マガジンのカバー画像

エッセイ

228
運営しているクリエイター

2021年2月の記事一覧

生まれたばかりの無垢な感性を持ち続ける

たとえば始めてカメラのファインダーを覗いて出会った心象の驚きを・・・
たとえばはじめて心が通じ合うと感じた友との出会いを・・・
たとえば心を撃ち抜かれたような言葉に視線が固まってしまった本との出会いを・・・
たとえばふとしたきっかけからの思索で一歩進み始めたと感じた喜びを・・・
たとえば始めて傾聴をしたときの人の深淵と繋がった輝きを・・・

そんな無垢な感性が自分にあることに喜び、
さらなる発見や

もっとみる

私が小さくなるということ、、(とあるコメントから感じたこと)

だんだん小さくなっていく、という言葉を聴き何かを感じた。
やっとこの感じを感知できるようになったのか。
ひたすら尖って自己主張と自己承認を求めていた頃はこの感覚は想像もつかなかった。
大きく、高く、鋭くなるため経験と言葉を重ねた。
それで一人になっても構わなかった。
誰にもわからないさ、我孤高也などといいながら自我が尽きた。
いつしか他者の存在に気づき他者そのものを受け入れられるようになった。

もっとみる

「嫌われる勇気」と発達障害

アドラーを紹介する「嫌われる勇気」という本が好きで「あ、この人には」という友人に紹介することも多い。
タイトルの「嫌われる」ってのもワタシそのものだし、内容にある「常識へのアンチテーゼ」ってのも気に入っている。
承認欲求の否定も、そうだそうだ、とうなずいてしまったし、誰に対しても意識の上では対等であり、横の関係を築くってものワタシだし、
いまこの瞬間をくるくるとダンスするように生きる連続する刹那な

もっとみる