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ガンダムとスターウォーズとトロンボーンが好き

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最近の記事

世界中のパソコン君が妄想した理想像を綺麗に描かれて咽び泣く限界中年男性の感想文

『きみの色』観てきました。 「なんかギターがあれで楽器屋とかでも宣伝してっから何も調べないで行ってみっぺ~」ってテンションで行ってきました。 ぶっっっっさされました。4回泣きました。『水金地火木土天アーメン』のイントロで2回。 ルイ君がパソコン君の完成形すぎる。音楽には興味あるけど友達がおらんくて始めるきっかけがなくて、 いつか音楽やりたいなーって思いながら中古屋さん巡ってお小遣いで機材買ったりして、 ぼろいパソコンにフリーのDAW入れてみて使い方はわかるんだけど、 家にあ

    • 人生に悩んでるのでエッグヘッド編のベガパンクを考察する

      第1123話にてエッグヘッド編が完結、回想をもって事件の時系列がすべて明らかになった。 ベガパンクは研究効率を上げるために6人のサテライトに人格を分けた。 それぞれ、 「正」-シャカ 「悪」-リリス 「想」-エジソン 「知」-ピタゴラス 「暴」-アトラス 「欲」-ヨーク として個性豊かなキャラクターが登場するのですが、天才科学者は何故自身の人格をこの6つに分離したのか?そもそも6人の完全コピーでもよいのではないか? 例えば「性善説」「性悪説」に倣って「善」と「悪」の二人と

      • #仙フィルさんのエンタメ定期の感想が140字に収まるわけない定期

        8月10日 『Zガンダム』『逆襲のシャア』の音楽を生で聴いてきました。 生オーケストラ故の解像度、立体感、情報量の怒涛。 “既存曲の初演”という矛盾を綿密なリハーサルと深い解釈を以てコンサートに仕上げる仙フィル様の技術とこのプロジェクトに掛ける気合いの入り用は『コードギアス』の際にも感激した次第でありましたが⋯ などと言っている間にもう140字。 Xなんぞでは到底スペースが足りないので、思う存分noteに書き散らかしたいと思います。 まず『逆襲のシャア』から行かせてくださ

        • Cory Wongって右手がすげぇんだなぁ⋯

          「何をそんな当たり前のことを⋯」と思った方、どうかその右手に構えた石をまだ投げないで欲しい。 去る6月6日豊洲PITにて、Cory Wongの来日ライブを聴いてきました。 もう凄すぎて詳しい内容は僕の口からは語るに恐ろしいといったところですんで、よかったら是非博士によるこちらの講義を無料聴講してください。 んでもってこんな上質なレポートを読んだ上で、中学入学と同時に練習しなすぎて怒られるだけのピアノを辞め、吹奏楽部でトロンボーンを始めて20年、30歳を手前にして音楽の視野

        世界中のパソコン君が妄想した理想像を綺麗に描かれて咽び泣く限界中年男性の感想文

        • 人生に悩んでるのでエッグヘッド編のベガパンクを考察する

        • #仙フィルさんのエンタメ定期の感想が140字に収まるわけない定期

        • Cory Wongって右手がすげぇんだなぁ⋯

          使えるマナが非対称なカードゲームわかんない〜

          前回に続いてコナンTCG考察です。 https://note.com/docky/n/ndf27d8b99652 ワンピカードをやってないので、先攻後攻で使えるコストが非対称なゲームもよくわかってないので整理してみます。 事件編のFileの推移コナンカードゲームでは、最速でFile8を目指しつつ最速で解決編へ行く場合 先攻:2→3→5→8 後攻:2→4→7→8 が基本的なFileの推移となる。 レベル8キャラの最速プレイを意識すると、ネクストヒントができるターンは先攻4

