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#えんどうnote

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これまでに書いた #えんどうnote のマガジンを全て一つにまとめました。
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記事一覧

「言葉にできない苦しみ」と共に暮らす

どうも、ゑんどう(@ryosuke_endo)です。 日々の生活の中で、何かがうまくいかない。でも、それが何なのか、どう説明したらいいのか分からない。そんな思いを抱えている方は少なくありません。 ぼくは精神障害手帳の2級を保持する障がい者です。正直なところ、これをオープンにすることって3年前とか5年前にはできなかったんですよね。 ちょっと穿った見方をされて、「ちょっと腫れ物を扱うような態度」を取られてしまうこと、それを相手に強いるような事になってしまうのが嫌だから。

連続の記事公開も1260日を超えた...が

どうも、ゑんどう(@ryosuke_endo)です。 ここまで1200日以上、連続で記事を更新してきたのですが、ここにきてパタリと「書きたい」とか「書かなきゃ」みたいな感情を抱けなくなってきました。これは困った。 いや、別にこれで生活費を稼いでいるわけではないので何も困ったことにはならないのですが… なんというか、サンクコスト(埋没費用)化したからか、連続での記事更新をやめてしまうことに「もったいなさ」みたいなものを感じている次第です。 どうもこうも体調が安定せず、以

日本の教育投資の現状と悲しい未来

どうも、ゑんどう(@ryosuke_endo)です。 日本の公的支出における教育費の割合が国際的に低い水準であることが、OECD(経済協力開発機構)の報告書で明らかになったそうです。 子どもと一緒に生活をする立場からすると、本当に悲しく、さみしい限り。日本のことを無闇矢鱈と否定したくはないのですが、子どもに投資をしない国に未来があるとは思えないのですが、そういう感情を抱くのはぼくだけではないでしょう。 日本の教育費支出の実態OECDが最近(2024年9月時点)公表した「

カスタマーハラスメントを考える-ぼくらはいつでもそっち側に片足を突っ込んでいる-

どうも、ゑんどう(@ryosuke_endo)です。 「お客様は神様です」というフレーズを耳にしたことがある方も多いでしょう。下手したら、それを盲信している人もいるのかもしれません。 たしかに、お金を支払ってサービスを享受してくれようとする人がいることは、何かしらのサービスを提供している人達からすると非常にありがたい話で、時として救いを与えてくれる存在であるかのように思えることもあります。わかります。 でも、その考え方が行き過ぎてしまい、傲慢で横柄な態度を取る顧客が深刻

就労継続支援A型事業所の閉鎖問題について紹介と解説

どうも、ゑんどう(@ryosuke_endo)です。 2024年9月、障害者の就労支援を目的とするA型事業所の閉鎖が相次ぎ、約5000人もの障害者が職を失うといった、ちょっと衝撃的なニュースが共同通信から出ていました。 共同通信社の記事によると、この数字は過去最多の年間解雇記録をわずか5ヶ月で突破する勢いだといい、その数の衝撃度合いがわかるのではないでしょうか。 おそらく、普段からこのnoteを読んでくださる方の中でも就労継続支援A型事業所について「なにそれ?」となる方

どうやったら「家族の絆」なんてものを深めていくことができるか

どうも、ゑんどう(@ryosuke_endo)です。 最近ですね、なんとなく、家族との絆みたいなものが強めることができてきているように思うのです。なんでかなぁ…とか考えているのですが、その考えていることを簡単に書き記していくことにします。 妻さんと丁寧に接するやっぱり家族の柱というか、根本はぼくと妻さんです。この二人が揃わなければ、目の前にしている三名の子どもたちと出会うこともありませんでした。 彼らがいてくれることは本当に人生にとって喜びを実感させてくれますし、日々、

小中高の教員は、もっと特別支援級に関わってほしい。

どうも、ゑんどう(@ryosuke_endo)です。 まず、今回のタイトルに触れるうえで、ぼくの前提条件を説明しておきます。 我が家には3名の息子がおり、2024年9月時点で小学校5年生、3年生、未就学(年長)といった構成。 5年生の長男くんは小学校2年生の頃から不登校で、ASD(自閉スペクトラム症)の傾向あり。次男くんは次男くんでLD(学習障害)などの特性があり、2名とも特別支援級への転籍しています。 特別支援級への転籍後、不登校だった長男くんは登校できるようにとい

