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【月刊おすすめの本 8月海外サスペンス小説編】翻訳モノ好き必読!『三分間の空隙』-上下巻あるけど、面白いよ。

どうも、yutaroです。
8月は、あまり小説を読んでいないので今回は、一冊のみになります。万人向けではないと思いますが、一応紹介します。

アンデシュ・ルースルンド、 ベリエ・ヘルストレム著『三分間の空隙』 

前作の「三秒間の死角」に続き、新たな傑作に出できてしまった。
そう感じたのは、私だけでなく、このシリーズが好きな読者もそう感じているでしょう。今回もなかなか面白かった。上下巻ダレることなく一気読みでした。
今回のあらすじは、舞台は、コロンビア。子供たちがお金をもらうために殺し屋になる暗い世界がある。その世界の地に麻薬取締局に雇われたピート・ホフマンが潜入していた。任務は麻薬犯罪ゲリラPRCの情報を米国に提供すること。だが、思わぬ事態が起こる。下院議長の誘拐事件によって〝対麻薬最終戦争″の火蓋が切られた。ホワイトハウスの上層部がピートをゲリラの一員として殺害対象として定められたのだ。そして、関係者がグレーンス警部に救出作戦を依頼する

個人的には、前作の「三秒間の死角」を読むことを非常にお勧めする。ピートとグレーンス警部の関係性、そもその出会いのキッカケを知る必要がある。現在までに刊行されている「制裁」、「ボックス21」、「死刑囚」、「地下道の少女」も面白い。ハードな内容だがグレーンス警部が活躍している。今回の「三分間の空隙」は、ピートとグレーンスとの新しい物語の幕分けだと思う。アクション、スリルがあって面白い。これまでになかった要素が増えた気がする。そして、来年刊行される予定の「三時間の導線(仮題)」もピートとグレーンス警部の活躍が見られる。今後の作品が非常に楽しみだ。

今回も、良ければスキお願いします。

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