分は視覚からの情報にとても敏感であるととても感じていました。
わかりにくい誤字にすぐに気づけたり、資料作成が得意だったり。

そういう視覚的な敏感さとか、そういうものを違う
形で活かせないかな、、、と考えるようになりました。
やっぱりデザインやってみたいな…

それから、

「このままでいいのかな」
「これじゃない感がずっとずーーっとするな」
「この仕事…私の得意が生きてるのかな」

と毎日モヤモヤする日々が始まりました。それでも進む日々。気づけば仕事のスケールも大きくなってプレッシャーも大きくなって。

そうやって毎日疑問を抱えたまま働いて、常に頭にはモヤがかかったように重くなっていきました。当然仕事にも集中できなくなってしまい…こんな状態がほぼ1年続きました。

1回現実的にデザインについて詳しく調べてみよう。そう思い、デザイン関係の仕事やどうやったらなれるのか情報収集を始めました。やはり未経験でその業界に入るには、まずはスクールなどに通うなどして知識と技術を身につける必要がある。独学の手もあるが、短期間で身につけたいならやはりスクールなどで教えてもらう方がいいのかな…と情報収集しているうちに「やりたい!」という気持ちと現実的な問題がせめぎ合うように。そんなこんなで色々思いつめて、その時期から新しい動きのため仕事もハードになり、身内にも色々あり…と一度にたくさんのことが重なって体調を崩し始め、会社を休むことが増えました。

「このままだといけない。一回仕事を休んで本当にしっかり体調を整え、それから今後について考えよう」
そう思い、かなり勇気はいりましたが思い切って休職をすることにしました。
(さらっとかいてますが、休職を決断するまで1ヶ月かかりました)

就活の時も、自分が何をしたいのか自分なりに真剣に向き合ったけれど、結局肝心なところで蓋をしてしまっていた。「もう無理かな」と。
当時は早くこのタイミングで自立をしなきゃ、乗り遅れないようにしなきゃと焦っていました。
確かに、「新卒切符」というこのシステムを逃すまいと、慌てて就活をしてなんとか取り得ず就職をする。そうすれば、しっかりとお給料ももらえて、自立できるし、何よりもここを逃してしまうとそう簡単にいい待遇の企業には入れなくなってしまう。
もちろん、みんながみんな、就活の時期になって慌てて準備するのではなく、しっかりとその前段階で自分と向き合って、就職以外の道を見つける人も、インターンなどで社会に触れてどんなことをしたいのか考えている大学生もいるとは思うが、私は慌てて就活をした。私のようにその時になって慌てて準備をして、自分に向き合いきれずに社会に入っていく人は結構いるかもしれない。
でもそれはそれで仕方ないので、もしモヤモヤした気持ちを抱えながら働いていたら、絶対に立ち止まって自分と向き合って心の声を聞いてあげることが本当に大事だと思いました。

本当にこのやりたいことを学び、その仕事をしていく、つまり大きくまた進路を変えることはとてつもなくリスキーで大変で失敗するかもしれない。たくさん壁はあるのですがどうせ大きい「賭け」に出るなら若くてパワーのある20代のうちにやってしまおう!
きっとここでやらなかったらおばあちゃんになったとき、死ぬ時、絶対後悔するから…ということで、体調が整い次第、また復職をしてお金を貯めてスクールに通うことに決めました。

まずはスクールに通うためにもお金が必要なので復職に向けてがんばります!

皆さんも、自分の興味のあることややってみたいこと、嫌なこと、しんどいことに向き合ってなぜそれがやりたいのか、なぜそれがしんどいのか、嫌なのか心の声を定期的に聞いてあげてくださいね。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました☺️

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