ドナルド松山

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【note】現行NISA、2024年からの注意点

NISA(少額投資非課税制度)が24年から刷新されます。 内容などについては、色々なコラムで記載されているので、そちらに譲るとして、ここでは現行NISAを保有している方に対して2024年からの注意点をご案内したいと思います。 新型NISAへのロールオーバできない現行NISAと24年から始まる刷新されたNISA(新型NISAとします)は、まったく別の口座管理を行うとされています。 そのため、購入から5年を経過した残高について、さらに非課税期間を5年延長するいわゆるロールオーバ

    • 【note】新型NISA(2024年開始)のメモ

      政府の肝いりで資産倍増計画のひとつであるいわゆる新型NISAが2024年から開始されます。そこで色々と整理をしておこうと思います。 新型NISAの概要目玉は非課税期間の恒久化 これまでのNISAは、いわゆる一般は5年、つみたては20年という非課税期間が設定されていました。ただし、期間が終了すると、終了時点の時価で、引き継ぐことができます(これをロールオーバーといいます)。 これが、期限がなくなり、保有し続けることで、配当金や分配金の非課税期間が続くことになります。もちろん

      • 【note】「駄目出し」と「デバッグ」

        久々にnoteでコラムを書いてみます。 今回は、演劇で使われる「駄目出し」とシステム開発で使われる「デバッグ」のお話をします。 ある演劇団体の主宰が「駄目出し」という言葉が嫌いで、稽古場での指摘事項があっても駄目出しという表現を殆ど使いません。 駄目出しは、欠点・弱点を指摘することで、英語ではネガティブフィードバックです。駄目は、囲碁用語で、打った石が、自分にも相手にも陣地獲得にならない、無駄な石から来ています。 駄目出しは、業務上の評価の場、例えば上司が部下を評価す

        • 【note】夢だけでは食えないが、夢がなければ食えない

          先日、とある高校で、理工系大学への進学向け模擬講義を行った。 いや、過去に資格取得をテーマにした高校生向け講義を行ったことがあるが、今回はほぼ理工系の講師になりすまして(でも工学部で講義は行ってるし、そもそもエンジニアだし)講義を行った。 講義が終わり、帰り支度をしていると1人の学生が質問に来た 「大学受験と資格取得のどちらを優先すればいいでしょうか」 質問の内容は端的には、そういうことだった。講義の中で「資格はできるだけ取っといた方がいい。どこで何に役立つかがわからな

        【note】現行NISA、2024年からの注意点

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        • 駒鹿日夢生の物語
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          【note】text FP相談

          というものを実は昨年からやっている。仕組みは単純で、相談者がサイトに相談内容を書いて、それに回答するというやつ。相談内容は多岐にわたるけれど、まぁ半分ぐらいは、FP相談というより愚痴というかそういうもの。なので、すべてに回答しているわけでなく、私が答えられる相談に限定している。 それで、転職するしない相談というものがいくつかある。私はIT業界(正確には金融業界のIT部門)出身なんで、業界の状況は少しばかり知っている。今も情報は入ってくる。なので、結構具体的に回答している。も

          【note】text FP相談

          【note】「夢の白球を追いかけて」を作るきっかけ

          未公開作品である「夢の白球を追いかけて」は、この年末年始に再放送されていた「メジャーセカンド」がきっかけのひとつだった。 メジャーセカンドをたまたま観てたら、女子がエースの中学軟式の物語で、まるで少女漫画のようだったが、私は「野球狂の詩」を観ていたので、そういうのも面白いなぁと思ってみてた。セカンドがあるからファーストというのがあって、ファーストの主役の子供がセカンドの主役だった。 その前に桐谷美玲さんがCMをしていた漫画「花梨のマウンド」に”女の子だって甲子園”という台

          【note】「夢の白球を追いかけて」を作るきっかけ

          【note】「また、逢いましょう」あの夏の日の言葉

          2020年夏、元日本代表の名サイドバック、内田篤人選手が引退しました。あの時の挨拶の締めの言葉が、「また、逢いましょう」でした。私的には2020年の流行語大賞級の言葉だと思っています。あの時は、今度は指導者として鹿島に帰ってきて…なんて呑気な(決して呑気ではないけれど)ことを言ってたが、2020年は、気軽に人との交流ができる世の中ではなかった。そして今年の正月もその状態は収束する気配を見せませんでした。 私のSNSにおける新年の挨拶の締めに「また、逢いましょう」と綴りました

          【note】「また、逢いましょう」あの夏の日の言葉

          【note】今そこにあるハイパーインフレの危機

          収入555万円、支出1750万円、借金1億円 この様な状況になったら、借金をどう返済しますか? この数字、1,000万倍したものが現在の日本の国家予算。収入の3倍の支出があって、借金が約20倍…単純に収入すべてを借金返済に充てるだけでも20年かかるという金額です。FP相談でこんなのを見たら卒倒しちゃいます。もう、弁護士さんをご紹介しますから、そちらで債務整理を依頼して下さい…ってなると思います。でも、国家予算だから債務整理なんて依頼されたら、それは国民が影響を受けます。それ

          【note】今そこにあるハイパーインフレの危機

          【note】そんなに老後のお金が不安なのか?

