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人から嫌われる人は、自分が嫌い。

自分が嫌いな人は、人から嫌われる。

なぜなら、
自分さえ好きになれないのに、
人を好きになる余裕なんてないからです。

好意を受けても、
「こんな私を好きになってくれるはずがない」
と疑ってしまうのです。

好意がある相手はなぜ疑われなければいけないのかと
思ってしまうのが普通です。

じゃあどうすれば人間関係をよくできるのか。
それは「自分を好きになること」です。
これができるだけで劇的に変わります。

今回は、鏡の法則と必然の法則というお話から
自分を好きになる方法について書いていこうと思います。

私の経験も交えてお話しますので、よければ最後までご覧ください。



☞相手は鏡の本当の心理

「相手は鏡」ということは

僕は、自分の仕事に文句ばかりつけてくる上司と同じなの?
私は、会うといつも恋人の愚痴ばかりいう友人と同じなの?

そういう要素はある、とお答えします。

いや、私は・僕はそんなこと絶対にない!
と思う方も多いと思います。

では、心理学者のユングが提唱した
「鏡の法則」に基づいてお話します。

鏡の法則は、
「相手の言動・態度は自分を映し出している投影である」

仕事に文句ばかりつけてくる上司は、
過去に友人の仕事に文句をつけていた自分の投影。
恋人の愚痴ばかりの友人は
過去に両親の愚痴を言っていた自分の投影。

つまり相手の行動に嫌な面が見えたのなら
自分にもそういう面があるのかもしれないという考え方です。

相手は自分の価値観を映し出した投影と言えるので
価値観がなければ見えないと言えます。

つまり、
他人の仕事に文句をつけたことがない人は
同じ経験をしていても何も思わない。
他人の愚痴を言ったことがない人は
愚痴を言っている人がいても気にならない。
という法則になります。

納得できない方も、もう少しお付き合いください。



☞自分も嫌な面があるのかもしれないけど
 どうしても許せない

許せない気持ち、よくわかります。

私も中学の頃、仲の良い友達からいじめられた経験があります。
その時は本当に許せなかったし「なんで私なんだ」と恨みました。

でも、いま振り返れば気に食わない子に
いじわるをしたことが絶対にないのかと問われれば
自信を持って、はい。とは言えないです。

キツい言い方になってしまいますが
相手は違えどあなたも同じ行いをした経験があるんです。

でも、私はここで考えを止めてしまっていたら
「最低なことをした、最低な人間だ」
と、いまでも悩んでいたことでしょう。

でも私はもう一つの法則で救われました。



☞あなたを救えるかもしれない、もう一つの法則

あともう一つ、「必然の法則」という法則があります。

「人生で起こる問題はすべて起こるべくして起こっており
自分に解決できない問題は起こらない
さらにそれらはすべて大切な気付きを与えてくれる」

私を例にすると

いじめは起こることが決まっていました。
私はこの問題を解決するため勇気を出して母親に相談をしました。
母親は親身に相談に乗ってくれ、担任の先生にも掛け合ってくれました。
そして、いじめられた友人と一対一で話す機会を設けてもらいました。
そこで和解することが出来ましたが、それ以降話すことはなかったです。

ですが、私はこの経験で得たものがたくさんあります。
・母親との仲が深まった
・自分の悩みに親身に寄り添ってくれる人たちがいることを知った
・人に寄り添う大事さを知った
他にも得たものがあるんだと思いますが、
この3つがいまの私を支えてくれています。

いまでも母親とは何でも話せる仲で、ものすごく支えてくれています。
私のことを大事にしてくれる人をより一層大事に思うことができています。

それだけで本当に幸せだと感じられているんです。

だからみなさんにもこの法則があることを知っておいてほしいと思います。



☞いまは嫌いな自分を好きになるチャンスが訪れている

いまは、あなたの過ちがあなたに返ってきています。
でも、以前の過ちを反省して変われるチャンスでもあります。

嫌いな自分を好きになるチャンスです。

「自分が嫌いだ」という人になかなか人は寄ってきません。
なぜなら、自分さえ愛せない人が他人を愛せるわけがないからです。
自分に好意がない人と仲良くしたいとは思いませんよね。

ただ、ここまで読んでくれているということは
きっといまはすごくしんどい時期ですよね。
いつまでこんなことが続くんだろうとか
きっと変わらない、と考えますよね。

でも、もし少しでも現状を変えたいと思うなら
自分を変える努力をしてみてください。

そんなの無理だし、相手に変わってほしい。
と思うかも知れません。
でも相手を変えることの方がエネルギーを使いますし
そもそもあなたの力では相手を変えることはできません。

だからまず自分の過去の過ちを許すことから始めてください。

許すことができたら自分をほめてあげてください。
過ちを認めることってなかなかできることではありません。

そして、嫌な相手のことを昔の私に似てるなぁ、なんて思えたら
きっとあなたは気持ちが楽になり、余裕がでてくるはずです。

そんなあなたを好きと言ってくれる人は必ず出てきますし
その時、その相手を全力で大事にしてあげてください。

あなたの幸せを心から願っています。



追伸:私のブログは語りかける系の投稿になりつつある。

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