まほ

ASD/ ADHDを応援!自分らしさを大切にしたいあなたへ、生きやすくなるヒントを発信…

まほ

ASD/ ADHDを応援!自分らしさを大切にしたいあなたへ、生きやすくなるヒントを発信中。人事(メンタルヘルス・マネジメントⅡ種取得)。ブロガー&ライター。詩と歌が好き。HSS型HSP。(旧HN:あすか)

マガジン

  • デコとボコの共同運営マガジン

    • 1,691本

    発達系の記事を発達系に興味がある人に届けるための共同運営マガジンです。ご自身が発達障がいの方、お子さんが発達障がいの方、発達を支援する団体の方など、発達障がいに少しでも関連があれば誰でも参加することができます。診断ついていなくても大丈夫です。参加希望の方はその旨のコメントをお願いします。

  • 発達障害を和らげる方法

    ASD/ADHD当事者の実体験をもとに、発達障害の生きづらさを軽くするコツを紹介中。

最近の記事

  • 固定された記事

【初・Kindle出版!】6/24~発達障害とコミュニケーションについての本を出します

私に発達障害(ASD)があると分かったばかりのころ。 ありとあらゆる書店や図書館に足を運んで、「発達障害」の札がある本棚を見上げては、ぼう然としました。読みたい本がとにかく置いていないのです。 ASDがあると判明したのは、コールセンターに勤めていたのがきっかけです。コミュニケ―ションが大の苦手で、それを改善したい思いでいっぱいでした。ところが、当事者が会話術について書いた本が、どこを探しても見つからないのです。 当時の私のように、コミュニケーションに関する情報を求める当

    • 【祝2周年・100記事目!】自分らしいnoteの続け方

      私がnoteで文章を書くようになってから、明後日(2024/5/1)で丸2年になります。そしてこの投稿で、何と100記事目! 偶然にも節目が重なって、我ながら驚いているところです。マイペースながらもここまで続けることができたのは、読んでくださった皆さまのお蔭です。本当にありがとうございます! 今日は2つの節目を記念して、noteの続け方について書いてみようと思います。 自分が自分にとっていちばんの読者実はこの原稿を仕上げるにあたって、少し落ち込んでいたんです。 私がno

      • 敏感で繊細…HSPの私が転職してよかったこと

        私が会社勤めを続けるにあたって地味に必要なもの……それは耳栓。 HSP(*1)のため、周りからの刺激を過剰に受けやすいからです。職場がガヤガヤしていると仕事に集中できないし、イライラしている人が側にいると居心地が悪くなります。結果、内臓が雑音にまみれているんじゃないかと思えるほど、疲れが溜まってしまうんですよね。 私の周りにうっすらと繭のようなバリアを作るため、耳栓は欠かせません。 そんなバリアをドーンとぶち壊すような事件が、昨年の秋に勃発しました。勤務先の事業再編です

        • うつから回復するために実践した、たったひとつのこと

          うつとは、先が見えない氷雨のよう……私自身、この冬はうつで閉ざされていました。心の奥は暴風雨だったと言っても過言ではありません。 勤め先が大規模な事業再編したことにより、職場環境がガラリと変わり、業務量もどっと増えたからです。今まで通り働いてはいたものの、通勤電車に揺られるだけで辛く、夜遅くに帰宅してぐったり寝込む日々が続いていました。 そのような渦中で、何と転職することに。新しい職場で働くまでには、心身を整えたいと思いました。 私が徐々に晴れわたるように回復した秘訣を

        • 固定された記事

        【初・Kindle出版!】6/24~発達障害とコミュニケーションについての本を出します

        マガジン

        • デコとボコの共同運営マガジン
          1,691本
        • 発達障害を和らげる方法
          67本

        記事

          お正月を迎えられるのは奇跡…北陸の地震に寄せて

          新年あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。 毎年、お正月を迎えるたびに、実感することがあります。 「今、ここにあるものは、決して当たり前ではない」……ということ。 明るく暖かな初日の出。 美味しいおせち料理やお餅。 自分や身近な人たちの笑い声。 それは、生きていればこその奇跡です。 元旦というと、本年の抱負に胸がふくらみますよね。ところが、無から有を生み出すことはできません。 0にはどんな数を掛け算しても、0のまま。 逆にいうと、0.00

          お正月を迎えられるのは奇跡…北陸の地震に寄せて

          発達障害でも転職を決めることができました!

