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人生の転換期シリーズ #12 男性(50歳前後)1回目の定年=役職定年/後編 +ポイント
「ダイアリー式メンター Haraのラジオ # 25」男性(50歳前後)役職定年の後編。転職経験なし。保守的なまことさんが役職定年をきっかけにさまざまな葛藤からやがて主体的に客観的にキャリアデザインしていく変化を分かりやすく描いています。
ケースの概要
・プロフィール
・テーマ
・目標設定
# 24 前編をご確認ください。
現状のまとめ
メンタリング 初期~中期
・役職定年が間近にせまってきたのをきっかけに、今までの価値観が
大きく揺さぶられ、中年期にもつ葛藤に翻弄される
・早期退職金をもらって、培ったスキルやノウハウを活かせて
若さを取り戻せるよう、転職経験のある友人らに情報収集に走る
・友人らの話や職場環境を見て行くにつれ、だんだんと自分自身と勤務先の
会社を客観的に見られるようになる
メンタリング 後期
・住宅ローンの残高が1000万円、給与の減額が3割程度であること
早期退職金の減額、自分の市場価値を含む転職のメリット・デメリット
を量る
・社内にとどまり、一般社員として貢献しながら次に向けて備えていく
ことを選択
・消極的な選択、決定ではなく
定年時に会社に残る以外にもさまざまな可能性があること
すべての可能性を理解した上で納得して自分の人生を選ぶことを希望
・妻の体調や考えを組み入れることなどから、マネープランと
キャリアライフプランを夫婦で相談しながら作成していく
課題
・環境を変えたくない vs. リベンジ転職したい(対立/葛藤)
・ねばならない
・棚卸し 培ったスキルやノウハウの陳腐化
タイミングを図り、課題に対してメンターからの効果的な質問は ⇓
質問
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・何が得意であるか?
・人生で何を望むか/仕事で何を実現したいか?
・何をやっている時が一番充実しているか?
質問を受け、まことさんは内なる声に耳を傾け気づいたことは ⇓
気づいたこと
・自分自身の市場価値や会社を客観的に見ていなかった
・ねばならないという思い込みにしばられていた
・求められる人材、いて欲しい人材になることは決して容易いことではなく
長期的キャリア、生涯/ライフワークを考えていなかった
・培ったスキルやノウハウの陳腐化に気づき、新しいスキルを身につける
学び直しが必要である
・キャリアの節目には、主体的にデザインできること
・新たな目標や挑戦には家族の理解や協力が必要であるのに
一番身近な妻の情態に気づいていなかったこと(更年期・子どもの自立)
まことさんは何を理解し、考え、解消したから大きな気づきや変化を得たのかは ⇓
3つのポイント
ポイント1 キャリア・アンカー
![](https://assets.st-note.com/img/1645348106093-yCvLqWQitJ.png)
推進と抑制の力
エドガー H. シャイン博士が開発した概念
自分の仕事で実現したいことはこれだという「内なる声」
3つの自己イメージが重なったもの
①才能と能力
②動機と欲求
③意味と価値
ポイント2 ねばならない
![](https://assets.st-note.com/img/1645348105401-dilRb8jsxm.png)
思い込みを 修正/解消する質問
![](https://assets.st-note.com/img/1645851324470-S0JSG39ZM8.jpg?width=1200)
私たちの足を引っ張る3つの「ねばならない」がある
・私はうまくやらねばならない
・あなたは私を大切に扱わねばならない
・この世界は簡単でなければならない
アルバート・エリス(臨床心理学者/アメリカ)
ポイント3 中年の危機 男女の相違
![](https://assets.st-note.com/img/1645851571666-NaVQLkYkqC.png)
女性の場合、多方面 から角度を変えて対応
![](https://assets.st-note.com/img/1645851474031-DHog2yZyJ7.jpg?width=1200)
男性はすべてが職場や仕事が主体となることに対し
女性では要因が多岐にわたる
これまでまことさんは更年期と子どもの自立が妻の心身に与える影響に気づいていなかった。メンタリングを受け理解に至る
※ ケースの課題や解決策は1つのサンプルであり、すべてを代表するものではありません。
現状、課題、質問、気づいたこと、ポイントの詳細は
ラジオ # 25でご確認ください。⇓
ダイアリー式メンター Haraのラジオ # 25
(視聴時間: 8分7秒)
あとがき
個人情報保護などの制約もあり、今のところ、最大公約数的なケースにとどめることをご理解いただけたら幸いです。
ご自身とは異なる年代やライフスタイルであっても、人生体験や心情と重ね合わせて視聴してみてください。
人は自分とは異なるひとや、信条と異なるライフスタイルに対して寛容になりにくい傾向があります。
節目には
自分で行動して
自分のキャリアを
自分でデザインする
主体性
と
長期的で柔軟なプランを作り育てていきましょう。
皆さんにとって、何かしらのヒントや気づきやきっかけになれることを願っています。
with all of my thanks and friendship
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