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道徳のグレーゾーン: 言葉に隠された人間の複雑さ
これは檀家の一人と私の問答の記録です。
彼との対話を通じて、人々の言葉に隠された深い意味と、倫理や道徳に対する異なる視点を探求しました。
この記事は、その対話の精華を集約し、私たちの日常で使う言葉がどのように人間の性質と道徳観を反映しているのかを考察する試みです。
Q
「好きの反対は無関心」「悪口を言わない人は信用できない」「善良なことしかしない人は偽善者だ」等の言説は、その説を唱える人が道徳
ACE COMBAT7を購入したり、UGSFについて調べたりしました
以前の記事で触れていた流れで、ACE COMBAT以来のプレイとなるシリーズ作ACE COMBAT7を購入して始めました。
まだキャンペーン進行の序盤ですが、うまく位置取りしながらミサイルを撃ち込んでいく操作感が楽しいですね。
ステージの合間に流れるシナリオデモも先が気になる出来で、しばらく楽しくプレイできそうです。
この7にもUGSFに関連する描写があるらしいと聞いているのですが、ま
「権利には義務が伴う」という言葉の出所を探した
「権利には義務が伴う」という言葉はよく目にするが、その本当の意味と出典を知らなかったので調べてみた。
1966年の第21回国連総会において採択され、1976年に発効した「国際人権規約」の中に類似する文言があり、恐らくここから引用された言葉なのではないかと思う。
この言葉が指す「権利」とは、「表現の自由」という基本的人権を構成する特定の一要素についてを指すものだとわかった。
次いで、
死刑廃止を現場判断の射殺で代行しているという都市伝説から連想した話
この国では死刑が廃止されているが、警察組織はその穴を埋めるために独断で現場判断での射殺をマニュアル化し、死刑を代行し始めた。
当然これは司法権の侵害であり、裁判所としても見過ごせない事態である。
そこで裁判所は武装判事制度を導入し、銃撃戦が行われている中に武装判事を派遣するようになった。そしてその場で発砲する警官に有罪判決を下せるだけの正当性があるかを判断するのだ。
この流れに従い、弁護士
持論を賭けて議論するなら、負ければ負ける程お得
議論に於いての決着を「相手の持つ持論に納得すること」だと仮定した場合、表題の通り負ければ負ける程お得となります。
何しろ、勝者は論理の力として何も得るものは無いですが、敗者はより論理強度の強い持論を得ることができるわけです。
もちろん議論に世界の命運とか大金が掛かっているなら負けると損ではありますが、持論しか賭けるものが無いならいっそ相手の論理強度の高い持論を吸収して回るのを目的に立ち回り
Nintendo Switch OnlineでディグダグⅡをプレイしました+シェアードワールドの話
Nintendo Switch Onlineに加入して、特典のファミリーコンピュータソフトの一覧を見ていたら懐かしいタイトルを発見。
過去にディグダグⅡをやった事があったのですが、説明書も読んでいなかった当時の僕には難しかった記憶があります。
今やってみると、効果的に島を崩して敵を巻き込むプレイが楽しいですね。
関連情報を調べていると、ディグダグは単品のソフトとしてだけでなく、共通した世
「可敗性」は勝負の場に立つ必要資格
「負ける能力を持たない者」は勝負の場に立つ資格がありません。
ある主体が絶対に負けないのなら、勝敗を決してもらう前提も動機も失っています。勝負の場は、始める前に決せないその行方にこそ価値があるからです。もしあるチームが絶対に勝ってしまうようなゲームであれば、それはもう未知への楽しみを生み出さないでしょう。
小説でも主人公が絶対に勝つ展開では面白くありません。どんなに弱い主人公であっても、なにか
決断保留力を身に着ける
「決断力」といえば、皆さんだいたい肯定的な文脈で耳にする言葉だと思います。
しかし今回扱うのはそっちでなくて、「決断保留力」です。何ですかそれ? と思う方もいるかもしれませんね。
まずこの言葉の定義からしてみましょうか。
決断保留力とは、ある情報を目にしたり耳にした時に即決即断で判定を下さずに耐え、自分の立場を即座に表明しない力のことです。
人間はわりと自分の意志で決断し、即判断を下し
能登 法観の自己紹介
不老不死者が退屈に苛まれる話ってあるじゃないですか。
実際のところ僕が不老不死者になったとして、この世に娯楽や知識が生成される速度が、僕がそれらを消費する速度を下回る事ってまず無いと思うんですよね。
むしろ不老不死者になったなら、その能力を駆使して娯楽や知識が生成される速度を維持加速するために尽力したり、そっちが楽しくなっちゃったりするんじゃないかって思ってますので、僕は不老不死者になりたい