          使えるマナが非対称なカードゲームわかんない〜

          妻と一緒にコナンカードゲーム始めたけど最近のTCGやった事ないから何が強いか全然わからん

          生まれた時から名探偵コナンを愛してやまない妻と一緒にコナンカードゲームを買ってみました。 2人で対戦して結構楽しいのでデッキ構築を考えてみたのですが、ノウハウが全くわからないので困っています。 私のTCG歴は子供の頃にポケカ(旧裏)とデュエマ(1~6弾)、後にMtGを少々、初期ハースストーンとボドゲを色々やって⋯とつまみ食いは多いのですが、コナンTCGに近いシステムのカードゲームを触ったことが無かったので、いかんせん何が強いのか弱いのかいまいちピンと来ません。 ネットにもまだ

          妻と一緒にコナンカードゲーム始めたけど最近のTCGやった事ないから何が強いか全然わからん

          『Gのレコンギスタ』って富野由悠季監督の『ONE PIECE』読書感想文なんじゃね?ならばその威を借りてワンピ考察をしてみなさいよ!

          新潟国際アニメーション映画祭の富野由悠季監督と出渕裕さんのトークでもあった通り、やはり富野監督は『ONE PIECE』という作品が日本のカルチャーにおいてエポックメイキングであったと認識している様だ。 僕も『劇場版Gレコ』が完結して改めて振り返った時に、(これは富野版ワンピースなのでは⋯?)という思いが湧いた。 そこで、『Gレコ』と『ワンピ』の類似点を考察することで、富野由悠季という天才から見たワンピースを想起し、その頭脳を借りてワンピ考察ができるのではないか、という試行

          『Gのレコンギスタ』って富野由悠季監督の『ONE PIECE』読書感想文なんじゃね?ならばその威を借りてワンピ考察をしてみなさいよ!

          『哀れなるものたち』の空を考察

          背景画なのかCGなのか被写界深度なのかもわからない背景美術。 単に美しいから良いというだけでなく、単純な心象表現技法を超越して、感情に直接作用してくる。圧倒されてしまった。 撮影技法を想像するに、背景画にしろグリーンバックにしろスタジオでの撮影になるはず。 言い換えれば「箱庭内」での撮影なわけで、ベラを監禁している状態になる。 印象的だったシーン、森に出かけた時のボヤけた背景、リスボンの空、アレクサンドリアの遠景、船から見る海と空。 このデフォルメはベラから見た世界なのか

          『哀れなるものたち』の空を考察

          エマ・ストーンのビーチクを観に行こう

          『哀れなるもの』 どうやらすごい映画らしいので、予告もあらすじも見ず、エマ・ストーンのビーチクが観れるらしいという前情報のみで観に行ってきた。 むっちゃくちゃにグッサグサに刺された。 途中からこれはフィクションの皮をかぶったあるある探検隊だと思った。 感想文を書こうにも、それは自分の過去や現在の残虐性に直結してしまい、向き合いきれないと思った。内省に留め置く他ないと。 ただ、自分のこの感情をテイよく美化した感想を追い求めてざっとツイッター(現X)を巡っても、自分とは真逆

          エマ・ストーンのビーチクを観に行こう

          キラ・ヤマトという自己矛盾男に結論を

          本題に入る前に、まずよかったところを一通り列挙するよ。 変わらないもの、佐橋俊彦。前作前々作の引用もたまらん。 ネイビーハロや ズゴック草 『Meteor -ミーティア-』ほんま草。笑い泣きが止まらんかった。 デュートリオンビーム照射とか隠者の頭突きとか設定回収ありがとう そうなんよSEEDは艦隊戦なんよ 他にもキャラ間の掛け合いとかお前生きてたんか元気そうやな!とかファンサービスの嵐。普通にエンタメ映画としてのパワーがたまらんかった。Vシネクストで痛い目見てる

          キラ・ヤマトという自己矛盾男に結論を

          真綾さんのライブは復習が効く

          1月3日に振替となった坂本真綾さんのライブ『記憶の図書館』行ってきました。 ライブ中、色んな気持ちがぼんやり浮かんでぶぁ〜っとしたまま、放っておくとスルッと忘れてしまいそうなので、急いでiTunesでセトリのプレイリストを作りました。 すると不思議なことに、そのプレイリストを再生するだけであのライブ会場の景色が思い出されていきます。帰ってから急いでAppleMusicで買った『Latest Train』が真綾さんの声で再生されるくらいに。 やはり坂本真綾さんのライブは復習が

