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爆上げ:よしたか株②

かわいいっすね。

娘達とプリキュアとかのアニメ・サッカー系以外、主体的にテレビを見ることがほぼない僕が、「わた定」だけは毎週見てます。奇跡だ。

ということで、先週より「わたし 定時に帰りたい」という人にとってのわずかばかりのヒントになれば嬉しいなと思い、木曜日は僕なりのお仕事時短術を数回に分けて紹介してみようという試みをしております。

※前回はこちら!整理整頓について

断っておきますが、特殊なことは一切やっておりません。どこにでも書いてあることばかりです。でも、そんな基本を守るだけで、これだけのことが出来るというサンプルにはなるかと思います。

敬愛するヌーノ・ベッテンコートも、昔なんかのインタビューで言っておりました。

早く上手くなろうとして、背伸びする必要はない。
誰だっていきなり弾ける訳はないんだから。

そういう事なんですよ。働き方改革も。

昨今はやれテレワークだ、ITだと手段が先のように捉えられがちです。ですが、真に大切なのは、その手段を扱う「人」の意識そのもの。”制度よりも風土”。いつもイクボスセミナーで伝える基本のキです。

ということで、第2回目は「情報共有」を前後編2回に分けて、語ります。

★情報共有

前職までは、いわゆるチームで動く仕事もありました。そんな中で、いつも気を配ってメンバーに進言し、自分で率先して行っていたのが「2種類の共有」について。

直近の僕のケースを紹介します。

①プライベートの予定を共有

そこですか?と思われるかもしれません。でも、これをやるとやらないで、段取り組が180度変わります。僕は、不在だけでなく「運動会!」とか「結婚記念日!」とか「ライブ!」とか入れてました。

ここで共有する予定というのは「仕事の進捗に影響しそうな予定・僕が”連絡を入れてほしくない”予定」の2つだけに絞ります。だって、プライベートとプライバシーは別物ですし、借金返済日とか書かれても、なんとも出来ないですよね。

スマホでアクセスできるスケジューラーとかで共有できるのであれば、なおよし。グーグルカレンダーとかで十分だと思います。

※多分、上記は民間の方がやりやすいかもしれませんよね。公務員系になると、折角サイボウズとか入っていても、外部からのアクセスが遮断されたりしますので。あれ、意味ないよなぁ…といつも思います。

そのように「ライフの状況」が、チームでもある程度共有されると、特にマネージャーは仕事の振り分けであったり、場合によっては1on1のコミュニケーションだって取りやすくなります。それは組織にプラスです。

そして、僕自身が対応出来る「○×」を明確に共有することで、自分のライフイベントを守るという防衛策ともできます。このため、昨年度、そしてその前年度に休日出勤はゼロに出来たし、休みの日に「ごとうさん!これどうしたらいいですか?」って連絡がきたこともなし。

加えて、メンバーの仕事の段取り組にも、こうした共有はメリットが大きい。「あ、この日ごとうさん〇〇だから、その前までにこれ送っておけばいいか」という判断が出来ますしね。

ただし。

あくまでも職責は果たすという前提です。そこは当たり前。やることやらずして「ワークライフバランスっすよ」なんてのは、只の権利主張ですから。

ライフの予定は職場に彩りを添える

もう一つ重要なことは、これが職場の雑談のタネになることもあるという事です。「え~!ごとうさん、父母会長挨拶なんですか!」とか「私の時はコレ、こうでしたよ~」「え~」なんて。

一見すると雑談って無駄に思えますが、実は雑談の流れで仕事の重要な意思決定をすることって、案外あるんですよね。しかも、仕事のこと”だけ”を考えている訳ではないので、割と多様なアイディアが出やすいんですよね。事実、結構集客に成功した事業などは、がっちりとMTで決めたというより、珈琲飲みながら「これ面白そうじゃん!」なんて勢いからスタートして肉付けしたものの方が多い。そう考えると、「雑談厳禁!」なんて風土はむしろ発想の源泉を摘んでいると思います。

ある企業で以前講演した際、「タバコ部屋みたくしたい」という話を社長から聞きました。上手いこと言うなぁと思って。喫煙所って案外フラットに打合せ出来るんですよね、みんな弛緩してるから(笑)。そんな雰囲気で、フラットに意見やアイディアが飛び交うチームを目指したいという話でした。

そのきっかけ作りとして、プライベートの予定を”見せる”というテクニックは有効です。

前回の整理整頓と併せて、チームメンバーのライフも見える化されると、お互いさまの精神が育ちます。すると「わたし 定時に帰ります」って人が増えるんじゃないかな。

あ、別に定時帰りが全て正義ではないですよ。働きたい人は働く。そうじゃない人は違う選択が出来る。

組織が強制なんぞするんじゃなく、個人が多様な選択が出来るようになる事が大事。

組織が、個人のあり方や働く姿勢を強制するとロクなことになりません。

某ランダ―社のように、ブラック告発されてハイ終了、です。

そんな事にならないように…ね。

ということで、次回はその②として「ブラックボックスの排除」という事でお話しますね。

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