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【発達障害】マイペースが乱されるのは嫌!心身を整える3つのコツ

発達障害のある人は、自分のペースが乱されてしまうと、心身のバランスを崩してしまう人が多いのではないでしょうか。

ペースが乱される要因としては、たとえば以下のこと。

  • 仕事が忙しくなる

  • 日常生活の変化(転職、転居など)

  • 人間関係の問題(イジメ、パワハラなど)

ふつうの人なら、大波をサーフィンでもするように乗り切れても、発達障害のある人は、大波に飲まれて溺れそうになることも。

ASD当事者である私も、ここ一か月はトントン拍子に行かなくて、何度も撃沈しそうになりました。仕事の繁忙期と、同僚の休職が重なって、いつも以上に業務を抱え込んでいたからです。残業で夜遅くに帰って、倒れるように寝込む日が続いていました……

私が心身を整えるために、リアルタイムで取り組んでいる対策を、3つ紹介しますね。


1.倒れる前に休む

バタンと倒れる前に、手を打つ。これは基本です。

私はとにかく倒れる前に、早めにパジャマを着てベッドで眠るようにしました。今は夏だから、寝落ちしても問題なさそうだけど、悪い睡眠になりがちです。私も床でうっかり寝てしまって、身体のあちこちを痛めました……

「早く寝る」「長く寝る」というよりも、「良い睡眠をとる」というのがポイントですね。睡眠は体内リズムを整える土台です。

発達障害に関する著書で有名な借金玉さんは、スケジュールについて、「休み」から先に決めるべきだと主張しています。それには私も同感です。

2.こまめに運動する

仕事や家事のちょっとした隙に、ちょくちょく身体を動かすのもいいです。運動する時間を作るのが難しいときも、スキマ時間なら積み重ねることができるでしょう。

私は、あまり駅のエスカレータは使わないで、階段を昇り降りすることが多いです。一駅分歩いて、気分転換することもあります。勤務先が半年前に移転してから、周辺の様子は知らないことばかり。足を延ばすと、未知の風景に出合います。

周囲の変化や刺激に対応しきれないとき、フリーズしてしまうことはありませんか? ジーっとしていると、身体が凝り固まって、かえってグッタリしそうです。運動することで、血の巡りがグングンよくなって、気分もリフレッシュできます。こだわりが強く、ON/OFFのスイッチがうまく切り替えられない人には、特におすすめです。

3.「できないこと」でなく「できたこと」を探す

体調不良や忙しさゆえに、できないことが増えてしまうと、ますます落ち込んでしまいそうです。それよりも、できることに注目して、それを褒めたほうがいいです。

私は今年から毎日、3行日記を付けています。その日できたことを3つ書き出して、「えらい!」「よくがんばった!」と、ポジティブな言葉で結ぶという内容です。

自慢できるようなスゴイことは、全く書いていません。「お弁当作った!」とか「お風呂に入れた!」とか「メールの返信をした!」とか、そんなことばかり。しかも、「!」マークがやたらと多いのが特徴です。日記を付ける前に寝込んでしまって、翌朝の通勤電車の中で書くのが習慣になりつつありますが……「日記を続けてスゴイね」と、自分を褒めたたえるようにしています。

まとめ

私が心身を整えるために、習慣化していること……

  1. 倒れる前に休む

  2. こまめに運動する

  3. 「できないこと」でなく「できたこと」を探す

よくよく考えたら、「ふつうのことじゃん!」と叫びたくなります。でも、「ふつうのこと」など、何もないんですよね。休むことも、動くことも、生活ができていることも、しみじみするほど奇跡です。


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