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日日自炊自足【休みの食事 と 休みのこと】

夫なし。子は独立。
自炊の習慣で自分の必要をみたす、50代ひとり暮らし。
アレルギー対策に 油をやめ(家にある油はラー油のみ)、お肉、乳製品、卵、小麦粉、お米や砂糖をなるべく減らした(い)食生活。

「家族のためのご飯」を卒業した献立の記録 と 自分を観察する日記。

土曜日はジム初日。
10時からの予約で(初回と2回目はメニューの確認もあり、予約が必要)30分体を動かす。
前回体験で10分動いただけでもきついと感じたのに、一体どうなることやら・・
と思っていたけれど、30分動かしてみての感想は「気持ちいい」だった。
2回目までぴったりついてくるトレーナーさんの「キレイです!」「あ、スクワットすごく上手です!」の掛け声も、初夏の風のごとくさわやかだ。

そういうこと(運動andさわやかなコミュニケーション)に苦手意識があるからこそ、全力で受け入れようと決めていた。
思えば露骨に褒められることなんて、すっかりなくなっているな、と気が付く。

気温変化以外で額に汗を感じたのはひさしぶり。
複数の動きの中でも楽にできることと、全くできないことがはっきりとあって「チャレンジしてゆく」ということが苦痛ではなく楽しみなればいいなと思う。

ジムを出たその足で娘の家へ。
買って行った海苔巻きをみんなで食べて片づけをして、その後お孫様が自転車に乗りたいというので付き合う。
家の周りをグルっとまわって、砂利道をがたがたと走るのを楽しんだり、湿った土の上にある大きな石をどかし、木の棒でダンゴムシをつついたりして遊ぶ。
一旦家に戻ると、娘が下のお孫様を抱いてソファに横になっていたので、テレビと電気を消してまた外に出る。
今度は砂場の道具を持って歩いて公園へ。

公園には何組かの親子連れがいて、全員両親と子供のセットで遊んでいる。
娘の旦那さんの休日は日曜のみ。
「だから土曜日は公園に行きたくない」と言っていた娘の孤独感が身に沁みる。
1時間程度遊んで、家に帰ると同時に娘も目を覚ました。
頭が痛いというので、お孫様と夕食を作り食べさせるところまでして、帰ってきた旦那さんに送ってもらい帰宅した。
「疲れた」と言えばそんな気もするけれど、この季節は疲労さえも気持ち良い。

日曜日、もう少しで読み終える本を持って喫茶店でサンドイッチのランチを食べる。
店を出て、短い季節を存分に味わおうと2駅歩くことにする。
Googleマップを見ると、目的地までは徒歩1時間と少し。
買い物の目的もなく、音楽も聴かず
道端の不思議な置物ににやついたり、気になったお店の評価を調べたりしながらただただひたすら歩く。ジムで身体を動かしたせいか、足だけでなく上半身も動かしたくなり、時々腕を回したりしながら歩く。
目的地付近に着いて、チェーンのカフェでコーヒーフロート。
今朝の喫茶店で読み終えることができなかった本を再び読む。

月曜日は有給休暇を取得していた。
直前まで予定を立てていなかったけれど、疲れている様子の娘を気分転換に誘った。
わたしも娘も「決めてくれたら行くけど、行きたいところ・・うーんどこでも。」タイプなので、どれだけ話しても全く行き先が決まらない。
仕方がないので、娘の喜びそうなところを何か所か探し行き先を告げないミステリーツアーということにした。
上の子を幼稚園に預け、下の子をベビーカーに乗せた娘と10時ごろ合流。

まずは朝食からスタート。
駅近くの「チェーンの喫茶店」「マクドナルド」「ミスタードーナツ」「モスバーガー」のどれかでモーニングメニューを食べる。
それでも「え、おかあ(わたし)はどれがいい?」と迷う娘。最後は「じゃぁ朝マック」と決め、久しぶりだと言うマフィンを楽しむ。

そこから電車で浅草へ。少し歩いて合羽橋へ移動。合羽橋は食器具・包材・調理器具・食品サンプル・食材・調理衣装などの各種道具が揃う問屋街。

服やアクセサリーより、今は実用品を見る方が楽しめるだろう。
ランチは老舗の喫茶店へ。
娘の「推し」がドラマ撮影で訪れたという画像がTwitter上に残っていた。
そのツイートを見せて娘の反応を見る。
店を出て「浅草寺に行こう」と歩き、途中の団子屋で立ち止まって店の窓に貼られたサインを眺める。

「あ!」という娘。

こちらも「推し」のものが並べてあることを下調べ済み。
こうして短い時間のミステリーツアーを終えた。


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