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本当に「思考は現実化する」のか?

こんにちは! dnkspitz(ダンスクスピッツ)です。

20代前半に、伯父にナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」という本を薦められて読んだことがあります。

「思考は現実化する」を読んでから30年以上経過しました。本当に「考え続けたことは実現したのか?」振り返ってみようと思います。

あまり多くのことを考え続けてきた訳ではありませんが、10年以上考え続けたことの中で、実際に実現した4つのことについて書いてみます。

大きな家で犬を飼いたい。

私は、小さい頃からアパート住まいでした。また、兄弟が3人なのと、父が自営業だったこともあり、小さな賃貸住宅は事務所兼自宅という状況なので、自分の部屋というものを持ったことがありませんでした。

中学1年生だったと思いますが、同じクラスの子の家に遊びに行ったことがありました。とても大きな一戸建てで、芝生の上を犬がゆうゆうと歩いていたことを覚えています。

私も、あんな家に住んでみたい。そして、犬と暮らしてみたい。と強く思いました。それは、高校生になっても、大学生になっても、社会人になっても、その気持は変わりませんでした。

社会人になっても賃貸アパートで、仕事に追われる毎日が続きます。39歳の時に外資系のコンピュータメーカーを退職し、内資系のIT会社に転職しました。

その時に、長女は13歳、次女は11歳でした。

ふっと思ったのです。私は、小さい頃から大きな家で犬を飼いたいと思っていたけれど、できることならば、家内、長女、次女と、もう少し広い家で、ゆったりと犬と暮らせたら、良いだろうなぁ。と……

いずれ、子どもは、この家を出ていくから、それを考えると、一緒に暮らせるのは、短くて10年、長くても20年くらいかな。と思ったのです。

そこで、思い切って、家を建てました。もちろん、入居したその週に、柴犬を買いましたよ! 

そして、家内には申し訳ないのですが、自分の部屋も確保できました!

その2年後、今度は、2頭目の犬を飼うことになりました。これには理由があるのですが、また、別の機会に書ければと思います。

因みに、私のニックネーム dnkspitz(ダンスクスピッツ)は、この2頭目のワンコです。

システムを開発して、喜んでもらいたい。

大学卒業後、就職した橋梁製作会社では5年間働いたのですが、その会社を辞める時に、課長から、退職理由を問われました。私は、思っていることをそのまま正直に伝えました。

「コンピュータを使ってシステム開発を行い、できれば海外も含めて、色々な人に喜んでもらいたいのです。そのためには、それに専念できる環境に自分を置くことが近道だと考えました。今までご指導していただきながら、申し訳ありません」

そうすると、課長は「自分の思い、将来どうなりたいかを紙にまとめてきなさい」と話されました。私は、言われるまま、自分の考えを書き、後日、提出しました。

そして、外資系コンピュータメーカーに転職したのです。そこでは、いくつかのシステムを開発しました。

幸運なことに、グローバルシステムを開発することもできました。日本、米国、ドイツにコンピュータを設置し、それらを繋いで、情報交換するシステムも作ることができました。また、この経験を基に、別のお客様でも、日米欧をつないだグローバルシステムを開発しました。

自分がプロジェクトマネージャとして開発したシステムが毎日、使われていることに喜びと誇りを持つことができました。

多くのお客様から直接、感謝のことばをいただいた訳ではありません。しかし、システムの完成祝として、ホテルの会場を借り切って感謝会を開催していただいたこともありました。

また、ある時には、お客様に同行した海外出張の帰りの機内で、奥さんにも苦労をかけているだろうからとお客様から高価な香水をいただいたこともありました。とても大切な思い出です。

私は学生時代のアルバイトをきっかけにコンピュータにのめり込みました。その後、システムエンジニアとして周囲の人に少しだけでも喜んでもらえたら幸せだろうな。と考え続けてきましたが、振り返ってみると、実現していたのです。

40歳までに、年収を◯◯にしたい。

私の父は自営業だったこともあり、お金の苦労が絶えなかったと思います。父は、資金繰りのことで、いつも、神経を尖らせていたように思います。

そういう中で育ったことも影響していると思いますが、いつも「もう少し余裕がある暮らしができればなぁ」と考えていました。

30代の頃は、自己啓発本を山ほど読んでいました。どこまで役に立ったのかは全く以て不明です。笑)

ただ、「具体的な数値目標を持ったほうが良い」ということは、色々な本に書かれていました。

ふ~~ん。それなら「30代で、年収◯◯になる!」という数値目標を持ってみようと考えました。

それほど深く考えていませんでしたが、その〇〇は常に、頭の片隅にありました。

とにかく、目前のことを一生懸命にこなし続けました。

気づくと、◯◯に達していました。

不思議です。

ピアノ以外の楽器を楽しめるようになりたい。

私は、小さい頃からピアノを習っていました。戦争時代を経験した両親で、つらい暮らしをしてきたこともあるのでしょう。子どもには、何かを身に着けさせたい。という考えがあったのだと思います。

高校生まで習い続けて、その後は、習っていませんが、今も、時々、気休めに弾くことがあります。

中学生の頃、友人がバンドを組んで文化祭などで演奏することが流行った時がありました。

私は、クラシックピアノですから、友人がギターを弾いたり、ドラムを叩いたりする姿を見て、とても羨ましく思いました。

かっこいいなぁ。それに比べて、クラシックピアノかよ……

当時は、毎日のピアノの練習が厳しく、他の楽器を楽しむというような余裕は全くありませんでした。しかし、いつか、俺も、かっこいいやつをやってみたいなぁと思ったのです。その思いは、社会人になっても変わりませんでした。

働き出すと、忙しい毎日で、なかなか、楽器を習う時間をつくるのは難しい日が続きます。会社や出張先から疲れて帰ってくると、バタンキューの繰り返しです。

しかし、このままだと、いつまでたっても、かっこいいやつができない。とあるとき真剣に考えたのです。

そこで、なぜかしらねど、第42代アメリカ合衆国大統領 ビル・クリントンがアルトサックスを吹いていたことを思い出したのです。

早速、アルトサックスを習いに行きました。

アルトサックスは、あのクリントンが愛用するセルマーの高いやつを買えば、習うのを辞めると、楽器が泣くから辞めないだろうと、奮発したのです。

因みに、以下がビル・クリントンの演奏です ^_^

結果、1年間習って、1回だけ、発表会で演奏しましたが、いつもの悪いクセが出て、辞めてしまいました。どうも、仕事が超多忙になると、離れてしまうのです。

二度目のかっこいいやつは、次女が練習していたドラムが自宅にあったこともあり、私もチャレンジしてみようと考えました。

次女がヤマハの発表会で、耳が潰れるほどの音で、ガンガンに叩きまくっていたので、えーーなぁ…… と思ったのです。

今は習いに行っていませんが、時々、ストレス発散に、気持ちだけは、led zeppelin のジョンボーナムになりきって、叩いています。

あっ! 俺、中学校の時から思ってたこと、今、やってるやん!

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他にも、実現したことがありますが、「考え続けると実現する」というのは当たっているように思います。

ま・と・め

考え続けてみると良いことが起きるかもよ!

また、考えてみようかな……  

dnkspitz

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