田村 修(5inc.執行役員)
人事として採用活動に長年関わっていると、そりゃいろいろな方にお会いします。困った子ちゃんは、何も就活生に限ったわけではないのですが、そんな話をアドバイス的に書いています、
マーケティング、広告、経営戦略、MOT,MBA、イノベーション、ビジネスモデルなどの領域に関わる思考メモ。ヒントのかきとめ。
マーケティング、ブランド、イノベーションなどを中心に、読んだ本の読後メモ。あるいは積読について。
と言う質問も、よく面接(中途採用・新卒採用を問わず)で聞かれる質問です。 そりゃ、知らない業界の採用面接を受けようとする際に、自分に向くのだろうか?自分に出来るんだろうか?資質や性格的にどうなんだろう?って思うことはあると思います。 ただ、実際は広告会社やマーケティング会社であろうが、全然違う業界でも活躍する人って結局同じなんだと思うんですよね。ただ、私が面接中に「広告会社ではどんな人が活躍していますか?」と聞かれると多くの場合は以下のような内容で答えています(実際はその
今朝、会社での会議の議論を通じて思ったこと。 インターネット広告が出始めた頃、「インターネット広告はその効果を数値化してみることが出来ます」なんてセールスをしていた時期があった。 要は、広告の出た回数(imp)とか、広告がクリックされた回数とか、一人の人が見た回数とか、何人がみたとか、広告経由でどれだけの売上があったのかとか。。。 そんな指標をさして「広告の効果」っていっていた。 いわれてみると「ああそうか」っていう気になるんだけど、じつはそれらの数値を出稿金額で割り算
「リスキリング」と言う言葉のそもそもの意味がここに書いているように「従来の業界から新しい知識を得て別の業界にポンと乗り換える」という意味で「それは、業務時間中に企業の責任で行われる」のであるなら、かえって「なんでそんなに企業におんぶに抱っこなの?」と言う疑問が出てくるんだよなぁ。 いままで培ってきた知識や業務への習熟度を捨てるかのようなやり方って、ずっと下っ端に居座らざるを得なくてなかなか底辺から抜け出せない印象があるし、企業がそれを推奨するとするなら「新しいスキルの元での
実は弊社で沖縄オフィスを開設準備を進めています。で、その為の準備としてオフィスのリサーチや採用状況の確認、各種補助金の確認のために先日那覇市にいってきました。で、いろんなオフィスを内見したり求人メディアの方々をMTGをしてきたのですが、どこにオフィスを構えるのか?採用条件波動するのかを検討していく中ですべての人に言われたことが「沖縄は車社会ですよ」「バスはあてにならないし」ということ。 バスにまつわる沖縄あるあるはたくさん聞いてきたんですが、たとえば「30分待っても来なくて
世論を二分する(といわれていた)国葬が終わったわけですが、非常に個人的な意見としてその調査の解釈の仕方ってどうなのよ、とずーっと思っている。 調査の結果としては です。 まぁ、これを7月から調査してその数値の変化をメディアは伝えている。 じつはこれ、そもそもの質問内容というのは”政府が「国葬」を行う方針について”なので、いわゆる「方針」をたずねている。 そして、その回答としては「評価をする」か「評価をしない」(あるいは”わからない”を選択)なわけです。 ここで大切なのは
もしかして、転職活動で企業に応募して「面接したいので日程調整をお願いします」というオファーに対して数日放置していませんか? これね、アウトです。まぁ、実際にはその段階だけでアウトにはならないのですが、あなたに対しての印象は日がたつにつれてどんどん下がっていくというのが実際の所でしょう。 実際に、こちらからの面接日程調整のオファーメールに対して既読になってから数日後に返事がくるときはままあります。気持ちはわかるんですよね、たとえば「来週の予定がわからない」「別の企業と日程調
「広告は広告クリエイティブをメディアに掲載することによって対価が支払われるものである。そのの対価は掲載であり、閲覧可能な場所に掲載することによって広告としての対価が発生するのである。一方、アフィリエイトは売上などの成果に対して対価が支払われるビジネスモデルである。掲載のみではその対価は発生しない。 従ってアフィリエイトは広告ではない」 と言うのが媒体社と広告会社を主たる会員とするJIAA(日本インタラクティブ広告協会)での基本的な考え方。 アフィリエイトに関する団体は一般
中途採用を行っていると、候補者の方々にも就業中の方がいたりと様々な事情があって「突然の用事で面接をキャンセルしたい」と連絡をもらうことがあります。 まぁ、それは仕方が無いし事情も理解することが出来るのですが、多くの場合「今日の面接をキャンセルしたい」とだけ連絡をくれるんですね。 とすると、こちらとしては「今日の面接はキャンセルなのはわかるけど、じゃぁどうするの?」っていうことになって、その確認のためにこちらから連絡をしなくてはいけないことになるのです。 こちらとしては書類
中途採用の場合、業務の経験者として仕事の前提を共有するだけで即戦力として活躍していただけるというのはとても理想的です。受け入れをした部署でも、細かいOJTをする必要がなく、そのまま仕事をお渡しできそうな感じ(実は全くそんなことはないのですが)のする経験者採用って魅力に感じるのが普通かと思います。 でも、実は私の行っている採用では「経験者」にはまったくこだわっていません。 なぜなのか? ぶっちゃけていうと、「新しいことをやっていこうとするときに、過去の同様の経験はまぁ役に
2021年秋に発行した自著のボツ原稿。いわゆる、「DXとは」と言う事について説明をしたのですが、長すぎてカットされてしまいました。以下、復活。 実はコンピュータの登場以降、デジタル技術を企業経営の中に取り込んで行こうとする掛け声は1960年代から呼び方を変えながらずっと続いています。例えば、「EDPS(データ処理)」「MIS(経営情報システム)」「DSS(意思決定支援システム)「OA(オフィスオートメーション)」「SIS(戦略的情報システム)」「BPR(ビジネスプロセスリエ
たまにこんなお祈りメールを書きます。 弊社に求人広告を通じて応募された新卒3年目の方です。3年目と言えば、ようやくその会社のことを理解しはじめて上層部への不満もちょっと生まれつつ、でも裁量が増えてくると言う時期です。まさに、これから現職が面白くなってくるはずなのでその面白さを体感してから転職されてはいかがでしょうか?と言った内容ですね。 面接をしていると、私から見て「この方、今は転職の時期じゃないよなぁ」と思う事はとても多いです。 まさに新卒で入社して2年目から3年目の頃は
「なんで、一度は調べたり本を読んだりしないのだろう」 って思うんですよね、面接をしていると。 弊社では、業界未経験の方もそこでハードルをつけることなく、「良さそうな人かな?」って思うと実際に会ってみることにしています。 当然未経験なので,広告やマーケティング、販売促進のはありません。単に興味がある、面白そう、やってみたい!っている気持ちだけで、ちょっとチャレンジしてみよう!って思ってくれているのはよくわかっています。 でも、中途採用でその企業に応募をしてくるのであれば「興
これは中途採用の面接の時に、転職希望の方からよく聞く転職理由です。 割と、こう話してくれる人は多いので、これを読んでいる人の中でも「自分の価値(マーケットにおける価値や絶対的な価値?)を高めたい」と考えている方も多いのかなと思います。 もしかしたら「今の仕事が単調に感じられ、それをずっと続けていては給料は上がらないのではないか」「今の職場だとなかなか良い経験に恵まれないので、自分は成長できないのではないか?」と不安になっているのかもしれません。なので「いっそのこと転職をし