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はじめまして! note1年生の Dansk Spitz です。今は新サービス、アプリ…

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はじめまして! note1年生の Dansk Spitz です。今は新サービス、アプリケーションなどの企画・開発をしています。 経験談などを書いていこうと思います。よろしくお願いします ^_^

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世界初のパソコンPETが私の人生を変えた

40年前に初めて出会ったコンピュータ、それは、世界初のパーソナルコンピュータと言われたCommodore社のPET-2001だった。 大学入学直後、とある先輩に「暇なら来ない?」と声をかけていただいた日を境に、このPETに向かう毎日がはじまった。 1年ほどたったある日、事務所の先輩が輸入して組み立てたというApple Iを見せてくれた。しかし、当時の私には先輩の熱弁が伝わらなかった。何故なら先輩お手製の箱に収まっていたApple Iのキットはダサかったし、キーボード・ディ

    • 個人と会社のベクトル

      こんばんは! dnkspitz(ダンスクスピッツ)です。 私は、これまで3社の会社で、プロジェクトマネージャ、管理職、取締役として組織運営を行ってきました。 今日は、組織のパフォーマンスを最大限にするために、苦労したこと「個人と会社のベクトル」について、書きます。 私は、マネージャになってしばらくは、組織の目標、売上目標、期限厳守、品質確保など、そういったことばかり、部下に話をしてきました。 ところが、なかなか、思うように組織が動いてくれません。 よく『「会社のベク

      • 顧客と戦う(その2)

        こんばんは! dnkspitz(ダンスクスピッツ)です。 以前、「顧客と戦う」という記事を書きました。私が顧客と戦った経験が、どこまで読んでくださる皆さんの参考になるかは判らないのですが、今日も顧客と戦った経験について書きます。 私は、外資系コンピュータメーカーに勤務していた時に、あるパッケージ製品の導入・運用責任者を前任者から引き継ぐことになりました。 そのパッケージ製品は、大手企業様に使われている製品です。私は、前任者から引き継いだ後、個々のお客様との取引・運用状況

        • プロジェクト計画で成否が決まる

          こんばんは! dnkspitz(ダンスクスピッツ)です。 私には30年以上のシステムやサービスの企画・開発経験があります。 私は、プロジェクトマネージャ、プロダクトマネージャとしての経験が長いのですが、その中で、最も重要な「プロジェクト計画」について書きます。 経験上、プロジェクトの成否は「プロジェクト計画」の良し悪しで決まると断言します。 「段取り八分・仕事二分」という言葉の通りだと思います。 プロジェクトの規模にもよりますが、私は、プロジェクト計画書を作成するた

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        世界初のパソコンPETが私の人生を変えた

          「協働」にはクラウドを!

          こんばんは! dnkspitz(ダンスクスピッツ)です。 私はこれまで「クラウド」を活用したサービスをいくつか企画、開発、販売してきました。 クラウドサービスを使うメリットは、色々ありますが、特に「クラウドならではのメリット」である「協働」について書きます。 クラウドのメリットについては、一般的には以下の解説が多いと思います。 ・導入が早い ・導入費、運用費が安い ・運用が簡単 上記については、クラウドでググるか、関連書籍を読んでいただければと思いますが、私が実際に

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          組織に浸かった結果

          こんばんは! dnkspitz(ダンスクスピッツ)です。 私は58歳のおっさん。4回の転職経験あり。 今日は、組織の中に浸かった経験を書きます。 1回目の転職で、外資系コンピュータメーカーに入社しました。そこで、システムエンジニアとして我武者羅に働きまくり、気づくと30代で部長になっていました。そして40歳で会社を辞めました。 この外資系コンピュータメーカーでは14年間働きました。この会社を辞めた理由は、自分自身を見失いそうになった危機感からでした。 私がこの会社に転

          組織に浸かった結果

          お客様に「耳の痛い話」をした結果

          こんばんは! dnkspitz(ダンスクスピッツ)です。 私は、30代の頃、プロジェクトマネージャとして、ある大手製薬企業様の業務システムを開発しました。 その時に、お客様にとって耳の痛い話をしたことがあります。今日は、その経験について書きます。 業務分析その業務システムの開発はフェーズを分けて、契約することになりました。最初は業務分析フェーズでした。 私は、プロジェクトチームのメンバと共に、システム導入予定部門の業務を理解しながら、お客様の抱えておられる課題と要望を

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          「パッケージシステム・サービス」の開発・維持が難しい理由

          こんにちは! dnkspitz(ダンスクスピッツ)です。 私はこれまで、法人向けのパッケージシステムやサービスを、いくつか開発・販売してきました。 限られた予算内で、新規導入いただくお客様を確保し、利益を生み続けるパッケージやサービスを開発・販売・メンテナンスし続けることは非常に難しい。 OS、ミドルウェア、データベースのVersionUpへの迅速な対応、クラウド環境の維持、お客様の業界の規制への対応、最新技術の取り込み等々、パッケージやサービスのメンテナンスは困難を伴

