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ちょっとマイナーだけど良書だよ、なメモ。

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マーケティング、ブランド、イノベーションなどを中心に、読んだ本の読後メモ。あるいは積読について。
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記事一覧

入社前に読む本ー(実は、面接官はこれらのことが理解できる素地があるかどうかを見極…

以前に、「入社前に読んで欲しい本」というエントリーを上げました。これは、面接中によく聞か…

天野祐吉「広告論講義」岩波書店(2002)

もう20年近く前の本なんだね。ちょうどネット広告というか、世の中のデジタル化がちょうど加速…

川口伸明『2060未来創造の白地図』技術評論者(2020)

こんな本を読んでいる。 戦略の検討手法にも色々と流行があって,近未来が見通しやすいと思わ…

KISSジーン・シモンズ『ミー・インク』日経BP (2016)

KISSのベーシスト兼ボーカルであるジーン・シモンズのビジネス成功本。 音楽がどうのとかロッ…

デビット・サックス『アナログの逆襲』インターシフト(2019)

昨年の末に購入して積んどいた本。 前半のレコード,紙,フィルム,ボードゲームに対しての「…

JIAA編『必携 インターネット広告』インプレス(2019)

編集・執筆に関わった書籍です。 昨年の秋に発行され,今回3刷となります。 「インターネッ…

中山淳雄『オタク経済圏創世記』日経BP(2019)

今までのいわゆる経営史日本の経営史やグローバル展開の視点といえば,今までは,機械,自動車といった第2次産業が戦後に急速に復興し,その勢いで世界進出を果たしていった文脈で語られていることが多い。さらに,その後バブルの崩壊とともに停滞し,日本経済はそこから抜けられずにいるという見方をすることがほとんどであろう。 そして,失われた10年とも20年とも言われる期間が今でも続いており,そこからどのように脱出をするのか,停滞した中からの新規事業やイノベーションを生み出すにはどうするのか

消費者行動論からみる,世界観の事前共有とアクセシビリティー(UI/UX)の重要性

AIDMAじゃない消費行動とプロモーションのポイント 少し前の「AIDMAは消費行動モデルではない…

岸田雅裕 『マーケティングマインドのみがき方』 東洋経済新報社,(2010)

この本は10年ほど前に出版された本。で,いろんな人にオススメして貸したりしていて,いつの間…

ジェリー・Z・ミュラー 『測りすぎ――なぜパフォーマンス評価は失敗するのか?』 みす…

この騒ぎの中で,閉じこもって読むには読後に冷静になれて良いんじゃないでしょうか(笑) も…

望月智之『2025年、人は「買い物」をしなくなる』クロスメディア・パブリッシング、(…

これも書店で見かけて違和感のあった本(笑)。そんなに違和感ばかり感じているのか?と言われ…

佐々木康弘『D2C 「世界観」と「テクノロジー」で勝つブランド戦略』 NewsPicksパブリ…

最近SNSやネットメディアでこの本が語られてはいるものの,その内容に少々違和感を感じていた…

中室牧子・ 津川友介『原因と結果」の経済学―データから真実を見抜く思考法』 ダイヤ…

「因果関係と相関関係」について,他人にきちんと説明することに不安があれば,是非読んでほし…

村上耕一・斎藤貞雄『機長のマネジメント』産能大出版部、(1997)

絶版になっているのかな。15年ほどまえに子会社のマネジメントを担っていた時に読んだ本。 その子会社は、いわゆる親会社のサービスのオペレーション部門を切り離して、そのオペレーションに特化しつつ新たな価値を産んでいくことが目的だった。現在では、独立してその価値開発やオペレーションを行うという役割を終え、その機能は親会社が吸収し、他部門とより密接に関連した付加価値の創造に寄与していると思っている。 でも、設立した当時はもうね、全然うまくいかなくて→何がうまくいかなかったというと