王安美
Twitterと勘違いしてよくつぶやいてしまうみたいです
すき、とかあいたい、はあなたのための うそはひとくちもないよ 窓枠をもたない果実 だれのこいびとにもなるよ あなたがうそをつかなければ 正座するキャラメリゼ わたしを好きなあなたにしあわせでいてほしいだけ
あっ…….. 毎日更新するはずだったニート日記も気づけば6日間サボってしまい、ついに1週間が経ってしまった。 1週間というと長いのか短いのかよく分からない時間だ。七日間と言われればまあそれなりに忙しくしたような気分になるし、1ヶ月の1/4と聞けばなんだか随分損をしたような気持ちになる。 実際のところ、私は日々を堕落して過ごしていたのではなくむしろ会社員時代とさして変わらない物量のタスクに向き合っていたのである。(自称) 友人の仕事を請け負ったり、前職の引き継ぎをしたり、
無職のご挨拶 どうも、こんばんは。ニートになりました。 そんなろくでもない挨拶をすることをどうかお許しください。 時間だけはあるため、ニート期間の記録として日記を残していきたいと思います。 無職までの道のりとは言っても、私はいわゆる社畜と言われる部類で、ここ数年間平日はほぼ毎日9-0で働いていました。 このような労働時間では某漫画のような恋愛はできないに決まっています。 山Pのようなお坊さんは現れるはずもなく、私はただ電車に揺られ仕事に燃土日はくたびれるだけの生活を送っ
らっこちゃんの爪はながい いつも、ラグビー部みたいなラインストーンが窮屈そうに細くて綺麗なつめに整列している 必ずと言っていいほど、誰かのイニシャルとポムポムプリンがついている おそらくそれは好きな人なんだと思う 爪をつけると、強くなれるんだって 確かに武器みたいだなとか思う 必ず人間は手を使うから、 そのとき目に入って爪が可愛いと勇気がでるんだって らっこちゃんはわたしより細くて柔らかい髪の毛がいつも綺麗に巻いてあって、 たっけえヒールを履いていて、 柔軟剤が
生理みたいに 毎年だいたい規則正しく春は来るのに いつも久しぶりだと思ってしまう なんならきたと思ったら、終わっていたり 生理もそんなふうならいいのに
今日は何の日だったか、わからないけど3連休で今日まで仕事がないということは理解していた。 だからとても気分がいい。なかなか休日は外出が憚れる私だが、今日は以前から行きたかった近所(と言っても30分ほどかかる)喫茶店まで行こうと決めていた。 所用を済ませた後、家から金町駅前まで30分ほど歩く。 最近運動不足だったためだろうか、冬の空気が染み込んだ太腿に血が弾み、痒みを訴えている。 たどり着いた先には、駅のターミナルからも確認できるくらいの大きな文字でガラス窓に”味の芸術”と
緩んだ蛇口の秒針にしたがって いつもよりゆるやかな速度で愛し合う土曜朝 でっぷりとした水の実が水面をゆらして きみにはきみの水が流れている ぼくの肌でまあるく跳ねる水滴 きみがぼくを好きかなんてどうでもいい 愛なんて仰々しいものはいらない きみは甘いものが好きだしぼくは柔軟剤のにおいが好きなだけ きみがミネラルウォーターを取り出してグラスに注ぐ 砂のような細い音 冷たくて優しい サイゼリアをヤと正したりそんな律儀なところも嫌いじゃない 向かいの家の窓が開
毎日通販サイトからクーポンが届くのにお金は貯まりやしないしギリギリ赤字で生きている
インスタ見るのやめたらいいのに、そんなに忙しそうにするなら 茹ですぎたそうめんがだらり、体を流れてふたりだらり、体を並べて きみに頼まれたタバコふたつレジに並べレジ袋を断り なんで彼氏作んないのって皮肉言われながら遅いフライドポテト待ちたい、ぼくは 重いなべぶたを開けてうみを待つ 「志望動機は?」なんて言われたってでっちあげなの分かってるくせに 理由ないことの方が多い世の中 鼻下のニキビくらい素直に不満を言いたいなあ 絞り出し
4つ上で国家公務員車持ちで性格も仏の、絵に描いたような好物件のお相手に拒絶反応が出てしまって今度こそ幸せになるんだと意気込んでいた女の情けない一夜の日記があったので… もうよく分からないよ2020/11/21 もうなんかよく分からないよ 3回目?くらいのご飯に行って、嘘をついて逃げるように帰った ご飯は美味しいのに、普通にいい人なのに、 この状況全てから逃げ出したかった 取り立てて非はないのに、素でいられるのに 追いかけるような不安がロースターから煙
いつか、みずいろの家にすみたいな と思う みずは透明だけど みずいろって 透明と不透明の間を行き来する 青々しくて、若いブルーだ ポカリも、プールも、数学のノートも 憂鬱も、いつもブルーだ 嘘は真っ赤なのに、ね 光の反射がどうとか そういう野暮なことは無しにして ただ、わたしたちにはブルーのみずが巡っていて おなかを開いたら 澄んだなまぬるいみずいろが広がっている、 なんておかしな話だったらいいのに
車のナンバーとか朝のニュース番組の左上とか部屋番号とか値引きになったお肉とか、いろんな4桁にきみは生きていて、青色の炎を蓄える 吹き消したのは私の方だけれど、まだおめでとうって、思ってもいいかな
イヤホンの外でチェンソーと悲しいニュースと母の文句が流れている 細いコードだけが私を繋いでくれている 飛んでったカップラーメンの汁 役立たずのノートに血飛沫が舞う お気に入りのくすみブルーなネイル ゆびさきから徐々にハゲていく、あの感じ ぶどうカルピス:牛乳:水=1:2:2 あなたはあなたのバランスでいいから 2481字から進まないレポートと反比例に増えてく通知 締め切りから現在までの、逆方向の生死だけが真実 「なんで死んじゃったんだろうねえ、」 それらしい理由で味
昨日途中まで書き進めていた記事を、書けなくなってしまった 希望と自信の合致した昨日の私を 不合格通知が殺した そんないちいちくよくよしていられない、相性が悪かっただけだよ そういって正論を振る君が今の私を殺すんだ 落ち込んでいるとかではないのよ 僕がダメなこと、僕がどうしようもない人間だってことは 私が一番知っている、それを社会が丸裸にして その恥ずかしさで死にそうなだけ お昼に冷麺を食べて、16時から昼寝をした 目を覚ましても、肉体は至って健康に生きてい
2日に1回は、更新するゾ!と意気込んでいた五月。毎日窓に涙が流れる。夏に湿度が近づいて、抜けていく感覚は試されているようで、その速度にふるい落とされないように。準備ができなければ置いて、老いていかれるようで。意味のあることしかしないのは、常に正解不正解の2択しかなくて苦しい
テレビ、新聞、SNS…各メディアで同じような報道・議論がなされている。 ニュースのトレンドはコロコロ変わり、そのたび私たちは群れとなって正義をかざす 風見鶏みたいだ。 差別と区別NYの帰国子女の友達に、 差別主義って、区別した時点で始まっているというようなことを言われた 私はyellow あなたはblack あの子はwhite 私はfemale あなたはmale あの子はtransgender そう認識するだけで、人類を分別しただけで、 差別は始まると。 だか