          「パッケージシステム・サービス」の開発・維持が難しい理由

          「提案依頼書」って大切なのに…

          こんばんは!dnkspitz(ダンスクスピッツ)です。 私は、システム開発や業務委託の提案書を作成する機会が多かったのですが、その時、「なんとかならんのだよな。これが……」と思うことがありました。 それは、お客様から私に提出される「提案依頼書(RFP)」のことです。 これって、「提案依頼書」なの? 一体、何を提案してほしいのか、さっぱりわからん文書のかたまりをいただくことが時々、ありました。 ・提案依頼目的は何なのか? ・何が課題なのか? ・その背景には何があるのか?

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          パワーポイントで考えてませんか?

          こんにちは! dnkspitz(ダンスクスピッツ)です。 今日は「PowerPointだけで考えないようにしよう!」という話です。 多くの会社で、Microsoft Officeが使われているからだと思いますが、プレゼンテーションはPowerPointで作成されたものが多いですね。 私も、サービスやソフトウェアの紹介セミナーで、また、提案書の作成などで、PowerPointを使う機会が多かったです。 PowerPointを使っている理由は、会社の標準ツールだからです。

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          私は「シングルタスク」派

          こんばんは! dnkspitz(ダンスクスピッツ)です。 あなたは、「シングルタスク」と「マルチタスク」、どちらが得意ですか? 「シングルタスク」はAの仕事を終わらせる。その後、Bの仕事を行う方法です。 「マルチタスク」は、Aの仕事を行い、Bの仕事を行い、Aの仕事を行い、…… というように、仕事を切り替えながら進めていく方法です。 私は「シングルタスク」派です。 その理由はとても簡単です。 私は、一つの仕事であれば、その仕事に集中するればするほど、効率が上がってい

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          プレゼンの命 〜 私の経験から

          こんにちは! dnkspit(ダンスクスピッツ)です。 プレゼンテーションのテクニックについて書かれた本や記事は、山ほどあります。それらを読んで参考になることもあります。 しかし、実際のところは、プレゼンは「準備」と「場数」だと思います。 私の仕事は、システムやサービスの企画・開発・展開です。提案・紹介セミナーを通して、プレゼンの経験を積むことができました。 今日は、プレゼンを行うときに、意識してきたことを4つ書きます。 --- 「中身」が命プレゼンテーションには

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          本当に「思考は現実化する」のか?

          こんにちは! dnkspitz(ダンスクスピッツ)です。 20代前半に、伯父にナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」という本を薦められて読んだことがあります。 「思考は現実化する」を読んでから30年以上経過しました。本当に「考え続けたことは実現したのか?」振り返ってみようと思います。 あまり多くのことを考え続けてきた訳ではありませんが、10年以上考え続けたことの中で、実際に実現した4つのことについて書いてみます。 大きな家で犬を飼いたい。私は、小さい頃からアパート住ま

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          「ワーク」 と 「ライフ」 と 「バランス」

          こんにちは! dnkspitz(ダンスクスピッツ)です。 今日は「ワークライフバランス」について思うことを書いてみます。 私には、この言葉がどうも、しっくりきません。なぜだろうと考えてみました。 私の答え: 人生、そんな単純か…… です。 世界には、色々な人がいて、色々なところで、頑張って、叫んで、楽しんで、戦って、悩んで、そういうもんですよね。 その人にとって「ワーク」って何? その人にとって「ライフ」って何? ある人にとって「ワーク」は「ライフ」のための手

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          顧客と戦う

          こんばんは! dnkspitz(ダンスクスピッツ)です。 システムエンジニアの経験が長かったので、お客様と議論することもよくありました。今日は、失注覚悟で、お客様と議論した経験を書きます。 あるお客様の環境がWindows7からWindows10に置き換わることになり、それに伴い、Windows7上で動いていたシステムを停止し、新たなシステムを開発することになりました。 私は、そのお客様から新システムの提案依頼を頂戴しました。提案依頼内容には、非常に短期間で新システムを

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          常識を疑え!

          こんばんは! dnkspitz(ダンスクスピッツ)です。 今日は、新規のお客様を獲得するために行った経験について書きます。 数年前に、ある製品を販売するために、新規のお客様を開拓する必要がありました。この製品は元々、大手製薬企業向けの製品です。しかし、製品の提供方法や販売方法を変更することで、中堅の製薬企業にも拡大販売しようとしていました。 当時、私は、技術部門の責任者で、営業部門の責任者ではありませんでしたが、なんとかお客様を獲得したく、必死に考えました。 これまで

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