在宅勤務はスタバでドヤることじゃない
どうも、ゑんどう(@ryosuke_endo)です。
労働の下僕なみなさん、調子はいかがですか。これを書いているぼくは、非常に調子が悪く、みなさんに何かを偉そうに語れるような状態ではありません。
新型コロナウイルスの影響以後、変わったことがありますよね。たとえば、マスクが急激に定着…いや、それ以前からマスクをしている人はたくさんいたな…。もういいや。
本題に入ります。
テレワークの実施率は過去最低に
テレワーク、リモートワーク、在宅勤務といろいろな言い方がありますが、要は会社のオフィスに出社しなくても働けるようにするって働き方ですね。それが急速に普及した印象を持たれている方も少なくないでしょう。ここでは便宜上、テレワークと呼称します。何の便宜を図っているのかはぼく自身でも理解してませんが…。
とにかく出社せずに仕事が可能なテレワークには様々なメリットがあるとされています。自宅やカフェなど場所の制約から解き放たれた労働者たちに自由と柔軟性が与えられ、企業にはオフィススペースのコスト削減といった恩恵が授けられました。さらに、テレワークが前提となれば雇用する人の地域や時間に制約されないため、日本各地、ひいては世界中から労働人員を確保することが可能となり、多様な人々が働きやすい環境を提供できることとなります。
そんな夢のような働き方であるはずのテレワークの実施率が過去最低であると公益財団法人日本生産性本部から2024年2月7日に発表されていました。本部があるってことは支部がどこかにあるのでしょうか。気になります。
「そんな、まさか…」といった気持ちを抑えきれず、テレワークで働ける企業の多そうな東京都のテレワーク実施率を見てみると、明らかに低下傾向であることがわかり、有無を言わさぬ結果に項垂れてしまいました。
テレワークの魅力を引き下げているのは誰か
でも、テレワークがなくなってしまったら困るのはぼくです。
現在、在宅フリーランスとして活動をしている立場として、テレワークが不可能な時代となってしまえば、ただでさえ稼ぐ能力が低いのに食い扶持がなくなってしまいます。そもそも稼ぐ能力が低いのにフリーランスって何だよって話ではありますが…。
実施率が下がっているってことは、きっと経営陣がテレワークの効能を感じることができず、導入し続けるだけの魅力を抱くことができない理由が存在するのでしょう。そうに違いありません。
だったら、その魅力を引き下げている要因や原因を取り除くことができたら、きっとテレワークの実施率は急勾配を見せ、90%とまでは行かずとも70%ぐらいには行くんじゃないですかね。
淡い期待と雑すぎる目論見を提げてネットの海を漂浪していると一つの記事が目に飛び込んできました。…見つけましたよ。
コイツらに違いありません。
一時期、スターバックスコーヒーでMacを広げ、店内Wi-Fiにアクセスし何かしらの作業を行うイキリたった姿を見せてはドヤ顔を披露する人のことを「ドヤラー」や「ドヤリング」と称することがネット上で話題になっていました。
スターバックスコーヒーの決して安くはない上に美味しいのかどうかも金額に釣られて明確に判断ができなくなっている中、コーヒーの香りを嗅ぎながら店内にいる有象無象の人たちが織りなす保険営業や何かしらの面接、打合せと称した雑談が繰り広げられる環境で本当にリラックスして集中した状態を構築できるのか、甚だ疑問でしかありません。
上記の記事内でも書かれている通り、スタバでできる仕事といったら以下のことぐらいなもので、大業なコーディングを必要とするプログラミングなどをするのにパソコンの画面ひとつでは心許ないことこの上ないでしょう。
そういった「スタバで仕事してる自分、カッコいい」とか「クールだぜ」みたいなドヤり顔を決めて実際にはネットサーフィンをしているだけの輩がいるせいでテレワークの魅力や効能が引き下げられているのだとしたら悲しいことこの上ありません。
もし、これをお読みの方の中に、スタバでドヤリングを決め込んでいる人がいるのだとしたら、即刻にやめていただき、会社へ出社してください。お願いします。
在宅勤務で本領発揮される事柄
在宅勤務で生産性を上げることの本意は何か。詰まるところ、これが重要なのでしょう。わかっていますよ。会社に出社するではなく、テレワークだからこそ実現できる生産性を向上させるための要素や事柄が必要なことは。
もうね、バッキバキに環境を整えることでしょう!これ以外にありませんよ!
まず、ディスプレイね。パソコンの画面だけで仕事をするってのは大きなディスプレイモニターを体感してからでは大いにもどかしく感じてしまうものです。
なぜなら、大は小を兼ねるから!かねるから!
我が家では以下のモニターをアームで吊り下げて設置していますが、これがまあ何と心地のいい画面となっているか!
本来なら、もっとワイドな湾曲して没入できるようなモニターを設置したいところではありますが、予算的な問題をクリアしなければいけませんし、何よりもスペースの確保が必要となります。
他にも、オンラインで会議を行うのに適した環境を用意しなければいけませんのでイヤホンなんかも用意します。
ぼくはApple系の耳からうどんが出ているかのような見た目となってしまうイヤホンを着用すると、耳の形が悪いからポロッと落ちてしまいますので、骨伝導系のイヤホンを利用したり、
こちらの耳に引っ掛けるタイプのものを利用しています。
あとは、オンラインで会議に参加していると相手の声が割れていたり、モヤがかかったようにこもってしまうと聞き取るのが困難な状況を自分が生み出してしまうことが嫌なのでマイクも用意しています。
他にもキーボードをパソコンから独立させることはもちろんですが、パソコンをデスクトップ型のようにモニターなどに接続するためにはポート数が足りなくなる問題が発生するため、ドッキングステーションも用意しています。
こういった環境を用意してくれる会社があるのなら、出社したって構わないでしょうが、地方で、しかもぼくみたいな無能を雇用できる会社となると、ぼくみたいな出来損ないにここまでの環境を用意することなど、もったいなくてできるものではありません。
でも、在宅で仕事をするのであれば、こういった環境を用意するからこそ生産性が云々と言えるのであって、スタバでドヤっている人たちは環境整備をしてからスタバで仕事をしてみてください。圧倒的にやりづらくなりますから。
おわりに
と、まぁ、いろいろと書いてきたものの、いくら環境を整えたところで、生産性が引き上がらない無能側の人間ってのはいるものです。ぼくみたいなね。
そうなってくると、生産性ってのは本質的にいうと、環境のせいになどせず、着々と依頼主の望む以上の成果を提供できる仕事術を身につけている人だけが使えるのであって、それができない人間は生産性が云々などと述べてはいけないのだと実感します。
さて、あなたはどちら側の人間ですか。
ではでは。
ゑんどう(@ryosuke_endo)
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