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マスク警察を批判するバカな人たち【議論に重要なポイント2つ】

こんにちは!monです!
ご覧頂きありがとうございます。今日はマスク警察の話題を使って、
議論のレベルと高さを合わせないとただの消耗戦になるというテーマでお話しします。結論から言うと、重要なポイントは2つです。

・ポイント①:議論のレベルを合わせること
・ポイント②:議論の高さを合わせること

先にお断りすると、マスク警察を擁護するつもりは一切ありません。

マスク警察に対する賛否を論じる朝のニュースを見て、ウンザリしますね。
「なんか議論の程度が低いし、論点が違う気がする。モヤモヤ。」
TVニュースのなんか無駄感。

実は、議論のレベルを可視化し議論の高さを明確にすれば、この無駄感の正体がハッキリします。
さらに、本当に論点にするべき内容も明確になります。

実際に、日常でも論点がズレている人と話していると永遠に平行線で途方もない時間の無駄になります。

そして、実りある議論にしたいと思っているなら、この記事を読んでみてください。論点がズレていればすぐにわかる方法が理解でき、時間を無駄にすることも少なくなるでしょう。

ニュースに出てくるバカな人たち

タチが悪いのは最もらしく聞こえることです。
最もらしいですが、議論のレベルが合っていないため何の解決にもなりません
ニュースでは、
・マスク警察賛成派:「マスク警察の気持ちは理解できる。みんなにつけてほしい。つけるべきだ!」
・マスク警察反対派:「着けたくてもマスクを買えない人もいる。つけなくてもしょうがないだろ!」
一見すると、見事に着ける派と着けない派の対立構図が描かれているように見えます。
本当にそうでしょうか。可視化してみます。

議論のレベルがズレている (3)

・賛成派とされる人々:マスク警察に一定の共感を示しマスクを普段から着用する人
・反対派とされる人々:着けたいが買えない人という条件に限定した着用しない人

つまり、それぞれ願望や理由、世間の観点など、条件が異なる人にスポットライトを当てているのがわかります。論点はズレズレですね。

このまま議論しても、お互いの前提条件が違う為、何も生産できそうにありません

議論のレベルを合わせるなら・・(議論のレベルの話)

生産性はありませんが、議論のレベルを合わせるなら以下のようになります。議論のレベルを合わせて初めて議論になりそうです
(しかし、議論の階層が細分化されすぎ・・)

マスク警察への賛否

つまり、マスク警察が世間の視点から賛成か反対かというレベルでのみマスク警察への賛否が議論できるのです。

例えば、賛成派の理由として
「気持ちは理解できるから」とか、反対派の理由として
「怒ってくるのはおかしいし、そもそも近づくのが感染リスクでしょ」などといった議論ができるようになります。

すると、「いやいや気持ちは理解できないよ」といった反論も可能になります。
しかし、これも議論の高さがズレています。以下です。

議論の高さの話

議論の高さのズレを把握できれば、分かり合えないことが分かり合えます。
すると、議論して無駄な時間にすることもなく、議論を進めることができます。例えばマスク警察の例で考えてみます。

・賛成派:好き嫌いはないけど、理解できる。正しいと思う。
・反対派:怒ってくるのは嫌。感染リスク上がるし間違ってる。

マスク警察2×2マトリクス

つまり、反対派は好き嫌いを混ぜつつ間違っていると主張し、賛成派は正しいだろうということを主張しています。
嫌いの感情を好きに持っていくことはできませんから、また議論は平行線になってしまいました。

例えば、Twitterの口論を見ればわかりますが、
この「好き、嫌い」と「正しい、間違ってる」をごちゃ混ぜにしていて平行線です。

では、私たちは何を論点にすればいいのか?

ここまでで、議論のためには2つのことが重要と分かりました。

・ポイント①:議論のレベルを合わせること
・ポイント②:議論の高さを合わせること

ポイント①の場合、議論のレベルをマスクを着けるべきか否かにする。(議論のレベルが階層②で合っている)

本当に議論しなければならないレベル

ポイント②の場合、好き嫌いを排除し着用の有無が正しいか間違っているかを議論すれば良いですね。

マスク議論2×2

こうすると、議論は生産性を持ちます。

例えば、
賛成派:マスクをすることで、△△%感染リスクが低減するからマスク着用は正しい。
反対派:マスクをすることで、熱中症になる可能性が××%上がるので、マスク着用は控えたほうがいいのでは。

そこに、感染リスクと熱中症のリスクのどちらがより危険か、熱中症にならないマスクは作りだせないか、など議論を次に進めることができます

まとめ

・議論のレベルを合わせること
・それは、議論の前提条件を同じにすること
・議論の高さを合わせること
それは、好き嫌いと正しい間違ってるを分けること
以上が議論するときに重要なポイント2つでした。

日常で議論するときから2つポイントを意識することで、時間の無駄と徒労感をなくすことができます。そして、議論を前に進めることができます。

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