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仕事とキャリア

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現在、株式会社5(5co.ltd)では積極的に未経験からの採用活動を行っています。 面接やWebサイトだけではなかなかお伝えできない5co.ltdの考え方、デジタルマーケティング…
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「未経験OK!」というのは、「未経験者だからなにも知らなくてもOK」「入社してから何でも教えてもらえる」って事じゃないよ。

これ、時々勘違いしてるかのような方がいらっしゃいます。 どういうことかというと、「募集要項に未経験OK!って書いてある事は、何にも知らなくても大丈夫なんですよね」と思っているのか、その業界のこととか、仕事の内容とか、あるいは仕事をしていく中でどういうことを学ぶ必要があるのか等を全く調べていない人が時々いるんですね。 私のような年配者から見ると「いやいや、これからその仕事をしようとして求人に応募しているのに(しかも今の仕事を辞めてまで)、どうして何にも調べていないの?」って

仕事って、転職してもしなくても将来転職レベルでその内容は変化していくって思った方がいい。

リスキリングとかアップスキリングとかの新しい言葉が出てきて、誰かが定義をしてしまうとなんか勘違いや思い違いをしてしまうことがあるよなぁという印象がある。 基本的には、これからの社会は転職を前提にするにせよ、転職せずにずっとその企業で働き続けるにせよ、学び続ける必要があるのですよ。 だいたいですね、22−23歳くらいの時に大学で学んだ程度の知識と、その後企業に入って学んだ知識スキルレベルで40歳、50歳、60歳を駆け抜けられるか?といえば、それは無理なんですよ、世の中の変化

面接の自己アピールでは、研究内容を素人にわかりやすく伝えようなんて思わなくていい。

なんか、遠慮してわかりやすく伝えようとして、結局、研究内容を使った自己アピールになっていない人が結構いたりします。こちらが面白いかも?って思って、詳細を深掘りしてあげようとして、始めて「ああ、そこまでユニークに考えて深掘りした研究をしているんだ」って思うときもあります。 皆さん、自分の研究や好きなこと、熱心にやってきたことを話す時に「面接官は素人なんだから、難しく話してはいけない。マニアックではなく、だれにでもわかるように容易に話さなきゃいけない」って、いつの間にか思ってま

上手くいくキャリアチェンジ。上手くいかないキャリアチェンジ。

私自身は会社も仕事内容も変わったけど、いわゆるキャリアチェンジをしてきたという意識はほとんどない。 広告会社に入社して営業担当をして、そこから出向してデジタル広告の世界では営業からメディアという仕入担当まで行ってきた。 その後は、プランニング部門にいったり経営企画部門にいったり、子会社の設立をしたりしながら、最近は人事の仕事をしている。 いろんなことを担当してきたことは確かだが、意識的にキャリアを選択してきたのか?っていうとそうではなくて、いつの間にかそうなったというの

体調管理とは、「体調が悪くなったら休む」ということだけではなく、悪くならないように自律すること。

「体調不良で休みます」 ビジネスにおいても、まぁ体調が悪いならしょうがないよね。お腹が痛かったり、頭が痛かったり、微熱があったりするのも、それを我慢して仕事をするだなんてそれは酷い話。体調が悪いのなら無理して仕事をするのではなく体調管理のためにも休んだ方が方がいいよね。 っていうのは、ある意味正しく正義ではある。 でも、本当に「体調が悪いから休む」という事だけが正義なのか、それは仕方が無いことなのかというと、ちょっと疑問もある。 違うんだよ。 体調が悪くならないように

「私にしか出来ない仕事をする」ということが、そのまま「会社にとって必要な人」になるわけではない。

これ、似たようなことを言っているようでいて実は間違っちゃうと全く正反対な結果を生んでしまう例かなと。 「私にしかできない仕事をする」 唯一無二の存在というか社会価値も高く、企業にとっても辞めてほしくない優秀な人材であり、この人を求めて転職市場でも引っ張りだこ。もちろん給料もぐんぐん高くなっていく印象がありますよね。当然、会社にとって必要な最重要人材な見本みたいな存在でもあると。 例えば、 ・何か困ったことがあっても私が対応すれば解決する。 ・みんな私にいろんな事を尋ねて

面接での逆質問例-3:「1日はどんな流れですか?」

「1日の流れを教えてください」という質問は、面接をしているとよく聞かれる質問の一つではあります。 きちんと答えたいと常に思っているのですが、実はコンサルタントの仕事なので毎日同じ流れで仕事をすることは無く、どうやってお答えすれば良いのかに困るというのが本音です。 例えば、BPO(Business Process Outsourcing)を受託しているケースや店舗、工場だとほぼ一日の流れや手順はある程度決まっているかと思います。 もちろんイレギュラーなことは多々発生するでし

