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【中学受験エッセイ】こんな僕でも、努力はできる。

こんにちは、ドラドランドです。

皆さん、受験したことはありますか?
僕は中学受験をして、今の学校に通っています。

今回は、数年前ではありますが、
中学受験を体験した僕が、
そのドラマをエッセイとして書くことにしました。

それではどうぞ。


僕はもともと、親の教育もあってか
幼少期の頃は、何でも頑張るようにしていた。

小学校に入ってからは、

宿題はもちろん毎日やるし、
夜は8時くらいに寝るし、

ゲームなんてしなかったし、
家事のお手伝いもしていたし、

学校では近くの人が消しゴムを落としたら、
ちょっとカッコつけではあるけど
走ってとってあげたり、

掃除の時は机も椅子も引きずらなかったし、
教室の隅から隅まで箒ではいていたし、

ピアノの課題曲は1曲2週間で終わっていたし、
習い事のそろばんも家に帰ってひたすら練習したし、

毎日日記をつけていたし、
毎回テストは高得点だったし。



塾の入塾テストでは、
計算を丁寧に解きすぎて算数の問題が壊滅していたが、
入塾に向けての3者面談で、
この子は丁寧すぎる、と絶賛された。

しかし、それが続いたのは1年間だけ。
塾には小4から通い始めたが、
小4の最後のテストでクラスが上がり、
そこで油断しすぎて勉強しなくなった。

だから小5になった途端、成績は急激に落ちた。
一時は塾の全クラス250人中5位ぐらいだったのが、
ほぼノー勉で毎回テストを受けて、
半年後くらいには250人中247位ぐらいまで急降下した。

それが小5の夏である。
小6になってもそれがズルズルと響き、
時は小6の秋。
入試まであと2ヶ月半という追い込まれた時期で、
入試直前3者面談が行われた。

そこで、僕は先生からこう言われた。
やる気が出ないとかいう問題じゃなくて、
もうそんな時期ではないことを自覚してほしい、と。

そこから僕は火がついたように勉強した。
とくに算数。

11月の第一志望校の模試では
算数の偏差値が合格ラインより10個も下だった。
2ヶ月で偏差値を10上げなければならないのだ。
普通は、無理だろう、
でも僕は、それをやり遂げたのだ。


まず、150ページある計算問題集を、
1日1ページのところなんと1日5ページやり続けた。
そのまま冬季講習に突入。
冬季講習の授業前の午前は、
朝7時から塾に通い、
150ページの計算問題集を終わらせた。

さらに、これも1日1ページの計算テスト集を、
何と1日28ページやった。
50日かかる問題集を2日で終わらせたわけだ。
そして、第一志望校の算数の過去問30年分を
わからないとこをやり直して、計4周した。

そして迎えた入試当日。
焦らずに、やってきたことを思い出して、
全力を尽くした。


結果は合格だった。
ほんとに泣いた。

努力が、結ばれる日がついにきたのだと。


何度も言う。
「自分の本気を尽くせば、できないことはない。
その本気を、つくせるかだ。」


本当に努力が身を結んだのかは、
入試の答案が帰ってきてないからわからない。
でも、一つ言えるのは、
今からでも頑張れることだ、と思う。

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