【初・Kindle出版！】6/24～発達障害とコミュニケーションについての本を出します
私に発達障害（ASD）があると分かったばかりのころ。
ありとあらゆる書店や図書館に足を運んで、「発達障害」の札がある本棚を見上げては、ぼう然としました。読みたい本がとにかく置いていないのです。
ASDがあると判明したのは、コールセンターに勤めていたのがきっかけです。コミュニケ―ションが大の苦手で、それを改善したい思いでいっぱいでした。ところが、当事者が会話術について書いた本が、どこを探しても見つからないのです。
当時の私のように、コミュニケーションに関する情報を求める当事者は、きっと多いのではないでしょうか。上から目線ではなく、等身大で寄り添ってくれるような情報です。
「まだ世の中にないのなら、自分で本を書いてみよう！」
やがて私はそう思い立ちます。
6月24日（土）
Kindieで初めて出版します。
ASD当事者が丸々一冊コミュニケーションについて語っている、非常にめずらしい本です。
本書の内容紹介
ASDがある人のコミュニケーションの悩み……って、どんなものがあるでしょう？
「長い話が苦手」
「早口が聞き取れない」
「あいまいな言葉に戸惑ってしまう」
「会話がすれ違ってばかり……」
上記のように、「会話そのものが苦手！」という悩みも、もちろんあると思います。
苦手のオンパレードである自分に対して、さらにずっしりと落ち込んでいる当事者も多いのではないでしょうか。
「障害に引け目があって、言いたいことが言えない……」
「障害に理解を得られなくて、ズケズケ言いすぎてしまう……」
この二つは矛盾していますが、根っこの部分はつながっています。
どちらも、自分の本音を伝えられない切なさがあります。
本書で何よりもお伝えしたいのは、そのままの自分でいられるコミュニケーションの方法です。「言えない」と「言いすぎる」の黄金バランスを保って、自分の本音を「言える」コツを紹介しています。
なお、本書ではビジネス・コミュニケーションを中心に解説。
具体的な事例や対策を、数多く取り上げました。
会社勤めを長年続けている当事者にしか、書けないような内容です。
（本書で紹介している内容は、プライベートでも応用可能です）
ご協力くださった皆さま
本書は私ひとりで書き上げたものではありません。
さまざまな方々とコミュニケーションしながら作成しました。
同じ当事者、支援者、起業家、出版経験者、プロのライター……皆さまの貴重な声を取り入れながら、出版することができました。
心から感謝いたします。
株式会社Nextwel
障害者支援事業を行っている会社です。
福祉の情報サイトWelSearchを運営。私はライターとして参加しています。
本書の出版にあたり、代表の日野さんからは、お力添えをいただきました。
株式会社YOSCA
編集プロダクションです。
Webライティングなど、文章作成に関する業務を行っています。
私はYOSCAのライター講座を受講。ライター講師のご助言をきっかけに、本書の執筆を決意しました。原稿作成中も、さまざまなアドバイスをいただいています。
一般社団法人からふる
障害がある子どもから成人までをサポートしている団体です。
アートワーク制作事業を手がけ、就労継続支援B型事業所を運営しています。
このたびは本書の表紙デザインをお願いしました。とても素晴らしいイラストを描いていただいたことは、いい記念となりました。
多くの方々の想いを一冊に込めて、出版いたします。
もしよかったら、ご覧になってくださいね。
概要
タイトル
発達障害の私がほっと楽になるコミュニケーション
ー自分らしく働ける話し方ー
出版日
2023年6月24日（土）
出版方法
Amazon Kindle
※電子書籍を先行販売。
※ペーパーバックは準備が完了次第、出版いたします。
（遅くとも7月には出版予定）
価格
電子書籍版：250円（8/1～380円）
ペーパーバック版：780円（8/1～850円）
※7月31日までキャンペーン価格で販売します。お買い求めはお早めに。
※Kindle Unlimited（読み放題のサービス）に登録予定です。
【2023.7.1追記】
ペーパーバックを6月29日に発売しました！
ただ、大変申し訳ございませんが、当初案内していた販売価格を750円から780円変更いたします。簡単に理由を説明すると、税別と税込の価格を勘違いしていたからです。税別750円なら税込825円で販売できても、税込750円では最低価格を下回ってしまい、販売できません……値上げてしまい、本当にごめんなさい！
前回お伝えしたように、ペーパーバックは障害者団体に無料で差し上げる計画をしています。そのことについては、日を改めてご案内いたしますね。
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