精神面での体調不良はどんな状態なのか

どうも、ゑんどう(@ryosuke_endo)です。 ここ最近、数日ほど体調が芳しくありません。 悪寒がするとか、咳が出るとか、お腹が痛いだとかってわかりやすいものではなく、心理的な面での体調不良なのですよ。 外見からすると判別しづらいもののため、他人からは見えないものではありますが、たしかに自分の中では明らかに「健康な状態」ではない。 元気ハツラツだなんてことは、そうそう実感することはできないでしょうが、少なくとも「いつもの状態」を把握されている方は多いはず。 そ

精神科、心療内科への受診を迷っている人へ

どうも、ゑんどう(@ryosuke_endo)です。 この記事タイトルが気になって、もしくは何かしらの検索語句を入れてこの記事に入ってきてくださったあなたは、今、何か心に引っかかるものを感じているのかもしれません。 毎日の生活の中で、何かがしっくりこない。そんな感覚に悩まされているのかもしれません。こころにぽっかり穴が空いてしまったような感覚。胸が圧迫されるような苦しさを抱いていることもあれば、ずっと急かされるような心持ちになっていたりするのかもしれません。 上記

無事に帰ってきてくれてありがとう

どうも、ゑんどう(@ryosuke_endo)です。 普段、在宅でカタカタとやっているもんだから、家族を自宅で迎え入れる側だったりします。 不登校だった長男くんも特別支援級へ転籍してからは「学校、楽しい」なんていいながらウキウキと登校できるようになりました。 お兄ちゃんが大好きな次男くんも、その様子をみて嬉しそうだし、何なら兄貴の登校準備を代わりにしてあげるぐらい。 小学生の二人が登校していくのに合わせて、保育園児の三男も学校の目の前にある保育園に向かって歩いていきま

厚生労働省白書(令和6年度版)がメンタルヘルスに焦点をあてている件について

どうも、ゑんどう(@ryosuke_endo)です。 2024年8月27日、厚生労働省が令和6年度版の厚生労働省白書を公開しました。内容を閲覧する前にタイトルというかテーマが「―こころの健康と向き合い、健やかに暮らすことのできる社会に―」と目を引きます。 つまり、メンタルヘルスに焦点をあてているのです。 白書は3つの章から構成されています。こころの健康を取り巻く環境の現状分析から始まり、現在の取り組みの紹介を経て、今後のあるべき社会の方向性を示すもの。 心の問題を社会

精神障がい者雇用と組織コミュニケーションについて

どうも、ゑんどう(@ryosuke_endo)です。 2023年1月、日本の障害者雇用に大きな波紋を投げかける出来事が起こりました。いわゆる「エスプール・ショック」です。企業が障害者雇用の数値を満たすために雇用代行事業者と契約を結び、農園で働かせる「雇用代行ビジネス」が批判の的となった件のこと。 この事案を受けて厚生労働省が実態調査に乗り出し、2023年4月にその結果を公表。結果、障害者向けの農園とサテライトオフィスが全国125カ所にあり、少なくとも6568人が働いている

#PR の曖昧さがもたらす不信感について考える

どうも、ゑんどう(@ryosuke_endo)です。 みなさん、SNSを見ていて「#PR」っていうハッシュタグを見かけたことありますよね。ぼくはね、正直、このタグを見るたびに「うわ、またか」って思っちゃいますよ。 なんかモヤモヤするっていうか、お茶を濁してる感が拭えないから。 「別に気にしなきゃいいじゃん」って思うでしょうし、多くの人たちは大して期にしていないのかもしれませんが、PRって、「Public Relations」ですからね。 でも、#PR をつけた投稿って

徳島県で最低賃金大幅アップすることが決定したね

どうも、ゑんどう(@ryosuke_endo)です。 みなさん、2024年10月から最低賃金(全国平均)が50円引き上げられるのをご存知ですか。労働者側、特に時給で賃金を得ている人たちは喜び勇むべき事態ですが、すでに相応の給料をもらっている人たちからすると大して影響を受けることはないのかもしれません。 ただ、労働者側からしたら喜んでいい最低賃金の引き上げですが、事業者側からすると、倒産する中小企業が激増するかもしれないと言われています。倒産するってことは働き口がなくなるっ