広告が「情報を欲している人に、欲している情報を的確に伝える」「情報を提供することで消費者の選択肢を増やす」という勘違い。

あくまで、広告会社、マーケティング会社のリアルな役割としての勘違いという話です。 特に就活中の大学生の方にどうして広告会社やマーケティング会社を志望したのですか?と聞くと、 といった話をしていただくことがあります。 一見、広告を、世の中の情報を整理し消費者のより良い消費生活のためになる事業として捉えて、そのような社会的な意義を持った仕事をしていきたいと考えているようです。 ところが、これらはビジネスとしての広告の役割としてはちょっとずれているんですね。 まず「情報を

マーケティングを学んで今の仕事に活かす事と、マーケティングの仕事をする事のちがい。

採用の面接をしていると、「あるきっかけでマーケティングに興味を持ちました。是非マーケティングの仕事をしたいと思い応募しました」という方によく会います。 マーケティングの仕事を志していただくのは非常に嬉しいのですが、 ①マーケティングを学ぶ ②マーケティングの考え方を今の仕事に活かす ③マーケティングの仕事をする は、それぞれ全く次元が異なります。 一番ハードルが低いのが「マーケティングを学ぶ」です。本を読んだり、セミナーに通ったり、マーケティングの専門用語をしらべて見ると

面接に遅刻したのに逆ギレしてきた人

いやぁ、ほんとにいたんですよ、先日。笑い話みたいなものですが。 一次面接(当社では一次はオンラインで行っています)で、10分とか15分経ってもログインされなかった方がいらっしゃいました。連絡もありません。 長年、面接をしていると時々いらっしゃいます。 それで、無断欠席→辞退扱いとして「残念ながらログインされなかったので、辞退扱いとさせていただきます」とメールをしたところ、その後「遅刻したのはこちらが悪いですが、そんなの理由も聞かずに辞退扱いするなんて酷いです。そんな会社で

広告はラブレターでもポエムでもない。

時々「広告はラブレターのように」というふうなアドバイスが出回ります。 ある意味ではとても大切なことなのですが、その一方で「好きな対象が明確で、自分の気持ちも明確で、とにかく好きだと言うことを伝えて、もしダメで玉砕した時はそれはそれで仕方がない」というラブレターと、経営活動の一環として営業利益の中から販促予算を捻出し、さらに人的リソースや経営リソースをかけた施策で玉砕なんて許されない広告は一緒にしたらいかんだろ、ってよく思っています。 広告の取扱はビジネスですからねぇ。

「なんとかして”やる”方法」を考える」のだけど、やらなくていいことは徹底して断る。

以前に「出来ないといってはいけない。「なんとかして”やる”方法」を考える」といったエントリーを書きました。 今回はその続きで、基本は「なんとかして”やる”方法を考える」のだが、ただし、その一方でやる必要が無いことは明確に断る、という話です。 クライアントからリクエストや依頼があっても、コンサルティング会社としては「やらなくて良いこと」が世の中にはいくつかあります。 その一つは、 「クライアントの目標達成には何ら寄与しないこと」と もう一つが 「受けてしまうとチームがダメに

「教えてもらわないとできません」

「そうですよねぇ」って、もしどこかで思っているのなら、そんな学生みたいな考え方は社会人であるなら早く捨てさってください。 会社は何かを教えてもらってから仕事をする場所ではなく、いままで学んできたことを発揮する場所であり、活躍するために必要なコトは自分で見つけて自分で学ぶ場所なんですよね。 これ、「入社してから学びます」っていう人と似ていると思っているのですが、「教えてもらわないとできません」っていう人は、結局一人では何も出来ない状態がずっと続いてしまう、中途半端な仕事しか

電車遅延の遅刻について

電車遅延の遅刻というのは「電車が遅れた事が理由だから仕方が無い」「私は時間通りに家を出たけど、電車が遅れたから遅刻をしたのであって、私は悪くない」って思ってませんか? いわゆる、「仕方が無い」「自分のせいではない」から、遅刻をしたって大目に見てもらって当然である、という考え方なんだと思います。 でもね、これ、会社から見ると、遅刻に理由は関係なくて、「するかしないか」しかないのです。 自分の周りをよく見てみてください。実は、遅刻をよくする人と、まず遅刻をしない人が存在して