日日自炊自足【休みの食事 と 休みのこと】
金曜日、仕事から帰宅し恒例のジム。
雨続きの関東。帰宅の電車の中では「今日は行けない・・行かないかも。」と保険を掛けるも、結局なんだかんだで荷物を持って家を出る。
わたしの場合この原動力は
「通い放題の月会費 ÷ トレーニング回数」
という行けば行くほど単価が安くなる、貧乏割り算。
これが
「トレーニング回数 × 1回料金」
という行けば行くだけ支払い金額が加算されるシステムだったら「もったいない」と通う日を控えていただろうなと思う。
20時近いジム帰り。マーケットで割引の総菜をあれこれと買う。
イングリッシュマフィンにも半額シールがついていたので、週末の朝食用に買う。
一人暮らしで4個(入り)は多いけれど、バターとはちみつをつけることを想像するだけで「おいしい」と言ってしまいそうになる。
10年近く前、週末知り合いのカフェでアルバイトをしていた時、イングリッシュマフィンについている「粉」が「コーングリッツ」という名前であることを知った。
店では手作りのお菓子が人気で、その粉はレモンのパウンドケーキの生地に混ぜ込まれていた。
「あの粉は一体なんなのか」なんて考えたこともなかったから、あれに名前があってしかもそれが「とうもろこし」だと知ってとても驚いた。
土曜日は
【6月20日の夕食 と 50代 楽しい一人遊び】で書いたあの家を見に行った。
我が家から駅をまたいで反対方面に歩く。
駅からなら徒歩約10分。
不動産屋の賃貸情報には、住所は掲載されていない。
集合住宅なら建物名から住所を特定することは可能だけれど「貸主の苗字+貸家」の名前で表示される戸建では難しい。
歩いて探そうにもサイトに記載されたヒント「駅から徒歩12分」という情報だけでは途方もない。
ということで、ごく個人的な裏技を使いある程度の場所を特定した。
家の周りは壁に囲まれていて中の様子がほぼ分からないので、人通りが途切れたところで入り口から1歩2歩と踏み込んでみる。
もしもここで自由に何でもできるとしたら、わたしは何をするだろう。
それからマーケットへ行き、新生姜を。
カルディでシナモンの粉を買い帰宅した。
夜、ジンジャーシロップを仕込んでみる。
買ってきた新生姜250gのうち200gを薄切りにして同量の砂糖・・を計るとどんどん恐ろしくなったので、150gにとどめ・・生姜に混ぜる。
残り50gの生姜は繊維にそって薄切りにして、少し茹でた後、甘酢に漬けた。
翌朝まで砂糖漬けにした生姜からはたっぷりと水分が出ていて、そこに水を少し足し、シナモンパウダーを投入したものを20~30分程度弱火にかけるとシロップが出来上がった。
ざるで濾して、シロップを絞った生姜を捨てるのが心苦しく・・千切りにして少量のしょうゆと絡めて少し火にかけると、佃煮ができた。
梅仕事なんて、時間も量も「大それた」こと・・をしなくても、一人暮らしのわたしにとってちょうど良い、季節の手仕事はあるんじゃないか。
の実験は
●シロップは思ったよりも少量だったけれど、甘みが調節できるのが良く、非常においしかった。
●シロップの後に残った大量の生姜は小分けにして冷凍しているが、すべてを佃煮・・は飽きそうだし使い道は研究が必要。
●甘酢漬けのガリがおいしくて、それだけでもいいけれど、何かの味付け的に使えるなと思った。
という結果となった。
日曜日、気になっていたお店で古道具市が開催されるという情報をSNSで得て出かけた。
好きだった本屋・・「だーさん」と知り合った店があった駅。
今年、同じ県内のほかの場所へ移転したので、出かけることがなくなった私鉄駅で久しぶりに下車する。
もう来ることはないのかも、と思っていたけれど。
古道具を・・整理箱をひとつ買い、近くの好きだった店とは違う本屋へ行く。
古本、新本、レコード、古道具、古生地、雑貨や文房具が売られていて、あぁこういうお店いいな・・とあの平屋を思い浮かべる。
それから、本屋に行っていた時、帰り必ず立ち寄っていた焼き鳥屋で買い物。
お決まりのたれが浸み込んだレバカツ、お好みもどき(ひと口程度のお好み焼き・・もどきを3つほど串に刺したもの)それに焼き鳥何本かを買い帰宅。
それらを電子レンジで温めて、作ったばかりのガリ、土曜日に買って茹でておいた枝豆で遅い昼食にした。
飲み物は夏に常備している「ルイボスティー」
下戸にとってはつまみはご飯。
夜はこれまた割引になっていたきゅうりの糠漬けに、茗荷とガリの千切りを和えたものをサラダのように食べた。
夏だなぁ。スイカかとうもろこしがあったら、完ぺきだったなぁ。
あ、そう、生姜シロップはできてすぐに我がマンション1階のコンビニエンスストアで炭酸水を買い飲んだ。
完成したシロップの量が思ったよりも少なかったのと、砂糖の量が恐ろしかったのでちびちび飲んでしまうけれど・・炭酸が弱まる前にと考えると、うまくバランスが取れない。
そして
この「おいしい」は誰かに(と)言いたいな、と思った。
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