          という過激なタイトルをつけてみたが、私が社会人なりたての頃、大きな誤解から個人年金に加入したことがあって、公的年金制度に不安…というより仕組みが知らなかったから自分は年金もらえないから自助努力しないと…と思ってた。この個人年金は、まだ受給権はないけれど、結構活躍してくれている。その話はまたいつか。 「年金自助努力2,000万円問題」というのが去年話題にあったけれど、実は高校か大学生だった頃、ちょっとこの件が話題なったと記憶している。ちょうと25年に1回の年金改革の年で、厚生年

          【note】そんなに老後のお金が不安なのか?

          【note】(一般)NISAのロールオーバーの注意点

          NISA(少額投資非課税制度)が始まってまもなく7年目を迎えます。(一般)NISAの非課税期間が5年なので、次回は2回目のロールオーバーになります。 ロールオーバーとは、NISA口座に入って5年を迎えた株式や株式投資信託を、もう5年NISA口座に継続して入れることを言います。 その時の注意点…NISA口座を持つぐらいだから、釈迦に説法かもしれないが、今一度解説しておきたいと思います。(もし、漏れがあったらコメント下さい) まず、手続きについて… どの銘柄をロールオーバー

          【note】(一般)NISAのロールオーバーの注意点

          【note】「おるかのまるお」の舞台

          この物語は、2011年3月11日に、鴨川シーワールドに行った時の出来事をモチーフにしています。タイトルのオルカとは、シャチの学術名、まるおは、水族館の動物、とくにシャチが大好きな大阪の漫画家のまつおるかさんから拝借しました。 2011年3月11日といえば、東日本大震災。13時のシャチのパフォーマンスを観て、海獣(トドなど)を見てまわり、ペリカンの近くを通った時に、地震が来ました。その揺れによって、ベルーガがいる水槽から水が溢れました。物語では、水が溢れた事で、ベルーガが大変な

          【note】「おるかのまるお」の舞台

          【note】オンライン授業…でもね…

          久々のnote なんかブログと変わらない使い方してるなと思いつつ、一応、noteでは、仕事周りに限定しようと思ってる。たまに芝居ネタ(というか物語の概要)も差し込みたいなと…。 今回のテーマはオンライン授業 私は非常勤講師というものをやっている。簿記、FP技能士、外務員…どこかで国内旅行とかさせてくれないかな? で、今年はコロナ禍の影響で、前期は完全オンライン授業(というよりテキストオンデマンド)を実施した所があった。仕込み作業が結構手間で大変だった。まぁ実はe-ラーニン

          【note】オンライン授業…でもね…

          【note】GDPマイナス27.8%だけど…?

          2020年4-6月のGDP成長率が年率27.8%マイナスと8月17日に速報値としてリリースされた。金額に換算すると約30兆円のマイナスになる。 これか結構インパクトが大きい値で、戦後最大と言われている。 でも、不思議な事に、日経平均が思ったほど下がっていない。リーマンショックの時は1,000円超下落したというのに…。 考えらえる原因は2つ、1つはマネーストックが増大したために、株価がその分吸収してしまった。もう1つは、7-9月期に下落分の一部が回復する(格言に従うと10兆

          【note】GDPマイナス27.8%だけど…?

          【note】実話怪談:冬の天袋

          この話は私の実体験…でも怪談です。因みに私は幽霊の存在を信じていて、肉体と魂が分離する事を死と思っています。

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          【note】実話怪談:冬の天袋

          【note】「エンディングノート」なんて早い?いえいえ、、むしろ遅いかも

          たまにはシニアコンシェルジュ協会のメンバーらしい事を綴ってみようと思う。 一般的にエンディングノートと言われるものを、シニアコンシェルジュ協会でも「シニアライフノート」を発行していて、現在2020年度の製本版をクラウドファンディングなどで作成する予定で準備中です。 エンディングノートは、それを発行者(作成者)によって、特徴があり、たとえば葬儀関係者などが発行者であれば、葬儀のための準備が中心の構成になっています。一般的に高齢者を対象にしているものが、殆どです。 そもそも

          【note】「エンディングノート」なんて早い?いえいえ、、むしろ遅いかも

          【note】「オンライン帰省」っていうが…

          「GoToなんちゃら」ってのがある一方で、今年のお盆は帰省を控えましょう…その代わり、オンラインで帰省しましょう って言うけれど、そんなカンタンにできるものなのか? ①地方の特に高齢者が、ZoomやSkypeを操作できるのか?日経新聞では、簡単にできるとの記事が出ていたが、それは本当なんだろうか?ここ数か月、Zoom,Skypeでの会議や、Meetでのオンライン講義を行ったけれど、結構手間だった。それだけでなく、セキュリティなどの環境設定が、簡単にできる…とは思えない。

          【note】「オンライン帰省」っていうが…