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【BOKO】知覚統合力サポート大作戦

どうも、でこぼこちゃんです。

今回は、でこぼこちゃんの「ぼこ」の部分(不得意な部分)に着目します。

これから先、不得意さに焦点を当てた記事には、親しみを込めて「【BOKO】×××」というタイトルをつけます。
あえてローマ字にしたのは、不得意な部分を愛おしく思えるようなポップさ、目を引くユニークさを重視したからです。

これからも、不得意な部分をポジティブに捉えられるような記事作成を目指していきます。

記事を読んでいただく前に

この世界に自分と全く同じ顔の人が存在しないように、脳ミソのあり方(能力の特性)も人それぞれです。
そのため、もちろんADHDの診断を持つ人の中にも、様々な特性を持った方がいらっしゃいます。

ですので、本記事は「ADHD全員がこんな特性を持っているんだ!」という目線ではなく、「ADHDの人の中にはこんな特性で悩む人もいるんだ!」というような目線で読んでいただけたら幸いです。

それでは本題に移ります。今日のテーマは「知覚統合力サポート大作戦」です。

知覚統合とは?

「知覚統合」とは、目で見たものをもとに推論したり、情報をまとめたりすることです。

でこぼこちゃんは、知覚統合力が他の能力と比べると極端に低いんです。
さらに、目で見た情報が複雑になればなるほど混乱するという特典付きなので、対処法が必要になってきます。

※皮肉なことに、でこぼこちゃんは大学で「人は目で見た情報をどう処理しているのか」について研究しています。

知覚統合力をサポートするには

でこぼこちゃんは、次のような悩みを抱えています。

・地図が全く理解できない & 方向音痴。
・さっきまで使っていた物をすぐ見失って探す。(かなり頻繁)
・状況を見て臨機応変に対応できない。
・物事の優先順位がつけられない。

…自分の目を何度節穴だと思ったことか分かりません。

わたしは、知覚統合の苦手さをカバーするために、2つのことを実践しています。

1つ目は、目に入る情報をできるだけシンプルにすること、2つ目は、頭が散らかってきたら書き起こしてみることです。

作戦1つ目:できるだけシンプルにせよ!

でこぼこちゃんは不注意なので、たくさんのものを一気に目にすると、どれに注意を向けなくてはいけないのか分からなくなってしまいます。

それなら話はカンタン。できるだけ目に入る情報をシンプルにすれば良いのです。

具体的には、「絞る」ことと「しまう」ことです。

絞る:苦手な物(図形やグラフ)は1つずつ見る。
しまう:作業環境をできるだけさっぱりさせる。(不必要な物は全てカバンの中へ!)

とにかく目に入る情報を最小限に抑えて、1対1で戦うのです。

タスクのわんこそばをする感覚です。

※画像はイメージです。

作戦2つ目:思考がごちゃごちゃしたら書き出そう!

でこぼこちゃんは不注意な上に頭の中がぐちゃぐちゃなので、頭の中で情報をまとめられない傾向があります。
そのため、その場の状況を見て適切な行動をとることが非常に難しいんです。

わたしは、目で見たものや状況に対する考えがまとまらないとき、必ず考えたことを箇条書きでメモします。
(たまたま昨日からコピー機の調子が悪いので、今回はそれを例にとって考えます)


そして、最も大切なことは何なのか考えます。

わたしは「何が大切か」「何が優先順位の高いことか」という選択が苦手なので、迷ってしまったら友達や先生に決めてもらっています。
努力した上で人に頼ることは、恥ずかしいことではありません。

雑多な中から必要な物を見つけ、思考をつなげていく。独立した点と点を厳選し、線で結んでいくことが大切です。

最後に

今回取り上げたのは、あくまでわたしの特性に合った解決方法ですが、少しでも多くの人の手助けになれば幸いです。

わたし自身もまだでこぼこで悩むことがあるので、他にもこんなライフハックがあるよ!という方いらっしゃいましたら、ぜひご助言下さい。

今日も、読んでいただきありがとうございました。

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