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人材業界出身者がフリーランスを経て起業までの道のり

これまで私は人材業界にてHR/採用領域で仕事を正社員として働き、その後フリーランスとして仕事をしてきました。そして2020年6月に起業をする予定です。(現在5月10日)
その中でどのように仕事をしてきて、起業をして何をするのか簡単にメモ代わりに書いていこうと思います。

1 人材業界での経験

私は大学まで体育会でサッカー部に所属していて、週6日練習や試合をするという日々を過ごしていました。
卒業後は人材業界でも大手の企業に新卒入社をしました。
人材紹介領域を担当し、企業の中途採用の支援と転職希望者の支援という、所謂RA/CA両面で仕事をしていました。
入社当初はテレアポによる開拓業務でゴリゴリ営業活動していました。アポイント獲得が最初のミッションで、個人的にはゲームみたいなので結構好きでした。
その後は実際に企業から自分しかもらえないような求人を獲得するために役職者に会えるようにアプローチをしたり、転職希望者側の支援では、スカウトスカウトスカウトで自分の求人にマッチしそうな方にアプローチしていました。
基本的に人材紹介エージェントは営業なので数字をガシガシ追っていて、私自身は入社当初からうまく数字が上がり、傍から見るとあまり苦労していないように見えていたらしいです。
まあ自分も苦労したとも思ってないですが、土日でも会社行ったり、数字出る人の動き方を真似したり、人材紹介業における数字を上げるために大事なことはある程度理解していたつもりなので、そこを抑えながら動いていました。
大手企業だとたくさん優秀な人も優秀じゃない人もいるので、優秀な人の行動パターンを参考にして、優秀じゃない人(数字が上がらない人)の行動パターンを取らないように気を付けていたので、ロールモデルがたくさんあるのでラッキーだなーと入社当初思っていました。

目標達成も出来てくると物足りなくなってきて、当初は3年間は在籍しようと考えていましたが、自分の業務にストレッチがかけられなくなり、社内の居心地も良くなり刺激がないなーと感じてきたので辞めようと思い、退職を決断しました。

2 フリーランスでの仕事

元々独立や起業は視野に入れていたし、前職の社長にも3年で辞めますと内定もらうときにも話をしていたので、早めの退職は個人的には必然でした。
退職後は起業する予定だったので、元々誘っていた友人とどうやっていこうか日々MTG的なことをしていましたが、なかなかうまくいかず、すぐに起業するのは辞めようという結論に至りました。
まずはしっかり地盤を固めて個人でも稼げるようになろうと考えフリーランスとして活動することになりました。フリーランスとしてやれれば、起業したときにその事業を行なっていけばある程度のキャッシュは貯まるし死なないためです。将来の「小さいキャッシュエンジン作り」がスタートしました。
そこから自分にできることでフリーランスとして案件を受けるには何があるか、と考えたとき、1社目で経験していた採用関連or営業でした。営業よりも採用関連の方が単価が高く、色々話を聞きに行く中で感触良かったので採用領域でフリーランスとしてスタートしていきました。
今まで人事側の経験は無く、外部からの採用支援のみの経験でした。そのため元から人事領域も経験出来れば最初からもっと簡単に案件獲得できたなーと思ってます。人材紹介エージェントは結局のところ個人差はありますが、採用領域4割、営業(toB、toC含む)領域6割みたいな印象を持たれていると感じました。
もしエージェントからフリーランス等で考えるのであれば、エージェントとしてフリーランスをやるか、営業領域か、採用領域という大きくわけて3パターンかなと思います。
企業の人事側もかなり人手不足なのでしっかりアピール出来れば複数企業の人事・採用領域で案件獲得できるはずです。
私自身は複数社の人事・採用領域を担当しながら、スポットで会社説明会の代行や面接代行等も行なっております。加えてIT系の教育事業の手伝いをしたり、今後はHR領域の新サービス立ち上げ等も行なっていく予定です。

色々な仕事内容を一気に経験できるのがフリーランスのメリットで、仕事によって月の売上も変わりますが、20代の正社員よりは高い金額を間違いなくもらえます。金額と経験・スキル面でもフリーランスはおすすめです。
特にエージェント出身だったため人事側の経験を詰めたというのが選択肢という部分も込みで大きいです。

他には一緒に起業予定の友人の影響でデータサイエンス領域のスキルを身に着けています。自分でコーディング等するわけではありませんが、ビジネス活用やデータサイエンティストの教育も行なっております。
(軽くPython、SQL、Ruby等いじれるようになりました)

3 起業について

2020年6月に友人と2人で起業(株式会社ディリスル)をします。最初はお互いのフリーランスとしての仕事を法人契約に移していくので最初の売り上げ等はある程度問題ない形です。2人の給料(役員報酬)も少ない額なので、会社で使えるお金を増やし、キャッシュエンジンをしっかり整える、ということがまず取り組むことになります。
税金の部分や会社設立の手続き、自社HPの作成だったり、サービス立ち上げたりと日々新しいことの連続で勉強をし続け、行動を起こし続けなければならないので大変ですが、良い刺激を受けて過ごせています。
事業内容はとりあえず、
・データ分析/機械学習事業
・データサイエンティスト教育事業
・AI/機械学習立ち上げ支援事業
・HR/採用支援事業
等になっています。自分達ができること、価値を発揮できることからスタートしていきます。


私達は人々が自律して選択肢を増やせるようなサービスや価値を世界的に広げていきたいと考えています。
生まれた環境で左右されることが世界では多すぎるのでそれを少しでも解消していけるように動いていきます。
何かに依存するのではなく、自分で道を切り開けるようなサポートや、生まれた環境で選択肢に差がある世の中を変えたいと考えています。
そのため今後はデータ分析/機械学習をメインに、ブロックチェーンの領域にも入っていこうと考えています。
ブロックチェーン技術を使ってできることの多さや、可能性に大きな魅力を感じています。より個人や小さなコミュニティを大事に出来たり、好きな環境を選ぶということ、誰かに合わせるのではなく自分と合う人が多くいる環境でそれぞれの価値を出せるように、様々な技術やアイデアでサービスを作っていきます。
また今後詳しく発信していきますので、宜しくお願い致します。

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