見出し画像

発達障害、生きているだけですごい。

光陰矢の如し……noteを前回投稿してから、あっという間に1か月が過ぎてしまいました。いつもご覧くださっている方で、密かに心配していた方がいらっしゃいましたら、申し訳ございません。

実は水面下において夏頃から、大規模な事業再編の話が勤務先で持ち上がっていました。この秋に数百人がごっそりと退職していくなか、人事でその手続きに追われていた私は、すっかり心身のバランスを崩してしまうことに。

私は約10年前に発達障害と診断されてから、ずっと同じ医療機関のお世話になっていたのですが、2か月前にはじめて通院先を変更しました。主治医を変えることになるなんて、我ながら驚きです。

業務量の配慮を求める診断書を、新しい主治医に作成していただき、勤務先に提出。久々に服薬もはじめました。お陰さまで、体調は回復しつつあります。
(まあ、相変わらず残業が続いて、ヘトヘトですが……)


嵐のような日々を過ごし、心にも強風が吹き乱れているのですが、今夜たった一言だけ伝えられるとしたら、

「生きているだけですごい」

この肚から込み上げるような、誉め言葉に尽きます。

これを読んでいる人のなかには、激務で心身を損ねたり、休職や退職に追い込まれたりした方も、いらっしゃると思うんですね。でも、そんな溺れそうな状況のなかでも、息継ぎをしているだけで本当にえらいです。

鬱なときは、生きていることさえ忘れがち。でも、どんなに心身が重くても、けなげに呼吸を忘れないでいるあなたに、かけがえのない価値を感じます。

大事なことなので、もう一度言います。

「生きているだけですごいです」



【お知らせ】

※発達障害とコミュニケーションについての本を出版しました。

※本のプレゼント・キャンペーンを実施中です!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?