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読書と音楽が趣味の大学生です。スキも勿論ですが、コメントくださると飛んで喜びます。 投…

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読書と音楽が趣味の大学生です。スキも勿論ですが、コメントくださると飛んで喜びます。 投稿は落ち着くまでは不定期でお願いします。

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本好き大学生が書店バイトを体験して思ったこと

 こんにちは。九月も半ばに差し掛かり、気付けば気温も下降の一途をたどっていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。  さて今回は、私が書店でのアルバイト体験(約半年)を通して見えてきたことをまとめようと思います。  内容としては、初めに結論として働いてみてどうだったか、私が実際に働いて感じたギャップ、そしてよかったところ、悪かったところなどを書いていこうと思います。これを読んでいいねと感じた方はスキ、フォロー等してくださると励みになります。それでは、よろしくお願いします。

    • 2/13 夢想

      夢を見た。彼が自殺する夢。 まるで寝起きの挨拶のような軽さで、「前々から死のうと思ってたんだよね」と告白され、何と言葉をかけようか迷っているうちに彼は遺書などの全て必要なものを用意し終えていた。 なぜ自分に言ったのかと言うと、君ならやりたいようにすればいいんじゃないと言ってくれそうだったから。というものだった。 彼をビルの屋上まで車で送った。彼は躊躇う様子もなく、ビルの屋上にある柵を越えて街の様子を見下ろす。そこに恐怖はないようで、「いい景色〜」などと言っている。 「

      • 書き納め。2023年の抱負

        皆さんこんにちは。でらです。2022年はnoteを更新する機会が減ってしまいましたが、私は非常に実りのある1年だったと思います。大学生最後の年ということもあり、自分の身の回りの変化が多い年でもありました。 これをもって2022年最後の書き散らしとなりますが、今回は2023年の抱負ということで、今年に引き続き、来年これを頑張りたい!!というのをインターネットに向けて発信していこうと思います。それと同時に、今年印象的だったことを文章に起こしていきます。 今年の抱負 1.礼節

        • No.23 『檸檬先生』十八歳の若き文豪が生み出した傑作

          偶発的にも、若くしてとてつもない文才を秘めている本に出会ってしまった。 その著者の名前は、珠川こおり。なんと18歳らしい。わけえ。 皆様は最初の、『檸檬先生』の書き出しであるこの文章をもう一度読んでみてほしい。これが18歳が描くことのできる世界なのだろうか。 かの有名な村上春樹は、30歳でデビューしたと言われている。他にも名前は忘れてしまったが、40歳で…という方もいたように思う。その年でデビューして、そこから作家としてのキャリアを創っていくのも十分に凄いのだが、 18歳で

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        本好き大学生が書店バイトを体験して思ったこと

          自分が楽器を演奏するときに気を付けていること。

          中高では吹奏楽部に所属し、大学では軽音学部に所属するという音楽人生を歩んできた自分。今回は 音楽をやる上で気をつけていること を主に書いていこうと思う。あくまで自分の意見なので、これを他人に強要したりだとかそういう気持ちは一切ないので悪しからず。 グルーブ感みんな演奏する時には何かしら意識してやっていることがあると思っていて、自分の場合それはグルーブ感だ。 グルーブというものに明確な定義はないけれど、その演奏を自分のモノに出来た時にはじめて生まれるものがグルーブだと思

          自分が楽器を演奏するときに気を付けていること。

          気になるアニメや映画まとめ(4/25時点)

          こんにちは、でらです。春休みを通して漫画、アニメ、映画をめちゃくちゃ見ました。その中で新しく映像化するもの、アニメ化するものなど、結構気になる作品が多かったです。そこで今回は個人的に気になる作品を挙げていこうかなと思っています。日程が決まっているものに関しては同時に書いていこうかなと思っています。 今回はキリよく10つに絞った(?)ので、順番に書いていこうと思います。 ①Spy Family(現在進行形でアニメ化されている) ジャンプ+で連載されており、今非常にアツい漫画

          気になるアニメや映画まとめ(4/25時点)

          映画『余命10年』は半年分の涙を私から奪っていった

          今回は先日見てきた映画の話をしようと思う。名前は『余命10年』。主演は私の好きな小松菜奈さんと坂口健太郎さんだ。 3月4日に公開された映画で、今日(4月24日)となっては多くの方がこの映画を観ていると思う。ここではネタバレガンガンありきで、本編の魅力とかを語れたらなと思う。あとは原作との違いとか。 すんげえ良かった まず結論から言うと、すんごい面白かった。絶対に泣くだろうからハンカチを持って行ったんだけど、一枚だけじゃ足りないくらい泣いたし、映画館にいる他の人の鼻をすする

          映画『余命10年』は半年分の涙を私から奪っていった

          月光 再演に行ってきた話

          今回はヨルシカのライブに行ってきた話をしようと思う。 正直、ヨルシカのライブをなめてた。ライブというものに懐疑的なわけではないけれど、やっぱりCDとかの方が安定していていいんじゃないか?と思っている自分がいたのは確かで、なんならわざわざ東京にまで行くの面倒くさくないか?くらいの気持ちだった。 だけど、その考え方は2022年3月30日、東京ガーデンシアターにて行われた月光の再演にて覆ることとなる。 まず会場に行くと、たくさんの犬泥棒Tシャツを着ているヨルシカファンの方々が

