【note】そんなに老後のお金が不安なのか?

という過激なタイトルをつけてみたが、私が社会人なりたての頃、大きな誤解から個人年金に加入したことがあって、公的年金制度に不安…というより仕組みが知らなかったから自分は年金もらえないから自助努力しないと…と思ってた。この個人年金は、まだ受給権はないけれど、結構活躍してくれている。その話はまたいつか。
「年金自助努力2,000万円問題」というのが去年話題にあったけれど、実は高校か大学生だった頃、ちょっとこの件が話題なったと記憶している。ちょうと25年に1回の年金改革の年で、厚生年金と国民年金の一体化と第3号被保険者制度が誕生した頃だったと思う。その中で自助努力が必要…と言うか、公的保険制度はあくまで最低限の生活を保証するための制度で、まともな生活をしたかったら自助努力が必要、と言ってたと思う。おう昭和の時代から2,000万円問題は言われてた。なのに、今頃「知らなかった」というのは、如何なものかと思う。まぁ、高度成長期&バブル景気前だったからというものあるだろうけれど…。これが記憶にあったから多分、個人年金に加入したんだと思う。今だったら、迷わずiDeCoに加入するだろうなぁ。でも配分はめちゃ下手を打つような気がする。今でこそ、投資の知識をそれなりに持っているけれど、当時はからっきしダメだったからなぁ。世間がNTT株で狂喜乱舞してても、無視したから…(NTTのIPOについてはそれが正解だったと思う)。

で、このタイトルの趣旨。多分、公的年金制度の受給額が減額される…現役世代は負担が増える…そもそも年金制度が破綻する…という悪いトピックばかりがピックアップされているから不安になるのだと思う。しかも、少子高齢化はますます進んでて、改善の兆候がみえない。でも、田舎暮らし、海外移住、駅近マンション、高住専…などなど、昔より選択肢はたくさんあって、その情報も豊富にあって、やり方次第で、老後生活は充実させられるんではないかな、と思う。しかも、自助努力できる環境は、昔より豊富にある。iDeCo、NISA、海外投資、暗号資産…。
今の60代70代は、今だったらブラックだぁと言われるような環境下で、もくもくと(しかも楽しそうに)仕事し、それが現在のインフラの下支えになっている。現在も、それぐらいやってみてもいいんじゃないかなと思うのは昭和脳?”社会貢献”という意味が近年薄れているのが、ブラックを生んだり、年金不安を助長しているような気がする。不安を取っ払うということを疎かにしてはいけない。だって、他人は自分の思う通りには動かない。それは自分が他人に思い通りに動かないとの同じ。

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