          またもや1か月ぶりの更新となりました。 前回もお伝えしたとおり、勤務先が事業再編されたため、この年末も忙しさで揉みくちゃにされていたのですが、 「これをnoteに書かなければ、年は越せなァァァーーーい!」 ……という報告があって、渦中からひょっこり顔を出します。 実は来春、転職することになりました。  今よりも自宅に近い職場で、勤務時間も短くなるのに、何と給与はアップします! しかもテレワーク制度があるので、通勤も楽になりそう。これまでと同じ人事のため、経験も活かす

          発達障害でも転職を決めることができました!

          発達障害、生きているだけですごい。

          光陰矢の如し……noteを前回投稿してから、あっという間に1か月が過ぎてしまいました。いつもご覧くださっている方で、密かに心配していた方がいらっしゃいましたら、申し訳ございません。 実は水面下において夏頃から、大規模な事業再編の話が勤務先で持ち上がっていました。この秋に数百人がごっそりと退職していくなか、人事でその手続きに追われていた私は、すっかり心身のバランスを崩してしまうことに。 私は約10年前に発達障害と診断されてから、ずっと同じ医療機関のお世話になっていたのですが

          発達障害、生きているだけですごい。

          発達障害は見えない障害…当事者がヘルプマークに思うこと

          最近、不思議と、赤地に白十字が描かれたヘルプマークをよく目にします。 ヘルプマークとは、外見からは分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の人にそれを知らせるマーク。東京都がはじめたこの取組みは、今や全国的に広がりつつあります。 私は週5日、電車通勤をしているのですけど、1〜2日に1回はヘルプマークを見かけていますね。内閣府の調査によると、日本における障害者の割合は約7.4%(平成28年現在)。ヘルプマークをつけている人と毎日のように道ですれ違っても、何らおか

          発達障害は見えない障害…当事者がヘルプマークに思うこと

          発達カフェ"Book Cafe Co-Necco"訪問記…みんなで守り育む居場所

          先日、ようやく、「Book Cafe Co-Necco(こねっこ)」を訪問することが叶いました。 Co-Neccoは、発達障害のある人たちの居場所づくりをめざしているカフェです。就労継続支援B型として、当事者が働く場所でもあります。ASDの私にとっても、ほっと肩の荷を下せる場所でした。 なぜ、こんなにも心地いいんだろう?と考えたとき、ひとつの答えが胸に込み上げてきました。 店主の上口さんはもちろん、店員さんや常連のお客さまも、この心地よさを守り育もうとしているんですね。

          発達カフェ"Book Cafe Co-Necco"訪問記…みんなで守り育む居場所

          発達障害のある人が、普通に合わせるよりも大切なこと

          発達障害のある私が、子どものころを振り返ったとき、何より辛かったこと…… それは「平均点」を求められることでした。 「合格点」でも、ましてや「最高点」でもありません。 苦手なドッチボールを、人並みにできるようにがんばったり。 国語辞典が愛読書なのに、クラスメートと言葉を交わすのが怖くて、口をつぐむようにしたり。 普通の女の子に見えるように、本来の自分を見せないようにするのは、息を奪われるように苦しかったです。もう、窒息死しそうなくらい。 大人なった今でも、平均点を暗に