          月光 再演に行ってきた話

          No.22 『ミュゲ書房』ビブリオが好きなら読んで欲しいです。

          こんにちは。そろそろ本をリクエストしすぎて大学側からストップがかかっているでらです。 今回は一度大学側から取り寄せてもらったものを読んでさらに書店に買いに行くという意味わからんことをした、させた本についての紹介をしていきます。その名も『ミュゲ書房』です。 最初から結論を話してしまうけれど、本好きな人だったら間違いなく損しない内容のお話だと思う。 今回はそんな『ミュゲ書房』のストーリーや魅力について詳しく語っていく。この熱意よ、伊藤調さんに届け。 雰囲気1億点まず感じたのは

          No.22 『ミュゲ書房』ビブリオが好きなら読んで欲しいです。

          大学生が本屋大賞の個人的なランキングを語っておススメするだけの話。

          どうもこんにちは、つい最近大学の成績が開示されて、なんとか事なきを得たでらです。 今回は先日発表された本屋大賞2022ノミネート作品をすべて読了した私が、 ①ランキング付け ②面白かったところ ③どんな人におススメか の三つを紹介していこうと思います。ランキングは昇順、上から1位~10位の順番で紹介していくので、上から見ていただいてもいいし、気になった本だけでも見ていただけるとありがたいです。なお、このランキングはあくまで個人的なものであるので、あしからず。 1位『正

          大学生が本屋大賞の個人的なランキングを語っておススメするだけの話。

          No20. 『モンスター』色んな意味で狂っていて面白かった

          これは、「美」を渇望していた女がそれを手にし、狂っていく物語。いや、彼女は最初から狂っていたのかもしれない。そんなお話。 どうもこんにちは、でらです。前回と同じく私のTwitterのフォロワーさん兼ファンの方からお勧めしていただいた作品について紹介していこうと思う。 「モンスター」というタイトルだが、この話に怪物は登場しない。では一体モンスターとは何なのか?そしてこの作品のテーマや魅力は何なのか? というような事を書いていけたらいいなーとは思う。なお、私は一回読んだだけな

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          No.21 『硝子の塔の殺人』ミステリー初心者ネタバレ全開で語るの巻

          どうもこんにちは、でらです。本当は読んだすぐに感想書きたかったんだけど、だらだらと毎日をむさぼっていたらこの本が本屋大賞2022にノミネートされてさらに有名になっちゃった。 作品の名前にあやかっているような気がするけど、面白いものは面白かった。特にミステリーほぼ初挑戦の自分でもすごく面白かった。 なので今回はこの作品の魅力を一人でも多くの方に知ってほしいという思いからこれを書くに至っている。帯には「ミステリを愛するすべての人へ」というキャッチコピーが書いてあると思うが、私は

          No.21 『硝子の塔の殺人』ミステリー初心者ネタバレ全開で語るの巻

          鋼の錬金術師がまじでおもろかったっていう話をします。

          こんにちは、でらです。最近になって私はようやく漫画に手を付け始めたのだが、どうせ読むなら時代関係なく面白いものを片っ端から読んでいこう!と思って片っ端から面白そうな漫画を読み漁っている。 ちょうど私が在学している大学には漫画スペースというものがあり、今回紹介する『鋼の錬金術師』だけでなく『進撃の巨人』や『キングダム』など、色々なジャンルの漫画が色んな言語で置いてある。マジ便利。 そんなわけで読み始めたんだけど、こーーれがマジで面白い。なんで今まで漫画を読んでこなかったのだろ

          鋼の錬金術師がまじでおもろかったっていう話をします。

          謹賀新年。今年の抱負をデジタルタトゥーとして刻む。

          皆様、あけましておめでとうございます。2022年もどうぞよろしくお願いいたします。 どうもこんにちは、諸事情により長らく更新をさぼっていたでらです。新年一発目の投稿ということで、 「どうせnoteというツールを使っているんだからここで抱負を書けばいいんじゃね!?」 ということになったので、今回は2022年の目標を綴っていきたいと思います。新年にあやかっていきますよ、ええ。 私自身も来年度は大学生最後の年であり、今のところ大学院等に進む道も考えていないので、就職やら卒論を

          謹賀新年。今年の抱負をデジタルタトゥーとして刻む。

          No.19 『ガラスの海を渡る舟』寺地はるなさんが描くメッセージ性がすげえ

          この物語を一言で表すのなら、「みんなちがってみんないい」だ。 どうもこんにちは、でらです。「読書の秋」というフェアが現在noteで行われていて、当初はあまり乗り気じゃなかった。しかしこれに応募することで一人でも多くの方の目に留まるのではないか!?という少々不純な動機から、私はこの本を読んだ次第である。 結論から言うと、まーーじで面白かった。表紙の美麗なカバーイラストやキャラクターの魅力、物語の展開、どれをとってもかなり楽しんで読むことが出来た作品だと思う。 その中でも特に

          No.19 『ガラスの海を渡る舟』寺地はるなさんが描くメッセージ性がすげえ

          No.18『新世界より』少年少女が世界の秘密、構造に迫っていく物語好きです

          いや~王道だけど好き。そんな感じの物語だった。一番最近見たやつで言うと『約束のネバーランド』もそんな展開だったけど。 この作品は上中下合わせてなんと八十万字にもわたるという。そんな作品を手掛けることの出来る貴志さんの頭の中はどうなっているのだろうか。 題名の通り、この話は現在私たちが生きている世界より千年後の世界を描いている。ここでは、物語の設定や考察などを、いつか自分が読み返すという意味も踏まえて自由に書いていこうと思う。ネタバレはガンガンしていくのでまだ読んでいない方は

          No.18『新世界より』少年少女が世界の秘密、構造に迫っていく物語好きです