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でこぼこちゃんはADHDでした

はじめまして!でこぼこちゃんです。

初投稿なので、まず自己紹介から始めさせていただきます。

わたしは20代の学生です。大学では心理学を専攻しています。わたしの特徴を端的に3語で表すと、「多趣味」「敏感」「ぼんやり」です。

わたしの特徴1:多趣味

1ミリでも面白そうと思ったことはすぐ詳しく調べるクセがあるので、気付くとがっつりハマってることが多いですね。
ちなみに今ハマっているものは、大学での研究、イラスト、音楽、アイドル、お笑い、パズル、乗り物、写真、読書...と、あげ始めるとキリがありません。

わたしの特徴2:敏感

五感がめちゃくちゃ敏感です。
特に聴覚が敏感で、幼い頃から苦手な音がたくさんありました。未だに換気扇の音や水の音、重低音がとても苦手です。
味覚もかなり敏感で、高校生になるまでフルーツくらいしかおいしく食べることができませんでした。(今思うと母親泣かせですよね…)

わたしの特徴3:ぼんやり

わたしは、本当にぼんやりしています。

・友達の話を聞き逃す。
・すぐ物を無くす、忘れる。
・自分が何をやろうとしていたかすら忘れる。
・友達と勘違いして知らない人に話しかける。
・頻繁に怪我をする。
…このような不注意ムーブは日常茶飯事です!

ですが、高校生くらいまでは「ぼんやり」が大きな支障になることはありませんでした。そのため「少しうっかりしたとこもあるけど真面目なヤツ」くらいの位置づけで、周りから責められることもなく呑気に暮らしていました。

ところが、大学生になった瞬間、現実を突きつけられるのです。

大学進学、そして「でこぼこちゃん」との出会い

大学に進学し1人暮らしを始めて、わたしの人生は変わりました。

・バイトで救いようのないミスを繰り返す。
・起きているのになぜか電車を乗り過ごして予定に遅れる。
・レポートの細かいミスが多くて注意される。
・仮免許試験で一発退場を食らう。
・原付教習で教官の話し中にうっかり走り出してしまい厳重注意される。
・家電から火を出す。(しかも一度ではない)
…他にもたくさんあります。

大学生になると、多くの行動に責任が伴います。そのため、周りに不注意を指摘されたり怒られたりすることが急激に増えたんです。
気付いた時には「不注意なミスが多い、普通と少し違う人」という位置づけになっていました。

わたしは、約20年生きてきてようやく、自分が「でこぼこ」な人間なのだと自覚しました。

でこぼこちゃんはADHDだった

わたしは「でこぼこちゃん」なんだ。そう認識した瞬間、大学のカウンセリング室へと足を運びました。1人で悩んでいてもラチがあかない、プロに助けてもらおう!と考えたのです。

そして、カウンセラーに勧められるがまま、心理検査(WAIS-Ⅳ)を受けに行きました。その結果、わたしの脳ミソが持っている能力にはかなり大きなでこぼこがあることが発覚しました。

そう、わたしはADHDだったのです。

でこぼこちゃんにできることは?

ADHDだった。分かった瞬間、今までの苦しさ全てが腑に落ちました。

自分はどうしてこんなにミスが多いのか。毎日自分を責め続けていたら心が壊れてしまい、半年ほど大学を休学していたこともありました。

ですが、ADHDな自分と向き合い、自分の特性(得意、不得意)を認めたことで「得意な○○を生かして、不得意な××を補う。それでもカバーしきれなければ周りに助けてもらう。」というように、今後の生き方の戦略をかなり具体的に練ることが出来たのです。

こうした作戦を練ることで、わたしは格段に生きやすくなりました。
そして、自分の生活にゆとりを持てるようになってくると、今度はこんなことを思うようになりました。

それでは、でこぼこちゃんにできることって何だろう?

じっくり悩んで出した答えは、「特性とうまく向き合う方法を発信して、少しでも多くの当事者たちに届けること」でした。

最後に

これからは、日々の発見や困難さなどをイラストにして、みなさんにお届けしたいと思っています。少しでもお役に立てたら嬉しいです。

「でこぼこ」であることがたまらなく愛おしくなるような、クスッと笑える楽しいものをお届けできたら幸いです。

ぜひたくさんの方々の目にとまればなあと思います。

どうぞよろしくお願いします!!

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