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国会図書館にKindleペーパ―バックを納本しました

私は6月にKindle出版したとき、電子書籍だけでなく、何が何でもペーパーバックも作ろうと思っていました。

お世話になった方や希望される方に、無料で差し上げたいという気持ちが強かったからです。でも、今だから言えることですが、実はささやかな野望も抱いていました。

それは、国会図書館に納本すること

国会図書館は、日本の図書館の最高峰。国内で出版された全ての本を収集する図書館です。その蔵書数はなんと約4622万冊(2021年現在)。人気のある漫画や雑誌も、絶版されたレアな本も、ありとあらゆる本が勢ぞろいしています。(交通費の負担さえなければ、漫画喫茶に入り浸るより安上りかも。朝から晩まで好きなだけ読み放題です)

国会図書館に所蔵された本は、半永久的に保存されます。著者が亡くなっても、本は無くならないでしょう。

私はいつか出版したら、国会図書館に納本したいと念願していました。わずかな部数の自主出版であってもです。(まあ、納本自体は法律で義務付けられていることですが……)

7月に納本して、最近になってようやく、国会図書館に登録されたのを確認できました。

前置きが長くなりましたが、今回はそのお知らせです。


国会図書館で自著が読めるようになりました

自著『発達障害の私がほっと楽になるコミュニケーション』が、国会図書館の以下2館で閲覧できるようになりました。

本館(東京都千代田区)

東京・本館(国会議事堂や皇居の近く)

関西館(京都府相楽郡)

京都・関西館(京都というより、むしろ奈良寄り…)

2館が遠い場合でも、お近くの図書館が「図書館間貸出制度」に加入していれば、その図書館に取り寄せることも可能です。詳しくは最寄りの図書館に相談してみるといいかもしれません。

(参考)図書館間貸出|国立国会図書館

私の本に限らず、探してもなかなか見つからない本があれば、ぜひ国会図書館に当たってみることをおすすめします。国会図書館の所蔵資料は、以下のサイトで検索可能です。

(参考)国立国会図書館オンライン

国会図書館・東京本館に納本した体験談

国会図書館・入口

ちなみに国会図書館への納本は、ホントにむちゃくちゃ夢だったので(笑)

7月の平日の真昼間に、わざわざ会社の半休を取って行ってきました。国会議事堂の隣にある、東京本館へ。

納本って大多数の方が郵送しているのでしょうけど、私にとっては人生のビックイベント。たとえ炎天下だろうと、足を運ばないなんて選択肢はありません。土曜日や平日の夜遅くは納本を受け付けていないため、いちばん暑い時間帯に大量の汗をかきながら向かいました。

私は東京本館に行くのは初めてだったので、これを機会に登録証を作成していただき、実際に館内に入ってみました。

館内ではセキュリティの関係上、自分の荷物はコインロッカーに預けて、貴重品のみ半透明なバックに入れる必要があります。(バックはもちろん借りられます)

館内に入ると、私と同じように半透明バックを持ち歩いている人たちがウロウロ。椅子に腰かけて本を読んでいる人、端末で検索している人などが見られます。ふつうの図書館とは一味違う、独特な雰囲気ですね。大学や博物館のような雰囲気。

そして、いざ納本の受付カウンターへ。納本の手続き自体は、納本受領書に簡単に記入して、5分くらいで終了。すごく緊張しましたが、とてもいい思い出になりました!

納本受領書・控え

※国会図書館へ自主出版本を納める予定がある方は、公式サイトのこちらのページを参考にするといいと思います。

(参考)Q&A―企業・団体、個人|国立国会図書館

私の場合は15部以上オンデマンド出版していますが、納入出版物代償金の申請は行わず、寄贈しています。発行部数を問われることもありませんでした。お金が関わらなかったため、手続きがシンプルだったのかもしれません。

【お知らせ】

※私の本は絶賛販売中です! 詳しくはこちらの記事をご覧くださいね。

※本のプレゼント・キャンペーンも、引き続き実施中です。


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