          発達障害のある人が、普通に合わせるよりも大切なこと

          国会図書館にKindleペーパ―バックを納本しました

          私は6月にKindle出版したとき、電子書籍だけでなく、何が何でもペーパーバックも作ろうと思っていました。 お世話になった方や希望される方に、無料で差し上げたいという気持ちが強かったからです。でも、今だから言えることですが、実はささやかな野望も抱いていました。 それは、国会図書館に納本すること。 国会図書館は、日本の図書館の最高峰。国内で出版された全ての本を収集する図書館です。その蔵書数はなんと約4622万冊(2021年現在)。人気のある漫画や雑誌も、絶版されたレアな本

          国会図書館にKindleペーパ―バックを納本しました

          発達障害の理解が広がるように、世間が早く追いついてほしい

          「生まれてくる時代が早かったかも」 発達障害があることに気づかないまま、大人になってしまった当事者として、ふと感じることがあります。 ADHDで多動な子だった私。当時はADHDなんて言葉は、ほとんど知られていません。小学校では脱走を繰り返し、遅刻はもはや常習犯。世間からは落ち着きのない子だと、レッテルを貼られてばかりいたけれど……もう少し後に生まれていたら、多動は脳の特性ゆえと認められて、すくすく育つことができたかもしれない…… 私は世間に追いつめられるように生きてきま

          発達障害の理解が広がるように、世間が早く追いついてほしい

          『発達障害の私がほっと楽になる…』読書感想文・大公開!(1)

          『発達障害の私がほっと楽になるコミュニケーション』という本を、6月にKindleで自己出版しました。著書名の通り、発達障害のある当事者として、会話が楽になる方法を提案している本です。 出版以来、多くの方から感想文をいただきました。メールを送ってくださった方、noteやブログなどで紹介文を書いてくださった方……私が強くお願いしていないにもかかわらず、温かく思いのこもった感想を伝えていただき、こちらが驚いたほどです。 最初のうちは、感想をこっそり独り占めしようと考えていたので

          『発達障害の私がほっと楽になる…』読書感想文・大公開!(1)

          障害のある人に優しいブックカフェ・リスト(発達障害中心)

          日本全国には、障害者にかかわるカフェがいくつかあります。 同じ悩みがある人が交流できるカフェ、当事者が店員となって活躍するカフェなど…… それらのカフェのなかには、障害をテーマにした本を数多く置いているブックカフェもあります。お客さまはコーヒーなどを飲みながら、本を読むことができます。 私は6月に、発達障害についての本を上梓しました。このようなブックカフェにお願いして、本を置かせていただくことになりました。 以下、拙著が読めるブックカフェのリストです。 (先着順に掲

          障害のある人に優しいブックカフェ・リスト(発達障害中心)

          繊細で敏感すぎて疲れる人に…予想外に心を癒すひとつの方法

          心、疲れていませんか? 発達障害やHSPの特性があって、繊細な人にとっては、現代社会は特に生きづらいと思います。 パソコンやスマホに向かうことが多く、デジタル疲れを起こしている。 人とのコミュニケーションで、必要以上に気疲れしてしまう。 周囲の人から軽く扱われているようで虚しい。 敏感だと、周囲からの刺激や感情を察知しやすいです。うまく受け流せればいいのだけれど、優しさゆえに抱え込んでばかりいると、疲労が溜まりに溜まってしまいます。例えるなら、そう、ゴミ箱から無残に

          繊細で敏感すぎて疲れる人に…予想外に心を癒すひとつの方法

          発達障害のある人は要注意…熱中症対策と体験談

          「発達障害のある人は、熱中症に気をつけたほうがいい」 私はASD当事者として、そのような主張を無闇にしたくはありません。 ただ、今年の夏は殺人的な暑さ。私も最近、熱中症になりかけました。自身の特性と体験を照らし合わせても、注意するに越したことはないと思います。 厚生労働省のサイトを参考にしながら、熱中症についてまとめてみました。 発達障害のある人が熱中症に注意すべき理由1.感覚鈍麻のため 発達障害のある人のなかには、感覚過敏な人がいます。その反面、感覚鈍麻な人も多い

          発達障害のある人は要注意…熱中症対策と体験談