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くらしのこころもち

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心にとめておきたいこと
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2024年5月の記事一覧

もうひとつのいま

もうひとつのいま

日々の暮らしのなか思いうかべる

生きものたちのもうひとつのいま

それぞれのいのちの時間でもあり

おおいなるひとつの時間でもある

そしてふたたび帰りつくところの

私といういのちの生きているいま

変わりながらなお変わることなく

日々の一つひとつを見つめている

***

こころあたらしく

こころあたらしく

信じるときめたとき
こころは入れかわり

恐れることをやめて
いつも喜びとともに



神さまがわたしへと
おくってくださる力

受けとったときから
つながりをもつ恵み



新しいそのこころに
めざめたら始まって

果てしなくひろがる
ふかい愛のおはなし



苦しみにかられても
いつも祈りのうちに

神さまのちかくへと
つづくわたしの歩み

大きな命に息づく

大きな命に息づく

木々がたくさんの葉をしげらせて

やがて私たちは実をむすぶように

あなたは大いなるものの息吹から

このひとつの生命に息づいている

あなたの行なうことは生命の望み

この生きるものは息吹のいとなみ

枝々があなたを私たちにつなげて

そして今もいつの時もともにある

***

🌳

ひと時にある尊さ

ひと時にある尊さ

わたしのよろこびであり
あなたもしあわせになる
日々のほんの些細なこと

どんなに小さなことでも
ひとつひとつを見つめて
心を込めておこなうこと

どこかを探すのではなく
いつか見つけるでもなく
ある瞬間ふときづくもの

毎日のことをていねいに
そのひとときひとときの
連なりのなかにあるもの

***

わたしたちの探しものは
このひとときにあること
その日々こそ聖なるもの

過去も新しくして

過去も新しくして

過去にくるしめられたら
いまこのわたしの意識を
とおくまでつれていって

ときをこえてみわたせば
やがて意味がみえてくる

意味はいまこのわたしを
かたちづくった記憶から
くるしみをとりのぞいて

すべてうみだされるのは
いまであると明かされる

わたしの意識があらたに
つくりかえた記憶はいま
過去をもあたらしくして

とわにじゆうにひろがる
ひかりのもとへ導かれる

***

いっそう光眩しく

いっそう光眩しく

雨のあとの空気が

澄み上がるように

悲しみのある心を

涙は洗いきよめる

憂いのときを通り

進む未来はめぐみ

日の光にいっそう

眩しく照らされる

***

過去を悲しむことを
あなた自身に許して
未来の祝福を迎える
場所をあけるために

(わたしの訳)

🕊