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プロジェクト計画で成否が決まる

こんばんは! dnkspitz(ダンスクスピッツ)です。

私には30年以上のシステムやサービスの企画・開発経験があります。

私は、プロジェクトマネージャ、プロダクトマネージャとしての経験が長いのですが、その中で、最も重要な「プロジェクト計画」について書きます。

経験上、プロジェクトの成否は「プロジェクト計画」の良し悪しで決まると断言します。

「段取り八分・仕事二分」という言葉の通りだと思います。

プロジェクトの規模にもよりますが、私は、プロジェクト計画書を作成するために、かなりの期間を使います。

必要なタスクの洗い出し、必要なリソースの検討だけでなく、プロジェクト開始から終了までの様々な事態を想像します。

この想像する時間が最も重要です。


どういったリスクがあり得るのか、そのリスクを避けるための方法は何か?、避けれなかった場合にどういう手段で臨むのか?

多くのプロジェクトは、想定通りには進みません。

しかし、プロジェクト開始前の想像する時間をしっかり確保することで、しっかりとした計画を練ることができます。

計画書と実行力がプロジェクトの成否を決めます。

開発期間に余裕が無いプロジェクトは、プロジェクトの計画フェーズを短期間で済ませてしまいがちだと思います。

しかし、これは、逆です。余裕が無いプロジェクトこそ、計画をしっかりと行う必要があります。

タスクの優先付け、リスクヘッジの仕方、マイルストーンの置き方、そういったことをきちっと考えていないプロジェクトは、失敗します。

きちっと考えるとはどういうことか?
全て、そう決めた理由を明確にすることです。

例えば、

・なぜ、そのタスクはそのような優先度になっているのか?
・なぜ、そういうリスクヘッジの仕方にしたのか?
・なぜ、マイルストーンは、そこに設定したのか?
・なぜ、なぜ、なぜ…… 


プロジェクト計画の共有

後、非常に重要なことは、プロジェクト計画の内容を丁寧にメンバと共有することです。

当たり前なのですが、プロジェクトマネージャ一人の頑張りだけでは、プロジェクトは成功しません。

プロジェクトメンバ一人ひとりが、決められたタスクを決められた通りのスケジュールで進める意味、その重要性を心から理解できていないと、何が起きるか?

「少しくらいいいだろう」、「なんとかなるよな」が、積み重なると、どうなるか?

その結果は、明らかです。


プロジェクト計画の見直し

また、プロジェクト計画書は、臨機応変に見直すことが重要です。内部環境、外部環境の変化に伴って、柔軟に見直すことが重要です。

プロジェクトの目的は、当初考えたプロジェクト計画書通りに行うことではなく、プロジェクトの目的を果たすことなので。


ま・と・め

プロジェクトの成否は「プロジェクト計画」で決まる。
プロジェクトの最初から最後まで、想像力を働かせて、時間をかけて、丁寧な計画書を作成しよう!
プロジェクト計画書は作ることに意味があるのではありません。メンバと共有し、見直しを繰り返しましょう。


では、また。

dnkspitz








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