就活生の9割が悩む就活の「自己分析」今からできるおすすめの方法を教えます（ワークシート付）

はじめに

4月になり、22卒の方は就活も佳境、23卒の方はサマーインターンの存在を意識し始める時期になったのではないでしょうか。
学生の方の話を聞いていると、驚くことに、22卒の方の中には「3月からはじめた」「面接はまだ未経験」という方もいらっしゃいます。
今回はそんな、レイトマジョリティ組の22卒の方や23卒でこれから自己分析を始める方向けに企業選定に繋がる自己分析の手法についてまとめていきます。
こちらの動画でも解説していますので、テキストが苦手な方はyoutubeをご覧ください。
https://youtu.be/wWTWnpmIOS0

志望企業決定のための自己分析

自己分析は志望企業決定のためと志望企業合格のための2種類が存在します。
その中でも今回は、志望企業決定のための過去ベースの自己分析と未来ベースの自己分析についてを取り上げていきます。

過去ベースの自己分析

過去ベースの自己分析は、小学校～大学時代の経験を棚卸し、自分の趣向と適性についてを分析します。
趣向というのは好きなこと嫌いなこと。適正は得意なこと不得意なことです。
棚卸するときは、その経験の中でどう思ったか(嬉しかった、楽しかった、つらかった、苦しかったなど)や、その経験をどのように乗り越えたか、まで思い出せるとよいでしょう。

また、趣向と適性を見つけていくには他にもやり方があります。
世の中には自己分析ツールがたくさんあり、趣向と適性について色々な適性検査を受けることが可能です。
自己分析をいろんなツールでやるときにいくつか注意点があります。

①ジョハリの窓
1つ目の注意点はジョハリの窓を意識すること。
ジョハリの窓とは、人間は「開放の窓」「盲点の窓」「秘密の窓」「未知の窓」という四つの窓を持っている、という概念です。

・「開放の窓」は自分も他人も知っている自分。
・「盲点の窓」は自分は気づいていないが他人は知っている自分。
・「秘密の窓」は自分が知ってるが人は気づいてない自分以外は誰からも知られない自分。
・「未知の窓」は自分を含め、誰も知らない自分。

自己分析のポイントは「開放の窓」をどんどん広げることです。
世の中の自己分析は、自分も他人も知っている「開放の窓」を通して行われます。
「未知の窓」や「盲点の窓」が存在しているが、そのことに触れることができずに、自己分析を進めてしまいます。

しかし、真の自分というのは潜在的な自分の中にあることが多くて、表面的な自分のみで行う自己分析では不十分なのです。
潜在的な自分を自己分析に反映させるために、「未知の窓」「盲点の窓」を狭めて、「開放の窓」を広くしていくことを心がけましょう。

②他己評価
そしてもう1つ注意点があります。
「盲点の窓」を突破しないといけないということです。
就活における企業からの評価は、企業の人(=自分以外の人)が評価するので、”自分は気づいていないが他人は知っている自分”である「盲点の窓」を少なくしていくことが必要になってきます。

そのためには、自分で自分のことを分析していくだけでなく、自己分析に「他己評価」を織り交ぜていくことが重要です。
他己評価は、自分の友達や家族など周囲の人に「私ってどんなことが苦手?」「どんなことが得意?」「長所は?」「短所は」「直してほしいところは?」などさまざまな質問をしていくことで得られます。

未来ベースの自己分析

未来ベースの自己分析は理想の将来像をいくつか自分で選んで、その理想の将来像を実際に達成するための要件は何かというのを考えます。
そして、その要件を満たす仕事とか会社を選ぶのが未来ベースの自己分析による企業の決め方と言われています。

しかし、未来ベースの自己分析にも注意点があり、理想の将来を想定する時に自分の願望ベースでやってしまうという傾向があります。
本来は、過去から現在の自分の正しい特性を理解して自分の価値観と合致させるということがとても重要です。

DEiBA推奨の自己分析

今回皆さんにオススメする簡易な自己分析・DEiBA式自己分析を実際にやってみましょう。

この自己分析は価値観を理解して、過去の行動を振り返ることによって皆さんの潜在的な意識を分析する手法です。

10分ぐらいで行えるワークシートになりますので、ぜひ実施してみてください。

ワークシートはこちら
https://drive.google.com/file/d/12b6g4xs0Yy_CWX3l0u3Vw9PQtA5DHIUK/view?usp=sharing

自己分析についてのさらに詳しい記事はこちら
https://deiba.jp/s/interview/view/1553

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