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人の話を聞かない家族と、春菊と豚の耳のサラダ

ここのところ、娘が人の話を聞かなくなってきました。

どうやら何かに集中していると、人の声が耳に入らないようです。

特に、YouTubeやテレビに夢中になっている時にその現象は多く現れます。

幼稚園から帰ってきたと思ったら、早速YouTubeを見始めている娘に対し、「今日は幼稚園で何したの」とか、「誰と遊んだの」と聞いてみても、うんともすんとも返事をしないのです。

あまりのシカトっぷりにだんだん腹が立ってきて、「ねえ、聞いてんだけど!」と強めに言うと、素っ気なく「鉄棒」とだけ答える始末。

その後、「夜ご飯は何食べたいの」と聞いてみてもまた同じことの繰り返しです。

一体誰に似てしまったものかとも思ったのですが、これは考えるまでもなく妻に似てしまったようです。

というのも、妻も何かに集中していたり夢中になったりしていると、人の話が全くもって聞こえなくなるタイプなのです。

本人達の言い分を聞きますと、「聞こえないんだからしょうがないでしょ」ということなのですが、私はいつも、本当は聞こえてるんじゃないかと疑っています。

なぜなら以前、娘が公文(くもん)の宿題に集中している時に、近くでギターを弾きながら歌を歌っていたら、「ねえっ、うるさいんだけど!お願いだから歌うのやめてくれない!」と怒られたからです。

物事に集中するのはいいですが、「はい」か「いいえ」の返事ができるぐらいには、人の話を聞く耳を持っていてほしいものですね。

話はそれますが、「聞く耳」といえば、寒い季節になるとよく作るおつまみがあります。

「春菊と豚の耳のサラダ仕立て」です。

材料
豚の耳 4枚
玉ねぎ 1玉
人参 1/2本
セロリ 1/2本
ニンニク 2片
ローリエ 1枚
ハーブ お好みで
白ワイン 適量
岩塩 1つまみ
ナッツ お好みで
春菊 好きなだけ
赤玉ねぎ 好きなだけ
ドレッシング お好きなものを

「豚の耳」と聞くと難易度が高そうに感じるかもしれませんが、作り方は意外と簡単です。

大きめの鍋に豚の耳、玉ねぎ、にんじん、セロリ、ニンニクを丸ごと入れたら、岩塩をひとつまみと水をなみなみ加えます。さらにハーブと白ワインを加えたら、火にかけて約2時間煮ていきます。

柔らかいけれどコリコリとした食感が残るくらいまで煮たら、豚の耳を取り出して冷まします。
冷めたら細切りにして、生の春菊と赤玉ねぎのスライスと一緒に、お好みのドレッシングで和えれぱ完成です。

春菊は鍋のイメージが強いですが、生のままサラダにすると、爽やかな味わいでクセもなく、栄養価も高いのでオススメです。

もしアーモンドやクルミなどのナッツがあるようでしたら、砕いて入れてみてください。
豚の耳のコリッとした食感にナッツのカリッとした食感が加わって、噛むごとに違う食感が楽しめる、リズミカルなおつまみに大変身します。

キリッと冷えた白ワインはもちろんのこと、キレのある辛口の日本酒にもバッチリ合う万能おつまみです。

豚の耳はなかなか売ってないかもしれませんが、最近では業務用スーパーなどで見かけることもあるので、興味がある方は是非探してみてください。

余った豚の耳は煮てから冷凍しておけば、次回はすぐに使えるのでとても便利ですよ。

と話が逸れてしまいましたが、かくいう私も、妻の話をあまり聞いていない節があるような気がしています。
特に、「いい加減にお酒飲むのやめなさい」という言葉はなかなか耳に入ってきづらいですね。

次の日の朝になってからは、「言われた時にやめとけば良かったのになぁ」と思うわけですが、その瞬間はどうもだめなんですね…。

妻の小言と冷や酒は、やっぱり後から効くのかもしれません。

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