          真綾さんのライブは復習が効く

          『碧の仮面』でブッ刺さった岩手県イースターエッグ

          ポケモンSVのDLC前篇『碧の仮面』、キタカミの里の田舎感が素晴らしすぎる! 子供の頃「次はトウホク地方でないかな~」って思っていたらニューヨークに行ってしまったあの無念がついに晴らされました。ありがとう株ポケ。ありがとう増田大明神。にしてもこんなに岩手県凝縮するかね。 感謝の想いを込めて、個人的にブッ刺さったど田舎要素をまとめておきたい。 ストーリーネタバレは一切ないです。 電柱ポケモン世界はおそらくエネルギー問題が爆裂に解決されていて、送電線なんていうダサい物は必要な

          『碧の仮面』でブッ刺さった岩手県イースターエッグ

          “主人公の成長”ってやっぱノイズなんかなぁーっていう

          『君たちはどう生きるか』観てきました。 シンプルに楽しかったです。 人生初の“初見映画館ジブリ”をさせてくれる今回のプロモーションは純粋にとてもありがたい。ジブリといえば内容全部知っててリビングで観るやつみたいなところがあって、「このお話はどういうお話なんだろう⋯」ってジブリ映画を観られる体験自体が貴重。 なんだけどタイトルで煽りつつ内容も見せないプロモーションで観る側にガッチリファイティングポーズ取らせておいて、強すぎるメッセージがあったり説教臭かったりするわけではなか

          “主人公の成長”ってやっぱノイズなんかなぁーっていう

          チュチュの手合わせお辞儀考察したら石投げられてて悲しい事件だなって話

          今日の現場はここです。 恐らくここまで拡散されるつもりではなかったろうに、アルゴリズムの波に乗ってしまいビューが増えた過ぎた結果、RT5000人超えると~の法則に従って多くの誤解を引き寄せてしまったのだろうと感じる。 ツイ主さんの本筋は本当に素敵な考察のタネだったろうに、ちょっとした表現の食い違いが大きな悲劇を産んでしまっている。ツイ主さんにチューニングを合わせて素敵な考察をリプしている人もいれば、ツイ主さんを何かしらの警察だと判断し以下のような画像を送っている人もいる。

          チュチュの手合わせお辞儀考察したら石投げられてて悲しい事件だなって話

          昨今の映画音楽業界は僕が思っている以上にトロンボーンのことが嫌いなのかもしれない

          中学でトロンボーンを初めてはや19年も経ってしまいました。僕はアマチュアとしては珍しく“希望して”トロンボーンパートに所属したタイプで、周りのトロンボーン吹きに話を聞くと“トランペット希望者が多かったから譲った”とか“なんでもいいって言ってたら”みたいなパターンが多いらしい。 12歳の当時トロンボーンを希望した理由は元々アマチュアで吹奏楽をやっている両親の影響と、その両親がリビングでかけていた米米クラブのライブレーザーディスクに映る「びっくほーんずびー」とやらがカッコよかった

          昨今の映画音楽業界は僕が思っている以上にトロンボーンのことが嫌いなのかもしれない

          「絶対エヴァオマージュだけはやんねえからな!」って決めて25年守り通してきた男が遂に繰り出したセカイ系映画

          やっと観てきました『ONE PIECE FILM RED』 おだっちって本当に連載前に作ったシナリオ通りにワンピースを描いているんだなと、改めて思い知らされました。 この映画にはワンピース連載開始から今までで流行ったモノの内、物語取り入れれるには重すぎるためオマージュできなかった、けどいつかやりたかったんだろうなというエッセンスがてんこ盛りすぎると、予告を見た時既に感じていました。 ボカロ・V・歌ってみた等のネット文化、テニプリやマクロス等のアニメ漫画とミュージカルの融合

          「絶対エヴァオマージュだけはやんねえからな!」って決めて25年守り通してきた男が遂に繰り出したセカイ系映画