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一人旅のすゝめ


僕はこれまで何回かバックパッカーとして1人で旅をしたことがある。
異国の文化、異国の街や風景、そこにいる人々と交流することは、
人生のスパイスになる。

そこで撮った写真などをInstagramなどのSNSに投稿すると、
「1人で行ってて楽しいの?」
こんなコメントやメッセージをいただくことがある。

今日はそんな一人旅について記事にしたいと思う。



一人旅は楽しいのか


ハノイ旧市街


まず結論からお伝えしようと思う。
結論、一人旅は楽しい。
これは間違いない。好き嫌いはあるかと思うけど、
僕みたいな「内向的人間と外交的人間のハーフ」のような人には本当におすすめ。
思い立った時に行けて、自分の好きなようにできる。
また自分が望めば、少し危険な土地にも行ける。
(おすすめはしないが、、、、)

もちろん友達とも旅行にいくのも本当に楽しい。
でも僕は人生で一回でいいから、海外への一人旅をしてみることをおすすめする。

あまり「海外にいってかぶれてしまった人」と思われたくないので、
人には言わないんだけど。


なぜ一人旅をすすめるのか



チャンアン渓谷


あまり外では言わないんだけどね。
僕が一人旅をなぜおすすめするのかというと、
「自分がどれだけ小さい世界で生きていたか、身をもって感じられるから。」

おーーー、、こいつかぶれてる。

そう思った方、一旦留まって!スクロールしないで!
コンサル出身のうつ病のような人間が書いた記事なんて、興味ないよ。
という人もこの記事でなぜ僕の考え方が変わったのかをお伝えしていくので、ぜひこの記事だけでも最後まで読んでいってください。
(先に言っておきます。有料記事を読ませたり、サブスクサービスの提案に持ち込んだりもしないので安心してください笑)

前の記事の内容のネタにもしましたが、
僕の一番考え方が変わった旅となったのは、ベトナムです。
というより、ベトナムで出会った一人の男性が言っていた言葉です。




夜21時ごろでしょうか。
年末年始ということもあってか、街は盛り上がっています。
歩行者に対してバイクの距離がすごく近かったり、
人がわんさかいて危ないんですけどね笑

そんなハノイ市街の市場を覗いてから、
宿を探している時、一人の飲んだくれてるおじさんが僕に絡んできました。
見慣れないアジア人でリュックを背負っていると、変な目で見られたり、
男でも絡まれたりすることがあるんです笑

そのおじさんは5〜6人程度で道端で飲んでいて楽しそうでした。
出身地などの話しなどをしているうちに仲良くなったと思ったのか、
お前は仕事は何をしてるんだ、とかここに住んでるのかとか
いらん話しまで発展していきました笑
これが旅の醍醐味でもあるんですけど笑




前置きが長くなりました。
その男性は何といっていたかというと、
「俺は週3働いて、その金で週4飲んでるぜ。」といっていたのです。
で、社会主義の国だからか、そういった人も結構いるというのです。

おじさんを人生の先生にするわけではないすが、
それでもその生活をずっと続けているようなのです。
このおじさん、おそらく日本人よりお金はもっていないでしょう。
でも自分の好きなことをして、好きなように人生を歩んでいるようで、
僕からはすごく楽しそうに見えました。

何が言いたいのかというと、正しいことってないんだなってことです。
日本で生まれそだった僕は、一生懸命働くことは美徳で尊いこと。
それが当たり前という風に育ってきましたし、それが普通でした。

でもなぜかわからないけど、このおじさんの一言で、
すごく気持ちが軽くなったのを覚えています。

頑張ること、努力することだけが正解じゃないんだな。
自分の人生の方向って自分で決めていいんだなって。

何も僕が週3働いて、週4回飲んでやろうなんて思いませんけど、
自分が楽しくて、人に迷惑かけていなくて、そしてちょっとだけ周りの人を笑顔にできるくらいがちょうどいいんじゃないかなって思えたんです。

おそらく日本で生活していたら、このおじさんは社会から、
批判を受け叩かれるでしょう笑
でもベトナムにいたら、生きていけるのです。
何が言いたいかっていうと、
一つ視点を変えて、異国の地を一人で歩いていると、
こういうこと結構起きるわけです。

それが自分の考え方を180度変えてしまうような、そんな経験になるわけです。

ここまで読んでくださった方、おそらく毎日必死で働いて、
これまでも人が嫌がることを頑張ってきた方たちかなと思います。
そんな方々の気持ちが少しでも軽くなったらと思い、僕の「海外かぶれ話」をさせていただきました。

需要があれば、また別の国でも体験談もお話していければと思います。




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